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不妊の漢方治療

中国でも父親が小児科なのに婦人科、そして日本にお越しになっても婦人科しか診療しないいう中医師のお話を岡山で聞きました。卵巣力と子宮力のお話でした。内膜が厚くならなくても競争の激しい首都圏の婦人科卵を戻すようです。日本にも中医学が入り周期療法というのがしばしば行われるようになってきました。南京中医大学のカケイセイ先生がはじめられた周期療法は薬局の漢方では非常に盛んです。これはある程度子宮力・卵巣力がある人に短期勝負を行うすべだそうです。日本女性はストレスいっぱい、安中散といえば日本では胃薬ですが中医学では理気止痛の方剤です。コタローさんにはカプセルもあります。芍薬甘草湯は冷やす薬ですが安中散は特に延胡索が温め痛みをとります。血熱といえば大黄牡丹皮湯ですが腸廱湯も使えます。腸廱湯は女性に人気のヨクイニンが9グラム配合されています。美肌効果ではなく痰飲を除いてくれます。疏肝理気には加味逍遙散、脾胃の理気には香蘇散腸の理気には九味檳榔湯が良い、北京中医大学でも九味檳榔湯について講義をなさったそうです。

ビラノア講演会

今週は毎日昼休みも夜もアレルギーのウエブ講演があります。今日は本当は産業医の仕事が入っていましたがビラノアの講演を拝聴するため急遽日を変えていただきました。一月は眼科にとって一番暇な時期です。病気がありません。がんばって勉強しています。今日はビラノア、明日以降もデイレグラ、来週はデザレックス、先週はスギ花粉の敏感型の患者さんが気温の上昇で急増しました。antihistaminesには今年からせかいの遅れること16年ルパフィンが使えるようになりました。この後登場するアレルギー薬はなんとレミカットやダレンのパップ剤です。認知症のパップ剤でお分かりのようにパップ剤はかぶれる、アレルギーがあればいっそうです。ルパフィンは12歳以上なので使用してみたが意外と眠くならないようです。ビラノアは一番眠くならない薬です。ビラノアには非常に早く効果を発揮するという売りがあります。デザレックスには服薬をやめても少し効いているという特徴があります。ともに眠くならない薬です。ともに適宜増減ができません。デスロラタジンはカルボキシル基ビラノアはアミノ基を売うしています。ともに中枢抑制や抗コリン作用がないのがウリです。