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ルパタジンはどうなんでしょう

私のいないときにどなたかわからないがルパタジンつまりルパフィンのパンフレットを置いてくださったようです。抗アレルギー薬のルパフィンははヨーロッパのように4倍投与は出ないがデスロラタジン、ビラスチンと異なり倍量投与はできるそうです。眠くなるのがルパフィンは多いようですね。ロラタジンつまり日本のクラリチンは眠くならない薬の代表です、なんせ7歳以上が同じ用量ですので弱い気がします。デスロラタジンは使っていましたが著効例がなく勝つ耳鼻咽喉科ばかり営業なさっているようでめっきり使用が減っています。いよいよ12月1日からビラノアとデザレックスの長期処方が解禁です。デザレックスは5日くらい使うと有効になってくると講演会で聞きました。ビラノア錠は早く有効性を発揮するそうです。眠たくなるのは薬が悪い、効かないのは医師が悪いと患者さんが思うとアレロックが発売されたときに効きました。遠い昔の話ですがルパフィンが登場することでこのキャッチコピーが復活するかもしれません。同じ代謝産物のデザレックスとルパフィンどのように違うのでしょうか。

舌下免疫療法の導入

舌下免疫療法の導入は眼科では全国で一番多く舌下免疫療法をしているかもしれない。姫路では一位と遠く離れて二番でしょうか。ただし、アシテアダニ舌下錠ならトップです。アシテアは長期収載が気管支喘息にこだわらなかったので早かった。ところが高力価のため来る人来る人続きませんでした。そこで意地になりアシテアダニを導入することに勢力を尽くしました。すっかり眼科のイメージではなくなっている。インフルエンザの予防接種も500人以上1000人目指してました。さすがに開業から8年たつと糖尿病の方は減ってしまいました。しかし行く人来る人なぜか眼科としか書いてないのに糖尿病の方がお越しになる。舌下免疫療法の講演会をなぜか太っ腹のサノフィさんが何回かされています。先日も全国の舌下免疫療法の1~2パーセントをなさっている滋賀医科大学客員教授の講演をしていました。舌下免疫療法が低薬価で悩む鳥居薬品よりも講演会で舌下免疫療法を取り上げている。素晴らしい企業です。そこで学んだものはミテイキュアの増量方法でした。私も私なりにアシテアそしてミテイキュアの増量方法を工夫しています。アレルギー疾患対策基本法もできたことですしアベノミクスやユリノミクスなどなどに偽の公約に惑わされずアレルギーを克服することに尽力したい。