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女性のメンタルヘルスを考える会

今日は加古川の商工会議所で女性のメンタルヘルスを考える会に参加しました。講師は兵庫医科大学で一学年下の女性医師でした。講演をかなりなさっているようでわかりやすいおはなしでした。鬱の症状は不安不眠が多く、セロトニンが低下する不安、ノルアドレナリンの減少で意欲が低下する、そして最後はドパミンが減少して快楽つまり喜びの感情が減るそうです。プロラクチンが増加しエストロゲンが減少し焦燥感がつよくなる。うつ病は4割が認知症になる。家事とは24時間労働です、家事には時間短縮勤務はないそうです、実は女性は孤独な存在だそうです。家族以外との意味のある会話が少ないそうです。家事を手抜きできる女性は良い。手抜きできない女性は不安いっぱいです。体重増加と食欲亢進する人が女性のうつ病には多いそうです。不安とは明確な対象がない恐怖だそうです。IBS,PTSD.SAD,PANIC適応障害、強迫性不安障害、全般性不安障害病気ではないと思うから受診が遅れる。海外では女性が多い。日本では性差がないようです。女性は平均28歳で受診となるそうです。

女性9割の医療

女性9割の医療それが漢方です。漢方クリニックは最低でも8割が女性です。女性はまじめだから漢方薬でゆっくりじっくり治そうとする。男性はその時良ければよい。舌下免疫療法も最低3年続ける治療です。舌下免疫療法は私のところでは圧倒的に男性です。妊娠出産授乳があるから舌下免疫療法を勧めるが口がかゆいとかで女性はなかなか続きません。女性は男性の2倍気分障害にり患しやすい。精神疾患は双極性障害の一型を含めて女性が多い。女性は優秀です、だから思春期においては心因性視覚障害にり患する。そして男女平等といわれて高学歴の女性が増え専業主婦は25パーセントしかおられないそうです.専業主婦かどうかは出産後の公園デビューでもグループが変わるらしい。住宅ローンがあるから働く、それとも夫に経済的依存をしていたら離婚できないから専業主婦にはならない。4組に一組が離婚する時代です。精神疾患になぜ女性がり患しやすいかといえば職場・家庭で忙しすぎることに起因しているそうです。少子化に歯止めがかからない。困った時代が来ています。