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NSAIDs・LDA潰瘍が増えている

いたみどめとは非ステロイド消炎鎮痛薬と決めていませんか。漢方薬の五苓散が頭痛や低気圧で悪化する痛みで重宝します。NSAIDsを基本的に使いません。ロキソニン?よそで処方してもらわれたらいかがですか、そうするわ。という人がほとんどです…漢方でといわれたらバカチョンで五苓散。便秘の方には注意。NSAIDsは非ステロイド消炎鎮痛薬でボルタレン、インドメタシン、ロキソニン、アスピリンなどすべてを包括した言い回しです。LDAは低湯量アスピリンのことです。台風10号は大きい、したがって頭痛や腰痛で五苓散を服用している人がいるさらには気圧の影響で気管支ぜんそくの発作を起こしておられる方も少なくない。愛知県の松浦薬業さんの五苓散を使っていたが製造工程が届け出た以外の方法だとしてすべて回収になっている。製品的に問題がなくても回収です。松浦薬業のような小さな会社ならぶっ飛んでしまいそうです。がんばってください。内部告発だそうです。東京へ行ったとき品川でタクシーに乗ると化血研のビルが見えた、化血研も製造工程を変えて届け出ていなかった。アステラス製薬が手を差し伸べたが明治製菓ファルマと手を組んだ。ロキソニンボルタレンなどの非ステロイド消炎鎮痛剤をたくさん使うのが日本では当たり前になっている、NSAIDsを服用すれば腎臓が悪くなる・NSAIDs胃潰瘍十二指腸潰瘍など上部消化管潰瘍で血が噴き出したら止血が困難です。そして気管支ぜんそくの人ではアスピリン喘息を誘発する。

昆虫アレルギーで亡くなる人が20人

怖い昆虫といえば蜂がまず挙げられます。最近はヒアリも上げられます。昆虫アレルギーで命を落とす人が減らない。主に蜂アレルギーによるアナフィラキシーショックである。私のところではエピペンを持ちたい人は夏に増える。100本処方して1本が使われる。100処方しても1本しか使われません,NSAIDsに対するアナフィラキシーも少なくない。多くの患者さんは食物が原因と思っているが鎮痛剤などの薬が結構多い。蜂刺されと単純に思って来院した人はエピペンそれ何という、二回目以降は体の中に蜂に対する抗体ができており抗原抗体反応が起きるとアナフィラキシーになるかもしれない。アナフィラキシー9月にはあっという間に命を奪う。蜂に刺されてたまたま受診された方はエピペンのお話をしても何を言ってるだというお顔をなさっている。エピペンが命綱と思って受診するとマイランEPD合同会社のエピペンのホームページやその中のエピペンの打ち方を真剣にご覧になる。台風も怖いが蜂刺されも怖い。あっというもの出来事です。9月に姫路でも初めてマイランEPD合同会社のエピペン講演会が行われる。

舌下免疫療法のランチョンセミナー

相模原臨床アレルギーセミナーのランチョンセミナーの中で鳥居薬品のランチョンセミナーは異例の90分、3人の演者のお話を聞くことができる。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、小児の3つの演題です。鳥居薬品で人減らしが行われることは非常に残念です。舌下免疫療法の講演は姫路では少ないからお楽しみです。アレルゲン免疫療法は自然経過を改善させる唯一の治療です。小児アレルギー性鼻炎の自然改善はない、アレルギー性鼻炎と喘息の合併率は高い、アレルギー性鼻炎は喘息を合併しないアトピーや食物アレルギーに合併が多い。アレルギー性鼻炎が先行する喘息が少なくない。アレルゲン免疫療法(AIT)は舌下免疫療法と同じ内容である。アレルギー性鼻炎は自然には良くならない、薬物療法はその時限りである。唯一自然経過を改善する治療である。効果は治療が終わった後に現れる。つまりAITをしても何も良いことはない、終わった後ひょっとしたら人生が変わる。皮下免疫療法(SCIT)は日本でも今まで行われていた。皮下注射は100万回に一回アナフィラキシーショックがアメリカでは発生した。日本にはなじまない。効果を判定するバイオマーカーはまだない、自覚症状がすべてである。