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姫路小児アレルギーケア研究会

今日は午後から夫婦で姫路小児アレルギーケア研究会に参加しました。好天に恵まれ会場は満席で机のない方もおられました。アレルギーエデュケーターの資格をお持ちの方をを県内から招き姫路のアレルギー患者会の代表の方と対談いただくという以前神戸でも聞いたことがあるお話ですがとても興味深く拝聴しました、土曜日の午後ですが寝ている人なんていなかった。まずはこどもがアレルギーになりそこから勉強が始まる。母乳が良いのか人工乳が良いのか、きょうのはなしをうちの子が生まれる前に聞きたかったと妻が申しました。みんなアレルギーの子供授からそこから勉強が始まる。私も姫路に帰り始めてアレルギー学会に入会し専門医を目指して勉強しました。いまでは眼科では珍しいアレルギー学会認定アレルギー専門医です。漢方とアレルギーという眼科プラスアルファが私の売りになっている。今日は朝からすごい重症の人がお越しになった、PROBNPが2000で心不全状態なので大きな病院に紹介したがなんとHCCによる腹水胸水でまたまた病院を紹介しなおしました。何が起こるかわからない、アナフィラキシーショックになってエピペンを的確に打てる保護者は少ないと思う。

大人の食物アレルギー

乳児のアトピー性皮膚炎はは卵の感作が一番多く、次が牛乳、そして小麦に感作されていることが多い。大人の食物アレルギーはどこに行った良いのかわかりにくい。そこで私なら相談しやすいと食物アレルギーについて結構相談に受診なさる。最終的には食物アレルギーは負荷テストになります。その中で親族が経験した食物アレルギーがある。正月に百貨店の高級豆腐を食べたとたんに口の中がイガイガすると言い出した。そうだこの人白樺やハンノキに採血で陽性に出ていたなあ。OASあるいはPFSつまり野菜果物アレルギーだ。百貨店の豆腐はそこらのスーパーの豆腐に比べて豆乳に近い、おぼろ豆腐もしかり。このような一見体に良さそうなのがアレルギーを超しやすい。豆乳ラテもアレルギーを超すことがある。バラ科の果物でもシラカバやハンノキは野菜果物アレルギーが非常に多いが最近血液検査をするとお二人続けて陰性だった。大人の食物アレルギーはどこへ行けばよいのか?アレルギー対策基本法で都道府県に一つ拠点病院を作ることになっている。