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何で花粉症に注射

ステロイドの注射といえばみんな大丈夫?と思う。しかも1シーズンに一回だけという注射懸濁液で効果も持続するが副作用も持続します。だからアレルギー専門医は決してステロイドの注射を花粉症後時では行わない。ステロイドの注射をしているのは内科や外科でアレルギー専門医ではない医師が行っている。内服すればいつでも辞められる、注射は一回すれば数カ月効果も副作用も持続する。怖すぎるお話です。今年は花粉症がひどい、舌下免疫療法を以前から続けている方はにんまりしている。今年って花粉飛んでますよね、みんな周りはひどいのに私は楽なんです。これって舌下免疫療法が効いていますよね、そうですよ、思い切って初めてよかったです。一方電話で1シーズンに一回接種するとき注射ってやってないの?何でやってないの。これは効果も副作用の持続する可能性のあるステロイド懸濁液です。楽してうまい話はないのが今の世の中です。

苓桂〇甘湯

エキス漢方ZtoAが始まり1年になります。なかなか3時間のために東京へ行くのは難しい。午前中にも何か勉強できればなあとも思う。苓桂朮甘湯、苓桂味甘湯、苓桂甘棗湯の奔豚3兄弟を巡るお話は応用範囲が大変大きい。系統中医学講座では大きくとらえられることがなかったが下向きの木の流れを意識した仙頭正四郎先生オリジナルの発想だと思う。奔豚気は腎からまっすぐ上につき上げる病態だそうです。頭痛やめまいHotflashヒステリーにパニック障害いろいろな病態に応用しています。奔豚の基本方剤は苓桂甘棗湯です。苓桂味甘湯と苓桂甘棗湯はコタローさじクラブの処方で医療用漢方製剤にはありません。さらに苓桂〇甘湯の快進撃は続きます。五苓散も苓桂○甘湯の方位を持っている。さじ倶楽部の定悸飲さらには九味檳榔湯も苓桂○甘湯桂枝茯苓丸も苓桂○甘湯の方位を持っている。○のところにどんな生薬が入るか興味深い。

子供のアレルギーの採血

採血検査でアレルギーを見てほしいという人が増えている。私がそもそも採血で調べることを進めるのはスギとダニの舌下免疫療法目的です。小児科と異なり介助する人がいない、採血だけしてみても増悪の防止に向けて対策をしないといけない。採血せずに指先の血液で微量で検査できるキットが開発されている、私が一から拾まで検査しないといけないので指先からの検査はやめた。採血して検査することが目的でない、治療にいかに役立てるか。そして検査件数が多すぎるとのことで支払い基金が査定するようになっている。検査会社にはお支払いしないといけないから赤字になることが増えた。無料のお子さんだと査定されると100パーセント損をすることになる、これではやっていけない。とくにVIEWやMAST葉かなり査定される。13項目以内に絞りなさいということです。査定まで行かなくても症状詳記が増えた。小さなお子さんにも以前は検査していたが小さなお子様は人員配置が手厚い小児科での検査を進めている。査定されることが増えたので検査の項目を絞っている。大人のアレルギー検査はどこに行けばよいかわからない人が多い。血液検査ならお越しください