記事一覧

日本コンタクトレンズが倒産

5月1日民事再生中の日本コンタクトレンズが倒産しました。民事再生法ではみんな損をして債権放棄して立て直していくものです。5月1日の17時をもって日本コンタクトレンズの職員さんは解雇されたそうです。わたくしたちも不良在庫を抱えるなど少なくない影響があります。患者さんにも値上げ必死、ご迷惑をおかけいたします。私共のホームページをご覧になって保護者の方がコンタクトレンズを始めたいんやけどどこかありませんか?何がいいたいかといえばよそへ行ってと書いてある。コンタクトレンズの種類が増えすぎて厳しい争い。今年の春からJというメーカーが値上げを表明、Aというメーカーもワンデイのみ値上げに踏み切るそうです。長い間日本コンタクトレンズの自社レンズ、代理店として入荷するレンズを中心に販売してきました。他の販売所よりも安く提供するように努力してまいりました。同じ値段で提供できれば良いのですが暗雲立ち込めます。

改正医療法

6月1日施行の改正医療法でホームページも広告になる。今まではホームページやSNSは広告対象外でした。何を書いてもよい、女医もよい。つまり医療機関の院長ブログにもパトロールが入る。パトロール機関に電話を入れても何もまだお応えできることはありません。ぜったい有効な治療、絶対安全な治療、そんなものというのが自由診療ではあるわけない、過当競争のあおりで記載されたあおりで広告されていたようです。そこで保険医協会で講演を拝聴して来ました。当然のことながらタイムリーな話題で満席です。保険診療も医療ですので保険の診療内容のホームページも広告の扱いです。過去に書いたブログも誇大広告は規制の対象になるそうです。いままでは電話帳、バスの中の広告、テレビの広告などが規制されてきました。患者さん満足度100パーセント、治療前後の写真、などもダメなようです。

妊娠とアレルギー薬そしてはしか

妊娠してお薬を服薬してよいものがあれば飲みたいという妊婦さんはおおい、その前に舌下免疫療法をしておこうという方も増えています。舌下免疫療法は3~5年続ける治療とされていますがこの一年続けただけでレスキュー薬を使わなかった方がとても多い。不妊治療中に舌下免疫療法を同時に行うことをお勧めしています。レスキュウ薬はもともとは最初はてんかんの薬であった。第一世代も第二世代も抗ヒスタミン薬は効果はあまり変わらず抗コリン作用が変わっている。いまはしかがはやっています、妊娠三から五か月は催奇形性の時期です。妊娠中にはしかや風疹にかかってしまったら薬がない。前回風疹がはやった時には麻疹風疹混合ワクチンをう体といった方が多かったが今回は女性は麻疹風疹混合ワクチンを摂取されている方が多い。いまは麻疹や風疹は普通の病気ではなく普通に日本では見られない故ワクチンの接種以外抗体価は維持できないという考えが浸透したようです。そこで麻疹風疹混合ワクチンも入荷困難になった。はしかは汚い癒合した発疹を作る風疹はきれいな発疹を作る。平成初期にはまだまだ普通の病気でした。