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神経反射とアレルギー性鼻炎

PAF,ヒスタミンやロイコトリエンなど神経伝達物質ではなく副交感神経からアレルギー性鼻炎の話を聞きました。玉葱の臭気で鼻が出る二硫化アリルそしてアリシンが合成されTRPA1チャンネルに働き鼻や涙が出るようです。角膜にも受容体があるそうです。ガーリックマスタードはTRPA1チャンネルに働く、TRPM4受容体を介するのはミント、TRPV1受容体はアルコール・カプサイシンそしてシナモンだそうです。アレルギー性鼻炎といえば花粉症のイメージがありますが花粉以外にもいろいろあります。タバスコ・チリペッパーのカプサイシンによる味覚性鼻炎、黒コショウのピぺリンが原因で味覚性鼻炎が起こるそうです。熱くて辛い物を食べると高齢になると頻度が増えるそうです。ザジテンの点鼻には弱いながら抗コリン作用があり味覚性鼻炎に有効なこともあるらしい。交感神経を刺激するプソイドエフェドリンについて本当に詳しい人はいないそうです。そのほかに神経反射で起こる鼻炎はきばるとくしゃみ、まぶしいとくしゃみつまり光くしゃみ反射。いろいろ楽しかった。台風接近の中姫路で東京のご高名な耳鼻科医の話が聞けて良かった。神戸線と待っています、方剤の話の途中で帰りました、何事も慎重です。

諸風悼眩皆肝に属す

諸風晫眩皆肝に属する。ふらつく、動揺感、眩暈、筋肉のしんぜんつまりぴくぴくこれらはみな肝に属する。風は風と読みます。風は良く動く、それは内風と呼ばれ肝陰虚から肝陽上亢そして肝陽化風にいたりめまいがそしてふらつきが起こります。めまいは肝の異常です。中医学では諸風悼眩皆肝に属すという言葉があります。無形の痰は眩暈・瘰癧・陰疽流注など特殊な病態が挙げられます。以前は関西系統中医学講座でも学習したような気がしますが台風接近の今日行われた講義ではしょふうとうげんみなかんにぞくすという文言はなかった。肝は肝臓ではありません、もっと広い意味です。今日は台風接近中にもかかわらず結構遠いところからお越しのようでした。ふうはふうじゃ、風はかぜとよみ正常。ふうには内風と外風がある。血虚や陰虚で生じるのが内風、ふうじゃは外風です。姫路駅に到着して歩いていると何とか帰ってこれましたとおっしゃる人がいた。台風接近の今日風の話が聞けた。皆勤賞まであと2回です。梅田にはいっぱい人がいた。新快速が間引き運転を始めるまでに何とか姫路につきました。