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カフェインと尿酸

カフェインが今注目されている。カフェインはプリン体を有するアルカロイドだそうです。脂溶性のメチル基がくっつくと脳内移行が進むそうです。試験前にはあるいは原稿締め切り前には漢方薬特に麻黄を含有する方剤やカフェインを飲んで一時的に元気をいただくそのあと3倍替えして疲れが出てくることは誰でも経験することです。エナジードリンクには36~150mgのカフェインが配合されているそうです。エナージードリンクを介して無制限にカフェインが元気が出る飲み物、元気が出る錠剤として売られておりさらにはアルコールと混ぜて飲むのも流行っているそうです。カフェインはアルカロイドです。若者がエナジードリンクを十分な説明を受けずに服用している。そして依存と耐性という状態を経験し生きるか死ぬかをさまよう。カフェインと尿酸について講演会の中で話題が出ました。従来、生体酸化ストレスは尿酸が高い人で高値を示す。尿酸は痛風や動脈硬化性の疾患を起こし悪者です。メタボの人で尿酸値は高い。第二版のガイドラインでカフェインは尿酸を上昇させないとの記載もある。

そのかゆみ肝臓のせいかもしれません。

肝炎の原因としての肝炎ウイルスは減っている。特にC型肝炎が減っている。肝臓の病気でかゆくなる。かゆみを主訴として皮膚科を受診してもすべての方に肝機能を調べるわけではない。レミッチを使ってみたい患者さんがおられます。そのかゆみ肝臓のせいかもしれません。肝臓からくるかゆみには第二世代非鎮静性抗ヒスタミン薬は無効だそうです。つまりCHEMICALMEDIATERがヒスタミンではないためANTIHISTAMINSが無効というわけです。私もANTIHISTAMESやSTEROID外用でかゆみを抑え込む治療を日々アレルギー疾患で行っています。腎臓・肝臓に病気があるときにはヒスタミンに関係がないかゆみが起こります。中枢性のかゆみです。ミュー受容体・カッパ受容体が関係します。糖尿病の人が20歳以上で1000万人予備軍が1000万人糖尿病を放置するとNASHからのHCCで死亡する。NASHにはお薬がなく糖尿病の治療が現時点で有力だそうです。VITAMINEEとウルソの併用療法では弱いがMAbが出てくるまではNASHには特効薬はなく運動と食べ過ぎ予防だそうです。NASHの繊維化マーカーはないそうです。血小板減少はあてにならないそうです。2017年9月22日です一日無事終えれば明日から連休です。

舌をみる

見る診療を視診といいます。舌をみることを舌診と東洋医学では言います。下の表が赤いか白っぽいかそして青いか紫色か。そして舌の上には白い苔がついているか黄色い苔かその黄色はたばこやコーヒーの染苔か舌質が大きいか小さいか歯痕があるか。剥苔があればどこがはがれているか。地図状舌は地図のように苔がはがれています、これは気陰両虚に見られます。舌の前方は体の上部舌根は体の下方つまり腎とか下半身に当たります、最近味覚異常や低亜鉛血症に関心を持っています。漢方診療では基本となる脈診と舌診。地図状舌にもいろいろな部位で剥苔があります。亜鉛が低いとノベルジンしかないと思います。ただしお金のことを言われると保険適応外の胃薬プロマックになります。味覚異常症って考えられない世界です。舌をひっくり返てして裏側を見ると舌下静脈が2本見えます。お血では怒張蛇行がみられます。先日舌下静脈が3ぼんある方を見かけました。お血の方は細絡が体にいろいろなところに見られます。最近プラセンタの注射が非常に人気です。40歳から60歳ぐらいまで保険適応があります。美容目的は自費です。保険適応は更年期障害です。