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呉茱萸

呉茱萸湯のライバルは半夏白朮天麻湯。確かに病名漢方では頭痛やめまいに用います。日本漢方古方はの高名な先生がおっっしゃってました。半夏白朮天麻湯は蒼朮と白朮のニ朮の配合さらには乾姜と生姜の配合がウリです。呉茱萸を入れた方剤は一定の割合で飲めない人がおられる。呉茱萸の面白いところは温めるのに気を下げることです。冷えて頭が痛く嘔吐する。気逆で嘔吐している時良い。当帰四逆加呉茱萸生姜湯、九味檳榔湯は五臓の肝を温める方剤として貴重です。当帰芍薬散に呉茱萸も相性が良いらしい。開業する前は呉茱萸配合の方剤を出すには勇気がいった、100年以上前に系統中医学で東京に行ったとき仙頭正四郎先生に尋ねててみました。当帰四逆加呉茱萸生姜湯はのめない人がいるがコタローが誇るエキス製剤のポルシェ311(N311)を飲めない人は少ないとのことでした。この話を初めて聞いた時は感動でいっぱいでした。肝が冷えた状態に呉茱萸。柴胡は量により辛涼解表、少量では疏肝だそうです。最近は漢方門で開業したの、昔の糖尿病の病院と異なり漢方薬の顆粒や細粒が服用できない人が少ないなあ。

静岡漢方研究会と大阪漢方談話会

先週の停電により16時30分から18時58分まで浜松駅で寒いながら新幹線を待ち風邪を引いた。のどが痛くて鼻汁が出た、最初は五虎湯から飲み始めた悪寒が結構強く家内に背中に使い捨てカイロをたくさん貼るように頼んだ。先週は浜松で私が乗るひかりが静岡浜松間の停電で2時間46分遅れで姫路に延着しました。先週は系統中医学の立場からIBSは心や肝の異常が脾に現れる病態と学びました。今週は梅田で大阪漢方談話会、日本漢方古方派の大阪の大御所の休憩なしの2時間独演会でした。テンションが上がり終わってからポートアイランドで産業医講習会に向かうパワーをいただきました。六君子湯、四君子湯、茯苓飲の中で甘草が配合されないのは茯苓飲だけである。苦いのは茯苓飲である。座長は後生方の京都のすごい先生。半夏白朮天麻湯はツ○ラでもよいですかといろいろな調剤薬局からお電話いただいた経験がある。絶対にダメです、神曲、そうじゅつ、乾姜がすべて入っているのはこたろーさんだけです。先週も聞いた今週も言ってました。めったにこんなことを書いたことはないが半夏白朮天麻湯は私の頻用処方これはコタローーが良い。楽しい講演でしたDVDをいただけるなら復習した。昨日加古川にお越しにな立場のお偉い先生のお話しを今日の演者も先日きかけたそうです。寺沢の圧痛点なるものを奥様が発見されたそうです。昨日は姫路きゃするホテルで精一杯、加古川プラザホテルには行けなかった。わたくしどもは一生勉強。休みの日は自宅から出て勉強。

産業医の面談

今日は兵庫県医師会の産業医研修の実地研修が行われたがこの前更新したところなので落選しました。午後の座学は受講書が来たので大阪梅田のホテルサンルートでの漢方の勉強(第50回の大阪漢方談話会)が終わった後ポートアイランドの国際会議場へ向かった。しかし、最近産業医や労働衛生コンサルタントのお仕事のオファーが多い。さらには嘱託産業医が一件増えるみたいです。今の労働衛生コンサルタントや産業医は過重労働の面談とストレスチェックの面談これに尽きる。今週一日だけですがお昼にちょっと新幹線で県外へ出張予定です。休診にすればもっともっと仕事があるようです。3月18日は産業医講習会の実地研修を申し込みましたが外れました。労働衛生コンサルタント(保健衛生)があれば産業医の更新は不要です。次の兵庫県医師会の産業医講習会は6月3日だそうです。今日の後の講演の演者は兵庫医科大学卓球部の後輩が国立大学で講師をしており労働衛生コンサルタント試験の2次試験をご一諸に受けて通った。いまは東京のど真ん中の衛生学の准教授をなさっているそうです。しかし私にはこの話難しく眠かった。あーあ昨日の妻の監視付き姫路キャッスルホテルの講演会で疲れました。今日は早く寝ます。今日も帰りの新快速西明石で点検してました。