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食物負荷試験の実習

食物アレルギーの最終診断は食物負荷試験の結果です。食物アレルギーの負荷テストは危険を伴うので食物負荷試験をするなど考えてもいません。受講したことがなかったので総合アレルギー講習会で食物負荷テストの実習を受講しました。グループには内科と小児科医がいの医師と非医師が集まりました。この仕訳だけでも大変なご苦労をおかけしていると思います。総合アレルギー講習会の実習は当初は参加に含まれていました。今は別料金を振り込む形になっています。食物アレルギーといえば座学ばかりですが初心者も恥をかかないように配慮した実習になっている。素晴らしい、来年も受講したい。アレルギー対策基本法が施行され各都道府県にアレルギーの拠点病院が整備されようとしています。大人の食物アレルギーの患者さんが行く医療機関が現行ではありません。臓器別の診療科ではなくアレルギーの診療をする医療機関が今の日本には不足しています。負荷試験をすれば当然アナフィラキシーがおこることを念頭に置いた条件が必要です。今日もワクチン接種を終えたら痙攣が起きた。患者さんも家族もびっくりワクチン接種にはこういうリスクを背負う。今日の最後も自らアナフィラキシーといってお越しになったのは公立学校の保健証持参の若い方アナフィラキシー様の症状でした。昨日まで大丈夫なことでも安心できません。皮膚テストで感作されることもある。