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爪みずむし

インフルエンザ大流行中の今嬉しそうにタクシー代を奮発してめったにない爪水虫の講演会に参加してきました。今の時期爪みずむしの薬がほしいとおっしゃる新規の方はお越しにならない。なぜこの時期につめみずむしかといえば内科・小児科はインフルエンザの大流行で講演会を開催して参加者がいない。これに対して皮膚の感染症は夏の病気だからタクシー代奮発して偉い先生の話を聞きに行こうと思うわけである。今回は帝京大学の偉い先生だった。パワーポイントのスライドいただけたのタクシー代以上の収穫です。爪白癬の外用薬はルコナックとクレナフィンが日本では使えます。二重盲検比較試験をしていないのでどちらがよいかはわからないしかし効かないときには診断が正確かどうか、爪の検体採取が適切かを再検討するべきだとのことでした。ネイリンはやっぱりよいみたい、私のところでも結構12週飲んだ時点で爪が当目になっている。今までの傾向抗真菌薬イトリコナゾールやテルビナフィンはパルス療法であれ何であれネイリンに比べて劣る。ネイリンがあたれば爪白癬の爪が本当にきれいになる、さらには今のところ肝機能にも良いみたい。もちろんウイルス性肝炎などの方には使わないほうがよい。

インフルエンザワクチン

ここ数年インフルエンザのワクチンが12月上旬に尽きる。せっかくお越しいただいた方にお帰りいただくことが続く。今の時期には毎年ワクチンが冷蔵庫で余っている。ゾフルーザを使った方で効いた方と2日経って効いたという方がいる。ゾフルーザも出荷調整、私なら漢方薬の麻黄湯を服用する、患者さんはついでに麻黄湯といわれる。麻黄湯はエビデンスから言うとインフルエンザ薬と同等の解熱効果がある。私は生まれながらに未熟児一歩手前で生まれたので病気ばかりしていた。漢方薬を学び風邪をひいて休診にすることがない、皆からふとっているから健康だと誤解されている。中国人が私に脈診をするとしんどそうやねという。インフルエンザにかかって麻黄湯ですぐに解熱するのか試したいがかかった記憶がないの無理である。仕事の体力は気力である。センター試験が終わりインフルエンザワクチンを年内に接種した方が「置いといてくれた」とお越しなる今日この頃です。今ならワクチンが余っているのに、お帰りいただいた方申し訳ありません。三月にはB型インフルエンザが流行るんやろなと思うがノロウイルスとインフルエンザウイルス毎年同じことを繰り返す。