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関節リウマチ

関節リウマチのお話はアレルギー学会の専門医講習会でうかがう。タバコはすべてに悪い。当たり前ですが禁煙は関節リウマチの発症予防や治療効果がある。できるだけ早くMTXを投与する、しかしいつになったらやめられるのか。どこにも書いてない話です。ステロイドでは関節リウマチの治療はダメですといわれています。むろん漢方治療では無理です。しかし高齢になり腎機能が落ちてくるとブシラミンやサラゾピリンに帰るとよいらしい、骨破壊防止のためのMTXだから高齢者ならステロイド内服もありらしい。MTXで肝障害や口内炎なら減量するそうです。話は変わりますがアトピー性皮膚炎について加古川の皮膚科医会で講演を聞きました。埼玉医科大学の教授に就任された常見裕一郎教授のお話は明快でアトピー性皮膚炎にJAK阻害剤が来年使える様になっても保湿薬、カルシニューリン阻害薬やステロイド外用薬はなくならない。そして生物製剤が今開発中のものを含めて登場しても外用薬はなくならない。さらには抗ヒスタミン薬は効く人効かない人いろいろおられる、これはヒスタミンだけがかゆみの原因ではないからです。兵庫県のご出身の常見教授はもともとアトピー性皮膚炎を専門にされていたが今は真菌を研究されているそうです。すっとアトピー性皮膚炎が治る治療は今のところない、抗体製剤のデユピクセントも辞めたら元通り。明日はまた神戸大学で漢方頑張ろう。

雇用問題

一人ですべて行うという医療機関は少ない。一人でも雇用すると労務管理の問題が生じる、医院経営研究会は雇用のお話でした。いよいよ兵庫県の最低賃金が899円つまり時給900円では最低賃金になる。900円ではよい方を雇用できない、しかし103万円や130万円の壁がある。配偶者が厚生年金なら3号保険者が有利である。これはわかりきっている。医療法人における社会保険と医師国保は自己負担はほぼ同じ、何故なら定額の医師国に対して社会保険は事業主負担が半分あるからです。今は定年が65歳の医療機関が多い、そして70歳まで再雇用だそうです。約20人が参加し活発に討議もあった。今年から有給5日を指定有給にすることができる、指定するのは経営者、指定有給はル紙協定もいらない制度です。さっさと有休を消化する労働者ばかりそろうとよいが何か良いことあるかもねと有給を5日とらない労働者がそろうと年度末が大変です。昨年までは学会行くのに計画付与であったが今年からは指定有給です。有給の有資格者全員が5日の有休をとらないと一人につき罰金30万円だそうです。労働基準監督署は若い社労士をいっぱい採用しているようです。子供が大学入ったら20歳以降ん未納はダメよ。老齢年金ではなく障碍者年金が受けられないらしい。私なんか大学時代は払ってない。もう戻れない。