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邱紅梅先生の不妊治療のお話

邱紅梅先生の不妊治療の話をhappyなことに10月は二回拝聴しました。北京中医学大学から一人っ子政策解除で二人目の妊娠を希望する方向けに関連3病院の中医師対象で講演に行かれた紅邱梅先生は講演も中医学的診療も熱心な方のようでなんとホームページもなくしかし患者さんがあふれているそうです。子宮内膜の話もない幕をプランターに例えてお話なさる。腎虚とお血は内膜を薄くして着床力を低下させる。内膜感受性は五臓では肝だそうです。ろきそにんのようなつよいNSAIDsが必要な方は血瘀が強い。したがって骨盤の蚊の血流改善を目指す必要があるそうです。ニキビなど皮膚科の漢方治療を行うと妊娠することが結構あるそうです。これは漢方薬が妊娠しやすい体を作っているそうです。内膜症や子宮腺筋症はお血が非常に強い1年間は妊娠しないと思ったほうが良いそうです。手術や癒着も血瘀だそうです。先日私のところでもCHOKOLATE CYSTがあるから6カ月は体質改善でよいといわれた方がおられました。姫路では不妊治療の時に漢方薬の話をすると来なくてよいとまでいう医療機関があるらしい。コタロー匙クラブ芎基調血飲第一加減はそんなに効くのでしょうか。

12のゼロ特に花粉ゼロ

今日は夕方姫路駅前で希望の党の候補の方が演説なさってました。ユリのミクス、なんでもミクス。失望の党の12のゼロの中に花粉症0というものがある。できない約束、実現不可能な公約はやめたほうが良い。厚生労働省の要望によりシダトレンが登場し3年しかし患者さんは姫路市内で私のところがシダトレンの施行者が上位に位置するというのだから低調です、お若い方特に中高生が続かない。早くシダキュアを薬価収載して花粉症ゼロを製薬会社や医師の特に鼻を専門とする耳鼻科医を先頭に推進していただきたいものです。シダトレンをはじめとする舌下免疫療法が進まないか、それは特定疾患管理料など説明に対する対価がないからと思います。糖尿病性腎症に数年前加算が増設された。そこで糖尿病性腎症の権威を眼科の学会にお招きしてどうして今の財源がない時代に加算が付いたかお伺いしたことがあった。すると答えは簡単糖尿病性腎症で透析導入が減れば医療費が削減できるかもしれないというお話でした、舌下免疫療法を推進普及させるには指導料などの加算を付けるしかないが財源がない、カラコンは保険外しをしたらどうか。おしゃれ目的なんだから。そして角膜の傷が入ったら自損事故でこれも自由診療そして透明なコンタクトレンズ診療や白内障手術などに医療費を回せばよいと思う。

漢方エキス発売60周年記念

ホテルマイステイズ新大阪カンファレンスセンターで漢方エキス発売60周年記念の講演会が行われました。漢方エキス発売60周年記念講演会おめでとうございます。そして漢方診療ができてありがとうございます。保険適応外ですがコタロー匙クラブには不妊治療に欠かせない芎帰調血飲第一加減はじめ漢方エキス製剤をを最初に開発した会社はコタロー漢方製薬でした。わたくしたちが漢方薬をインスタントコーヒーのように漢方薬を処方できるのは1967年に漢方エキス製剤6処方7製剤をやっ価収載に持ち込んだコタロー漢方製薬が漢方エキス製剤のパイオニアとして責務を果たすところが大きい。系統中医学講座で仙頭先生がコタローの社長さん自らから小太郎漢方製薬のラインナップにかかわらずお話してくださいといわれていました。その社長さんのお話を今日は短時間ながら聞くことができました。今日は雨が降り足元が悪く新大阪からのタクシー代をケチったため会場についたら靴も靴下もずぶぬれでした。しかし社長さんのお話以外も素晴らしい講演ばかりでした。姫路の医療機関には不妊治療で漢方薬の話をすると来なくてよいといわれるところがあるそうです。こんな情報も薬剤師の先生から教えていただき有用な会に参加できてうれしかった。不妊治療の患者さんはものすごく勉強されている方が多い、負けないように婦人科の西洋医学を勉強しよう。姫路駅に着くとサルコペニアフレイル学会に参加された漢方薬のリーデイングカンパニーのMRさんにお会いしました、メーカーそして流派を問わず漢方をより多くの方にご処方したい。

あさのこわばり

関節リウマチの朝のこわばりは大症状の一つです。昔は慢性関節リウマチと呼んでいたがその思い呼称に異議があり関節リウマチと呼んでいる。在宅医療で診る患者さんは指が変形していてPSLが3mgとか4mg投薬されている。PSLでは指の変形は止められない。ステロイドでは弱いのです。関節リウマチと診断したらMTXをためらうことなく使うのが標準治療になっています。最近関節リウマチではないのにMORNING STIFFNESSが陽性となるケースが増えている、そして漢方診療でお越しになる。朝のこわばりや朝のしびれは潜在性浮腫により起こります。水の異常と日本漢方では考えます。なるほどでは水が動くように考えたらよいようです。あっためるとか気を動かすとかいろいろ思いつきます。九味檳榔湯が良いこともあるようです。腓腹筋の圧痛があれば九味檳榔湯と昔から言われています。コタローの九味檳榔湯を仙頭正四郎先生は漢方界のポルシェと古くからおっしゃっています。九味檳榔湯は理気薬ばかりで向きは下向きであっためて乾かせるベクトルが一貫性があります。水を動かすことは難しい。単なる利水薬では動かない。

漢方薬の副作用

漢方薬は良いですね、副作用がないですものね。こんなことをおっしゃる方はさすがに最近はなくなった。そばを食べてあるいはそばをゆでたあとうどんをゆでてアナフィラキシー反応を起こすことは皆無ではありません。マスコミによると青汁で肝障害が起きた、当然である。漢方薬にも副作用があるのは常識です、山梔子はクチナシです。腸間膜静脈硬化症は回盲部あたりから右側結腸に起こる新しい概念です。山梔子が悪いという説がありますがまだまだ分からないことだらけです。さらに診断がついている人も少ないようです。漢方薬の半数には甘草が配合されている。西川病院があったころカンゾウの薬が何とか言うとったでと患者さんはおっしゃいました。肝臓の薬と患者さんが思ったのは甘草のことです。肝臓と甘草紙にでも書いて服薬指導しないと患者さんには伝わらないと思います。漢方薬は薬、アレルギー機序で間質性肺炎、アレルギー機序の肝機能障害は起こる。胃薬である六君子湯で胃があれる。これは六君子湯は四君子湯と二陳湯の配合剤です。補気が必要な人には二陳湯で理気すると空回りすることがある。聞かせることも重要ですが漢方薬で副作用が起こることを周知することも漢方専門医の役目です。