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インターバル規制

残業そして長時間対策切り札としてインターバル規制がある。日本では経営者に浸透していません。前日の退社時間から次の日の出社時間までの間の時間をインターバルといいます。ここまで踏み込まないと過労自殺は予防できないのではないかと考えられています。電通の二回目の時間を見るとインターバルが空いていません。一日の労働時間が8時間を超えると割増料金になります。一週間に一日の休日も義務です。医師の場合月一回の休日労働と週一回の宿直が限度です。新潟で研修医が自殺しました、せっかく医師免許をとって微力ながら何よりも患者さんのために頑張ろうというときに。そこで基幹病院は時間外診療をストップさせました。医師も管理監督者とそうでない人とで時間の管理が大きくことなります。関西医科大学の耳鼻科研修医の事件で研修医は労働者になりました、私の時は微妙、残業代は出なかった、研修医の先生は給与が安いから厚生年金に加入しなくてもよいですよとまで言われたがこれが命取り私の厚生年金は230カ月しかない後10カ月ないと私が死んだとき妻に遺族年金がない。神戸市ですら厚生年金の半額を負担するのを逃げていた。きっとこんな話は時効でしょう、弁護士さんや社労士さんに相談する気もしません。私のクリニックは残業ゼロを目指している、子育て支援つまり学童へのお迎えに遅れないために。

漢方医の顔も3度まで

仏の顔も3度までといいますがわたくしのようなはやらない漢方専門医には3度目はありません、流行っている漢方専門医の方も3度目はないなあとおっしゃっていました。2回目までによい何かがないと終わりです。逆にどんな症状も一回でよくなる非常に相性が良い人がいる、梅雨になって湿気が多くなると芳香化湿薬や理気薬が非常に多くなる。なかに麻黄が入るものはいらないものがあるが麻黄が入るとよく効く半面眠れなくなる胃腸障害が起こる敏感な方もある。梅雨を乗り切るには漢方薬で体に中の湿気と空気中の湿気をつまり内湿と外湿をともに取り除かないといけません。外の湿気はダニを増殖させアレルギーを増悪させます。体内の湿気は胃腸虚弱で下痢軟便・全身倦怠感を感じて辛いものです。私はもともと虚弱で体力がありません、しかし比叡山で鍛えた気力と漢方薬の助けで姫路で20年働いていますが病気で休診は今のところ回避できています。次第に湿度が上がり毎日、帯状疱疹や単純疱疹や麦粒腫など免疫力が落ちた患者さんが増えています。皆さん、刺身などは外から湿邪を持ち込みます、食中毒予防の観点からもご注意ください。