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恩返しの気持ちを持つ

ツムラ創業125周年記念講演会は自然と健康を科学する会社年の意気込みを感じるものだった。感動を胸に昨日のことを覚えているうちに書き留める。西洋医学はEVIDENCEBASEDMEDICINEである、東洋医学はEXPERIENCEBASEDMEDICINEである。消化器の大家がGERDの大家が対極図でEXPERIENCEとEVIDENCEを示された。加藤照和ツムラ社長のお話は感動した。知恩報恩、感謝報恩。恩返しの気持ちを持つことが大切です。医学の講演数あれど津村家に初代重舎と二代目の重舎がおられるとは初耳です。中将姫から中将湯の名前が来ているのも初めて知った。逆風が吹く中での中将湯の発売だそうです。多角経営からの経営危機も乗り越えた。その代りウーロンとうちゃはどこかへいってしまった。当時日テレのそばにあった自社ビルもどっかへ行ってしまったと伺っています。漢方保険外しの危機は多くの漢方ファンには知られていない。育薬5方剤、GROWING5方剤という概念を初めて知った。以前のコタロー漢方製薬の創業60周年に当たる書籍も素晴らしい、そしてコタロー漢方製薬の鈴木社長のお話も素晴らしかった。漢方メーカーの間で足を引っ張ることはあってはいけない。オール漢方で薬価削除を防ぎ新家壮平兵庫医科大学名誉理事長がおっしゃったこねてこねて1000そして2000年後にもJAPANESETRADITINALMEDICINE漢方医学の良さを伝えよう。

三県合同教育講演会

昨日はツムラ創業125年の講演会で酒もたしなまないのに酔ってしまった。朝から子供の保護者会。午後から日本東洋医学会の関西支部の三県合同教育講演会に参加しました。夕方から雨の予報の中、千里のライフサイエンスセンター山村雄一記念ライフホールへ向かった。呼吸器尽くしの講演会です。案外梅田から時間がかかる、それは御堂筋線の終点の千里中央だから仕方ない。神戸百年記念病院の和漢診療科の先生のお話が始まったところでした。大塚敬節先生の症例をご紹介になっていました。昨年夏にこの先生のお話を聞くため兵庫区医師会まで追いかけていった。インフルエンザのお話では意外とエビデンスがない、RCTはあってもシステマテックレビューがないとガイドラインには載らないと質疑応答の時W先生がご指摘になっていました。なるほど。麻黄湯は最初は2.5ではなく5グラム服用したほうが良いらしい。昨日の創業125年の講演会ではEBMをいかに作っていくかと聞いたところだったのでなるほどと思いました。健後期高齢者医療制度への拠出金が原因で健保合の解散が続く。そして私のクリニックでも漢方薬を処方しにくくなっている。麻黄湯がインフルエンザの方のファーストチョイスになる日を夢見て頑張ろう。