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医師の働き方改革の案

働き方改革関連法案が6月に成立したが労働者ではない個人事業主の開業医は関係がない。地域の救急医療を支えるうえで8時間のタイムインターバル問題は大きな壁です。医師は当直という名前で夜勤をしている、本当は看護師さんと同じ夜勤をしている当直医が多すぎる。これを労働基準監督署は大きな病院に立ち入りタイガーでは不可能な超変革がこな割れ関東では土曜日休診になったり関西でも大学病院で大変なことが行われている。朝6時まで休日夜間急病センターで働いた医師は8時間のインターバルといわれたら午後まで診療できない。医師の働き方改革といっても2つあり地域を支える基幹病院の話と開業医に分けて考えないといけないそうです。学会発表の準備は労働時間そんなこと言われたら診療に携わることができない。明日は昼休みは嘱託産業医、診察終わったらタクシーですぐに出発15時には何とかクリニックに戻ってくる。以前携わっていた訪問診療に比べたらタクシーでの移動になるからまだ楽です。訪問診療は近くなら良いが遠くは難しい。姫路でも産業医のなり手が少ない企業も多いようです。労働安全衛生法や労働基準法はどんどん変わる。嘱託産業医は請負仕事だと認識している。労働者になるんだろうか?自動車の運転は若い時から市内と決めている、金融機関で身分証明書として使うだけです、公共交通機関で移動これが一番事故での保証がある。昼休みは3時間しかない、遅れてバスを使って帰ると患者さんがお町のことが多い。そうなるとタクシーしかない。

エイベリス点眼液

緑内障の新しい作用機序の薬エイイベリス点眼液について勉強しました。参天製薬から登場したエイベリス点眼液はエイはアイ、べリスは美しい。MSDのベルソムラが美しい睡眠から命名されたのとどこか似ている。世界初の選択的EP2受容体作動薬です。ブドウ膜強膜経路繊維柱帯流出路の両方を介した房水流出を促進し眼圧を下降させます。ラタノプロスト登場、上陸から20年ラタノプロスト点眼液と同等の効果がみられる薬が20年ぶりに登場したとのことでした。禁忌は無水晶体眼、眼内レンズ挿入眼に禁忌なのはCMEが起こった14例ですべて偽水晶体眼あるいは無水晶体眼であったからだそうです。さらにはタプロス使用中の方、白内障術後の方にはアメリカで虹彩炎が起きたとのことです。チモロールとは相性が良いそうです。タプロス以外のプロスタグランジン関連薬については実験していないから併用についてはわからないとのお話でした、しかし緑内障患者さんの4割が点眼していないというのはわかる気がします。糖尿病などメタボと同じである日突然不幸はやってくる、気が付いたら遅かった。70歳で10人に一人の緑内障侮ることなかれ。えいべリス点眼液は軽い充血があります、そしたらこずめていっくな面から嫌がる患者んが非常に多い。私は言いやすいから特に目が赤いから嫌といわれる、言わないで黙って立ち去る方も多いと思う。点眼薬を処方して5~6回、あるいは2から3カ月でお越しにならない人が全国的には6割といわれています。副作用がない薬はありません、副作用で角膜肥厚というのもおっしゃってました、

ウエルウオッシュアイは目の洗浄を行います

新しく発売されたウエルウオッシュアイは点眼型洗眼薬です。ウエルウオッシュアイは第3類医薬品ですが眼科の医師の指導下で使う点眼型洗眼薬です。ウエルウオッシュアイは一回に4から6滴もさすそうです。今まで洗眼に使われてきたアイボンです、小林製薬は製薬協に加入していないが興味深い商品をそろえておられます。製薬協に入っていないのでアイボンについてお話を聞く機会が今までありませんでした。第一回眼科アレルギー学会で展示ブースに立ち寄りアイボンにはずっと前からBACが入っていないことが判明しました。英語のペーパーもいただきました。ウエルウオッシュアイはBACとパラベンが入っていないので安全を第一に通られています。一本に10mlはいっています。ソフトサンテイアとは目的を変えて作られたようです。水道水での洗眼は最近は緊急時以外は塩素により角膜に傷が入るというので推奨されていません。参天製薬が売れば何でも売れる、きっとはばたくでしょう。