すっかりおなじみなった漢方領域別WEB講演会。ガイドラインから読み解く漢方治療のエビデンス機能性消化管疾患を中心にというテーマでエコーでご高名な川崎医科大学の眞部先生のご講演を聞きました。大学の先生の漢方の話を一時間聴講することはなかなかない、素晴らしい一時間でした。私自身今日は昼ご飯を食べる間がなかった。そして今の時間に空腹感がない、ひょとしたらFDになってきているのかもしれない。SARS-COV-2が流行して田寺にこもる日々が続いている。ストレスか5Kgやせている。大建中湯と六君子湯について病名で漢方を処方するには素晴らしい御講演だった。痩せた女性には六君子湯。FDで六君子湯で効かないときは半夏瀉心湯のエビデンスレベルが高い半夏瀉心湯は苦い。そんな人には安中散、センノサイド長期服用についての質問にはセンノサイドは漢方薬では西洋薬の三分の一から六分の一だから耐性は生じにくい。できれば屯用がよい。ファーストチョイスは患者さんが希望するとき高齢者、いろいろな愁訴がある人に漢方薬を処方されているそうです。漢方薬の次なる一手をご紹介されてエコーだけではなく漢方薬にもご造詣が深い真部紀明先生でした。