食物負荷テストのビデオを時々見せていただくが医療従事者が落ち着いているのにびっくりする。アナフィラキシーで喘息のような咳や音がし始めたらまずエピペンをうってしまうが昨日の第一回臨床アレルギー講習会のビデオはβ2STIMULATERの吸入をしていた。そしたらやはり質問が出た。今のはエピペンをうちの施設なら打つ。相模原臨床アレルギーセミナーでも食物負荷のビデオを拝見しましたがみんな落ち着いている。ちょっとおかしいと思うのは医療従事者のほうが速いはずですが落ち着いて聴診器を当てている。食物負荷試験の時には患者さんの保護者には医師が身近な存在になるみたいです。普段聞けないことをいっぱい聞くチャンスです。食べないことにはアレルギーかどうかわからない。しかしよく効くのはまだ一度も食べたことないんですという話です。OITはまだまだ特殊な施設だけで行われている治療です。私が診る大人の食物アレルギーはまた一味違う。