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JSA/WAO JOICONGRESS 2020

30年ぶりに京都で9月に行われるJSA/WAOJointCongress2020つまり日本アレルギー学会総会と国際アレルギー学会が共催される。オリンピックが終わったに京都ではアレルギー学会です。田舎者の私は事前登録に苦労しました。5回の総会のうち2回参加しないといけないから今回の京都に参加しなければ大変です。最近はアレルギー講習会でもクレジットカードがいる。今回のJSA/WAO Joint Congress2020ではVISAとMASTERしか使えません。事前登録も英語でのRegisterが必要です。事前登録しないとなんと学会費は5万円、事前登録したら3万円。高いなあ。何とか事前登録できました。最近アレルギー学会はIT化が進んでいる。先日も講習会は去年同様アンケートはスマホで写真を撮る、私はスマホがないからそんなん無理です。また先日のアレルギー講習会では領収書やネームカードも自分で出す。私のような田舎者には過去のことがよい。ちなみに出力した紙の実習の記載が間違っていた、自宅で出力した紙を持参したので事なきを得た。国際アレルギー学会となると日本語の講演が少ない、専門医講習会もない。

クリスマスのイルミネーションきれいでした

毎年参加している関西耳鼻咽喉科アレルギー研究会。以前は薬業年金会館でしたが今はTKPカンファレンスセンター、終わったら18時30分。ルイビヴィトンのお店には人がいっぱい。辺りは一面イルミネーション。クリスマスまで人通りが多い。一番興味があるのは花粉の飛散のお話。2019と2020について.以前はテレビでおなじみ日本気象協会の今出さんだった。ここ三年は日本気象予報協会関西支社の気象予報部小原由美子さんです。2019年は姫路のスギ花粉の飛散はものすごかった。やはり私の実感通り3月10日ごろ飛散のピークが来た。前年比例年比ビックリ。もう老樹になったから小原由美子さんのお話を聞きスギ花粉は飛ばないと患者さんにもお話してましたが7年ぶりのスギ花粉の大飛散は目をみはるばかりでした。おかげで暇な私のところにも花粉の患者さんがたくさんお越しになった。オマリズマブの登場でスギ花粉飛散期の治療は大きな転換期を迎えている。世界中で日本しか使えないオマリズマブの季節性アレルギー性鼻炎に対する応用。効いたと喜ぶ人、高額医療の適応、子供医療で無料でオマリズマブ、生活保護受給者にも無料でオマリズマブ一方健保組合の破たんで協会けんぽへの加入が増える。後期高齢者への拠出金がどんどん増える。日本は低賃金にいつの間にかなってしまった。ヘッドハンテイングがシンガポールや東南アジアからいっぱい来ているらしい。日本人の中層意識が1990年台に話題になった。500万円以下は貯蓄を頑張ろう、2000万円の貯蓄がないと老後が不安というが20年以上働けば退職金控除がいっぱいあるのが給与所得をもらっている人。この年功序列制度を打破するべく退職金控除を減らす動きが今回も政府税調では今回もなかった。

おうぎのおうぎ

おうぎは大切な生薬です。元気をくれる補気、汗を止めるなどの調整、皮膚の傷を治す傷託毒生気、黄耆と人参は日本漢方ではジンギ剤として同時使う。補中益気湯の君薬は黄耆である。今年最後の講演会はエキス漢方ZtoAin名古屋でした。名古屋についたら雨は降ってなかった、17時に終わって外に出ると小雨だった姫路についたら小雨だった。エキス漢方ZtoAin名古屋はおうぎのおうぎについてのお話でした。おうぎのおうぎは黄耆の奥義です。黄耆は生薬学のテキストでは白朮人参などと補気薬に分類される。黄耆含有方剤の紹介は少しでした、黄耆含有方剤は補中益気湯、防己黄耆湯、黄耆建中湯、生脈散、補陽環五湯の5つを提示されました。補中益気湯は元気をつける薬ではなく気を表や上に持って行く💊です。ある意味葛根湯と似ている。升麻葛根湯は発疹を早く出して早く治す。黄耆含有方剤は少ない、ニンジン含有方剤は多い。名古屋に行ったら高島屋で買い物するが昼でもすごい人17時になればもの凄い人。茅乃舎のポン酢を買ってくるように妻から命令を受けていた。4種類のポン酢がありインターネトでは購入できない百貨店限定品だった。アマゾンにはないはずだ。茅乃舎人気は凄いなあ。今年最後のライブ講演会は楽しいの一言でした、高い交通費出し手姫路から通っているが名古屋駅から徒歩すぐなのに名古屋のひとの集まりがコタロー漢方名古屋セミナーに比べて少ない、なぜだろう。もったいない。