記事一覧

糖尿病よろず相談セミナー

アルモニーアッシュで行われた糖尿病よろず相談セミナーは楽しい一時間でした。低血糖がいかに怖いかいかに悪いかという講演を聞いた後各テーブルごとに症例提示こんなときどうするについて答えが何番かというカードを自分の前に提示して司会者から意見を求められるというものでした。高齢者でSU剤やインスリンを投与して知る方にはくれぐれも注意をするということを肝に銘じる講演を聞いた後だけに認知症かもしれない高齢者でHbA1cが6.1と良好でも食後血糖が上昇している場合には低血糖を常に意識することが大切であることをグループデイスカッションで教えていただきました。症例2ではインスリンを20単位近く接種している方を司会をされている基幹病院の医師がいかに良好な血糖コントロールに持ち込んだかというお話でした。インスリンを増す半分にして代わりにSGLT2阻害薬を投与して最後はインスリンを配薬にできという話でした。糖尿病患者さんが良く食べるのは低血糖を起こしており食べると調子よくなるからということを考慮することを教えていただきました。HbA1cが高いという理由だけでむやみに薬を増やしてはいけないという話でした。HbA1cはあくまで平均値ということです。今週はインフルエンザワクチンの接種で疲れた。明日も診察終わったら講演会巡りで神戸へ行ってきます。