記事一覧

姫路病診快便セミナー

今日は姫路病診快便セミナーに参加させていただきました。慢性便秘診療の診療ガイドラインについての解説でした。漢方診療を行っていますと便秘には大きな関係があります。もともと放射線科の診療を志していましたので大腸の検査である注腸を数多く行ってきました。いままではカマグは安全な薬とされてきたマグミットには1錠500mgの剤型があることを最近知りました。最近は高マグネシウム血症が問題です。そういえば亜鉛の薬で亜鉛が上がりすぎると銅が以上になるから血清亜鉛が200以上になると亜鉛の薬は休むそうです。亜鉛の薬はウイルソン病の薬だから当たり前です。なんと1500mgも専門医が処方しているではありませんか。こんな患者さんはアミテイーザやグーフィスを使うのが妥当と思います。今日は姫路商工会議所でアミテイーザのお話でした。リンゼスも話題に上りましたがグーフィスは使用経験が少ないからか話題になりませんでした。アミテイーザは1錠から増量、かつ今までの便秘薬はresetするのが良いみたいです。

心因性視覚障害が多すぎる

心因性視覚障害が多すぎると社会保険支払基金からご指摘をうけ3症例を症状詳記しなさいといわれた。私の医療機関がある姫路市安室鉱区は文教地区です。20年以上この地区で医療をしているが心の状態が目に来る心因性視覚障害は増える一方です。長女、学校検診で資料区低下を指摘されて来院、なにも困った様子がない、左右同じ視力検査をしても眼底には異常がない、管状視野と言ってすごく視野が狭い。女の子のほうが精神年齢が高いのでおねいちゃんだから辛抱しなさい的なことが多いと思う。長女は母から見放されたような感情を抱く、これが視力検査で異常になる。さらには視野検査で管状視野となって表れる。なんも困った様子はない。またメガネをかけたい願望ということが潜むことがある。文教地区ならではのお話です。少子化でみんな大事にされ過ぎている。みんながほったらかしの時代とは大きく異なる。

接遇研修と医療安全

接遇研修の前に最近、面接をしていない。これと思う人の応募がない。ユニフォームを無駄にするのはいや、電子カルテのところに勤めている人はレセコンになると薬を入力できない。勤続20年の方が来るとレセコン専用キーボードで入力できない。あるいは複数かけていて面接に至らない。もう決まりましたとおっしゃることもある。不況に強い医療、バブルになると一般事務に人が流れる。医療には来ない、来ても以前のようなレベルではない。個人開業医では受付を中心に回っている。苦情や診察室で言えないことが見えるのが受付です。先日の接遇研修の後半は医療安全のお話でした。ここでは書けない良いお話をたくさん聞いて思わずアマゾンで講師の著書をたのんでしまった。最近働きスギで土曜日の午後は電車の中で寝ることが多いが演者の先生に名刺を渡して一番前に座ると眠気はなかった。医療安全には受付は重要です。受付の言葉一つで患者さんや家族の心象が変わる。患者さんには簡単そうに見せるのが医療事務のプロです。6月から全国で源泉徴収が義務化されると聞いていたが姫路市や区に尋ねるとお宅には該当者がいないといわれました。