韓国に次いで2番目に受診が多く、米国に次いで2番目に薬代が高い。これに悪性黒色腫の薬やコレステロールの薬が入ると今年はもっと薬代が上がっているようです。医療費は長期入院や先発医薬品の使い過ぎによって高くなると考えられるのに日本は良質の医療を提供しているとされてきました。今日は藤田学園の総合アレルギー科の矢上晶子先生の話を聞きました。アレルギーは2~3人に一人もっと言うと100年間で100倍に増えたそうです。アレルギー疾患対策基本法が平成27年12月に施行されました。そして地域におけるアレルギー疾患の拠点病院を整備することになっているそうです。日本ではアレルギーを有する患者さんを複数の医療器下で見るのが普通です。それを一つの医療機関で総合的に見るのがアレルギー学会の存在意義です。シャンプーリンスヘアスプレーの防腐剤で顔に湿疹がみられる人が増えているそうです。メチルイソチアゾリノンに対するアレルギーが注目されているそうです。化粧品ではコチニールの赤も要注意です。アイシャドウや口紅の赤、イチゴ牛乳というのも赤色で気を付けるべきだそうです。