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続々とインフルエンザの講演会

一昨日・昨日と続いてインフルエンザの講演会、看護師・薬剤師のもある受付もある耐性ウイルスについての講演会でした。今話題の耐性ウイルスのお話があるときき、行ってきました。ゾフルーザを服用した人から耐性ウイルスが検出された、耐性ウイルスの検出は子供に多いというのが今年の話題です。昨年はゾフルーザなんぼほど聞く年という話題でした。塩野義製薬のMRさんご苦労様でした。私が聞いた妊婦さんや幼少のお子さんにはワクチンがより一層有効ですよという講演会と同じビルでゾフルーザの会社のWEB講演を集合会場で見る会も行われていました。イナビルのネブライザー吸入も話題ですが一般にインフルエンザ以外の病人さんも同じ医療機関に来られる、もらわないかなという人が圧倒的に多い。確実に投与するならラピアクタの点滴がある。確実に血管に入る。今どきのインフルエンザキットは10倍感度がよい、ウイルス量ではなく個々の人の免疫力が大切だそうです。迅速診断キットは私と子は大塚製薬の一ばっぶれているのを使っています。平均的に24時間以内でも85パーセントキット陽性24時間以降になると93パーセント陽性だそうです。軽症でも10の6乗個のウイルスがいます。

インフルエンザワクチンの季節

昨シーズンは3月にB型インフルエンザが流行しなかった。今年はB型の山形株ビクトリア株どちらかはやるであろうという予測である。どちらも似ており大きな違いはないみたい。そして昨シーズンB型に有効ともてはやされたゾフルーザが耐性ウイルスの問題で矢面に立たされている。今年も少ないながら人気のMSDのチメロサールフリーのシリン字型も入った。化血研のインフルエンザワクチンが武田薬品と明治製菓ファルマノ2系統になっている。耐性ウイルスは以前はタミフルでさんざん言われたが今年はゾフルーザ。リツイート問題と同じではっきりしないことだらけ。リツイートした市会議員さん大変。誰もゾフルーザの耐性ウイルスについてははっきりしたことが言える状況ではないようだ。昨日の姫路キャッスルホテルの講演会でも誰も質問すらしなかった。一昨日の講演会で受験生のインフルエンザワクチン2回うちのEBMはないと大藤先生はいってました。

保護者会

保護者会といえば試験の成績を見せてもらってよいところ悪いところについて伺います、前回は宿題を忘れたことが一度もない、提出物が確実に提出できています。このままいけば楽しみです。ほめていただき良かった。国立でなければ学校ではありませんみたいな教育を受けてきて今は決してそんなことはありませんという教育を受けよかったらほめてもらい悪いと課題が増える普通の教育になった。やりがいがあるみたい。県内の国公立大学が一番良いが今の制度はセンター試験で篩いがかかる。県下の国立大学の試験は一番間違えるとすべてこける怖い試験らしい。できればセンター試験90パーセントが求められる。私のころは共通一次73パーセントで国立大学に入学してました。どこでも最低センター試験85パーセントさらには数3、理科は2科目が課される。今年は大丈夫。試験でずっこけなければ何とかなりそう。私立でも全く構わない。防衛、自治、産業特殊な大学でよい。どこでもよい。11月さらには12月から文部科学省管轄以外の大学は入試が始まる。国公立はセンター試験ずっこけると話は変わる。インフルエンザが昨シーズンはBが全く流行らなかった。今シーズンは前期試験頃には例年通り流行しそうで怖い。私の家族過去10年全くかかっていないからかえって怖い。

アレルギーマーチをなめて止める

ダニの舌下免疫療法を希望される方が全国で少ない。保険適応病名がダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎となっていることがまずい。DUAL SLITを行うかどうか。ダニとスギしかない、両方するときは朝晩に分けて行うことが多い。しかしアドヒアランスを考えると5分間隔が成績が良い。ヒノキ花粉はエキスの抽出が難しく全くメドが立たないようだ、鳥居薬品も塩野義製薬も元気がない。舌下免疫療法のお薬が低薬価なのが原因かもしれません。ダニが少ない理由は私の場合どうせ続かないならいけるところまでスギ花粉単独治療を行うようにしている。ダニで体質改善を図ってうまくいっている人はスギがRASTのクラス4にもかかわらず全く抗ヒスタミン薬の処方はしいない人がいる。ダニを姉妹二人でやっている子が来た三カ月で一か月分をしていたらしい。これ以上は追及せず処方した、良いことか悪いことか。

漢方診療における問診

漢方診療で患者さんがおっしゃった一言でよい処方が見つかることもある、口訣がはまることがある。しかし、昔丁寧に話を聞いていた時と今を比べるとどちらが打率が高いかというと今です。つまり精神科ではない漢方診療は一生懸命長時間待ち時間を要する診療をしても同じということです。勉強している患者さんの一言に耳を傾けると大変参考になることもある、一方インターネットで学んだとおりのことをおっしゃる方もいる。この漢方薬飲んでみたいといわれたら仕方がない脈が違う、舌が違うといっても菅さんがおっしゃることを信じるしかない。一方漢方診療を行う上で大切なのは生薬の勉強そして二味三味の配合を学ぶことだと思います。この辺りは暗記しかない繰り返し繰り返し勉強することが大切だと思っています。手帳見ながら処方する漢方なんてあてものであり医療ではない。打率向上を目指して今週日曜日はパレードでにぎわう東京に行く。

遺伝子

遺伝子とか遺伝子組み換え、遺伝子解析とか遺伝子という言葉を何気なく用いる。医学部の学生時代から何度も聞いてきた言葉ですがいざ説明しようと思ったらわからない。塩基配列を読み解くことが遺伝子解析です。つまり遺伝子の本体であるDNAを調べる方法です。DNAは4種類の塩基糖リン酸からなる。たんぱく質の指令が書かれたところが遺伝子です。遺伝子は生命の設計図ともいわれる。DNAの塩基配列が置き換わるとその情報が変化する。突然変異で遺伝子情報が変わると体の形性格が変わる。今はミトコンドリアのDNAだけではなくすべてのDNAを解析する研究が主流になっている。