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姫路眼科の舌下免疫療法

姫路眼科 西川クリニックでは舌下免疫療法を現在すくなくとも30人以上施行しています。特にダニの舌下免疫療法は姫路市では唯一高濃度のアシテアダニ施行者が片手程度はおられます、低濃度のミテイキュアも多くおられます。どちらが良いか誰もわかりません。スギ花粉舌下免疫療法が多いのは全国的傾向です。スギのお薬代は一日100円、ダニのお薬代は200円で保険適応ですからその1割から3割です。12歳以上で保険適応ですから15歳つまり中学卒業までは無料の方も少なくありません。せっかく無料でも部活動に学習塾で継続できない中学生がほとんどです。高校生も続きません、しかし妊娠希望の方が結構続きます。人工授精をしながら舌下免疫療法や漢方薬の服薬をなさっています。相模原臨床アレルギーセミナーの鳥居薬品のランチョンセミナーで千葉大学耳鼻咽喉科の岡本教授がご自身の独自調査の結果を教えてくださいました。なんとシダトレンの臨床治験に参加されたなんと88パーセントが5年後喜んでおられるそうです。

ゾレアと難治性じんましん

ゾレアの私の疑問に対してMRさんがブログを見て早速対応してくださいました。結論は作用機序は良くわからないということです。相模原臨床アレルギーセミナーの最後の話でOITの前投薬でゾレアを用いて海外では良好な結果を得たとのお話を演者から聞きました。ただ日本では保険適応外で高額なので無理なお話のようです。今日届いた第52回日本アレルギー学会の専門医教育セミナーのテキストに先日BAYERのWEBのONDEMANDで繰り返し公演を拝聴したひらぐん先生がテキストに難治性じんましんの治療戦略というタイトルでテキストを書いておられる。その中でオマリズマブがIgE抗体が関与しない蕁麻疹の治療にオマリズマブがなぜ効くのはわかっていないと記載されています。しかしながらメタアナリシスでPLACEBOと優位さがあることも事実と記載されています。なるほどゾレアにはIgE抗体には関係ない作用があるということですね。