低血糖は怖い、眼科医なのでHbA1cは良好にもかかわらず網膜症が悪化して恨まれることを多く経験してきた。目のことは眼科、そうではない内科の血糖コントロールで如何にに低血糖を見逃さないか。あるいはHbA1cは高齢になれば6ではなく7パーセントを目指す、あるいはSU剤インスリン、グリニドを服用しインスリンを分泌する治療を目指す方は6パーセントを目指さない、必ず低血糖を起こしているというのが最近の知見です。これは専門医が二人以上いるところで保険適応のCGMを検査するのが良い。そして高齢者では無自覚性の低血糖が多い、CGMが登場してSU剤インスリン、グリニド系のお薬を服用してHbA1cが6パーセントになっている場合多くは低血糖を起こしていることが当たり前となっている。認知症合併糖尿病はDASC8を参考にすることになっています。カテゴリーは1~3まであります。70歳を超えると日本では認知症が蔓延するみたいです。20101年のデータでは糖尿病を有する方の平均年齢は男性71.4歳女性75歳です。一方平均寿命は男性81歳女性87歳です。10年のギャップがあります。フレイル、サルコペニアそして日本整形外科医会提唱のロコモテイブシンドローム。歯科ではオーラルフレイル。サルコペニアに診断はDXAなど骨密度そして握力歩行速度で診断がつきます。横断歩道が渡り切れたらOKです。サルコペニア肥満という言葉もよく耳にする、サルコペニアと内臓肥満です。そして糖尿病で多いのが老年症候群です。そして糖尿病で多いのが心不全の中でHFPEFです。HFREF収縮ではなく拡張期の問題がHFPEFです。久山町研究では糖尿病は年齢関係なく増えている。しかし年齢調整後有病率は横ばいみたいです。