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甘酒とガンマオリザノール

ガンマオリザノールが満腹中枢に作用して高脂肪食依存を抑制する効果があるそうです。甘酒を朝食のパンやライスに代わって食べると体重が減る。甘酒の中のガンマオリザノールが注目を浴びている。こんなお話をみなとみらい21のパシフィコ横浜のアネックスホールで行われている相模原臨床アレルギーセミナーで琉球大学医学部の益崎教授の甘酒のお話は感動的でした、昨年から日本経済新聞を読んでいると続々とアルツハイマー病の有力な新薬候補が開発中止になっている。アルツハイマー病でアミロイドベータたんぱくを標的にすることに無理があるという考えになっている。マイクログリアによる炎症のレベルで抑えないといけないのではと益崎教授は考えておられるそうです。益崎教授のお話は本来は糖尿病や動脈硬化です、何度か拝聴しましたがとても分かりやすいです。沖縄の近海には青魚がいない、ライフスタイルがアメリカに通じている。ファーストフードやジャンクフードが蔓延する今の沖縄に朗報です。あさ益崎教授の開発なさった200円の甘酒を食べると腹も違いから昼ご飯が要らん、夕食で甘酒を食すると夜食が不要になる。震災復興の会津の企業と産学共同で甘酒を開発されたそうです。玄米オリザノールはNATUREに掲載されたそうです。

じんましんの講演会

みなとみらい21のパシフィコ横浜で開催されている相模原臨床アレルギーセミナーに参加中です、最近、じんましんの講演会が非常に多い。じんましんの講演が多い理由としてはゾレアのじんましんへの保険適応拡大、ビラスチン、デスロラタジン、そしてもうすぐ発売のルパタジンと薬が多く登場していることも影響している。そしてガイドラインの改定もよていされている。じんましんの1stLINEは非鎮静抗アレルギー薬、2ndLINEは保険適応外のLTRA、トランサミン、3rdLINEはステロイド内服、4thLINEはより多くのステロイド内服、シクロスポリン内服と蕁麻疹の治療はいっぱいあるように見えるが実は保険適応を持っているものは少ない、プロモーションコードができ遵守してメーカーが多く混乱する。患者さんに保険適応外の処方をするとPMDAの救済制度が適応されず自賠責で患者さんに保証しなければならない。つまり保険適応は順守しないといけない。ゾレアが鼻茸を消失させたという話が今日の相模原臨床アレルギーセミナーであったが偶然使ってよくなるのは素晴らしいことです。また演者がおっしゃったことです。蕁麻疹の5パーセントがアレルギー性、特発性蕁麻疹が非常に多い。長期にわたり苦しむ方が多い特発性蕁麻疹の福音となる薬が待たれる。

眼科+何科

姫路では大人のアレルギー疾患はどこに行けばよいのかというご相談をよく受けます。小児科に行くよりここが良いと思ってきました、患者さんがおっしゃるお言葉です。わたくしは全国で30人もいない眼科を基本領域にするアレルギー学会専門医です。今みなとみらい21のパシフィコ横浜で開催されている相模原臨床アレルギーセミナーに参加しています、8月4日から8月5日は大人のアレルギー、最終日の8月6日は小児のアレルギーです、ところが参加者の6割は小児科医だそうです。一人の人をそして一人のアレルギー患者さんを一人の医師が見るのがアメリのアレルギー専門医日本では臓器別で眼科、耳鼻科、皮膚科、呼吸器内科に分かれています、これではアレルギー学会専門医の意義がありません。TOTAL ALLERGISTを育てるため今年も12月16日から17日にかけてパシフィコ横浜ではアレルギー専門医講習会が行われます。私は今の時期目がかゆい人が来たら肘を見ます、ご希望あればアトピー性皮膚炎の治療のします。おそらくじんましんの患者さんを最も多くみている眼科専門医です。コンタクトレンズユーザーで眼科OPなしクリニックは不要な時代が来るのでしょうか、コンタクトレンズ診療は視力を測るだけで良いのか。コンタクトレンズをはめるとカラコンに女性はあこがれる、だから私のところではカラコンは扱っていない。