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夏バテ

こどもが珍しく電話をしてきた、迎えに来るなら電車一本おくれているかラまっとけと言うことらしい。先週迎えに行き姫路駅の改札で待っていいるとお知り合いの女医先生お急ぎのご様子でした。私がノートを広げて学生のように系統中医学を勉強していると何の勉強しているんやろとのぞき込まれた。そのあと時々漢方診療にお越しの男性が改札から出てこられた。その他いろいろ姫路駅の改札付近では出会いがある。私は今夏バテ真っ盛り、毎日大韓民国の人参公社の作る正官庄の紅蔘まつをまず朝からぐい飲み、勿論患者さんにもおすすめ、私のナンバーワン処方の一つで気血両虚の横綱である加味帰脾湯も一日分まとめてぐいいと服用。そして肌寒いと思ったら麻黄附子細辛湯で体の中から腎から陽気を引っ張り出す。さあ今から姫路駅に子供を迎えに行きます。夕食は炊き込みご飯だったのできっと何も食べてないから炊き込みご飯のおにぎりを持っていきます。どうしようもない馬鹿な子だけど悪い大人がいっぱいいるので迎えに行きます。最終のバスは23時過ぎだからきっと間に合わない。無茶苦茶重い鞄持って塾行っても成績はさっぱり、犯罪に巻き込まれてはいけないから迎えに行こう。本当は夏バテで眠りたい、産業医で過重労働面談をお昼休みに行ったので今日はへとへとでも子供もへとへと。夏バテにはさらには祭りばてにも漢方薬で気血津液精を補おう。

正官庄の紅蔘まつ

正官庄の紅蔘まつは中国でも婦人科を専門とされた邱紅梅先生が講演の中で避妊治療の中の補腎に使えるとおっしゃっていました。補腎薬が保険では限られる。温める人参が紅蔘です。正官庄の紅蔘まつは北朝鮮と韓国の境界38度線当たりの一番栽培に恵まれたところで韓国の人参公社が作った6年ものだそうです。安いのは4年ものぐらいだそうです。私ができたのは紅蔘のおかげと異口同音におっしゃっているからきっと間違いない。正官庄の紅蔘まつを売るのは大木製薬です。MRさんはとても気さくな方です。今年は東洋医学会に参加できなかったので久しぶりに訪問してくださった。松浦薬業さんはいつも姫路に来たらレンタカー借りてすぐ来て腐る。私の生家の寺院の年始の参賀の屠蘇散や花まつりの甘茶は松浦薬業のものを購入しています。親切な方です。ツムラさんとコタローさんはとてもよく来てくださいます。勿論男性にもバイアグラ御代りに精を付ける紅蔘は人気です。しかしレセコンで見ると私のところは漢方薬希望の方が多いため8対一程度で情勢の患者さんが多いことが分かった。不妊治療のパートナーを連れてこられる方は少ない。男性不妊症という書籍を購入したが患者さんが少ないので熱心には読んでいません。西洋薬メーカーと比べて弱小漢方メーカーさん生薬の産地中国の影響を受けやすい中頑張ってくださいね。

レセプト1枚で28日+14日の処方は査定します

社会保険の支払い基金から症状詳記を求める付箋が付いた紙がまた来た。これでまた1万円ぐらい損するんやろな。漢方薬を14日処方そして月の途中で28日使で処方すると間違いなく査定されている。小児科の医師に聴くと同一レセプト内では14日処方の次は14日でないと査定されるようです。漢方薬AとBを14日、漢方薬CとDを28日処方すると査定が入る。院外処方箋はどこえでも飛んで行く。保険者からの申し立てにより査定します。さらには眼科医会総会でも長期にわたる処方つまり目薬の本数が多い場合は査定します。できるだけ少ない処方つまり症状に合わせた処方を心掛けているが査定を食らう。30日をp超えた処方はいけないと厚生局は言う。社保支払基金は一カ月に4種類の漢方薬はいけないという。ところがこれだけ査定されると14日の処方しかできなくなる。そんなこと関係ない患者さんは何でとおっしゃる。答えは社会保険の保険証だから。子九美健康保険ではこんな目にあったことはない。家族本人問わず社会保険には厳しいお沙汰が待っている。漢方薬は薬局でも買える。つまり保険でなくても手に入る。処方すればするほど赤字になるのが社会保険の人の漢方診療です。もう満々円いや何十万円の損をしたか。調剤薬局には痛みはない。臨時処方という14日以内の処方があるがこれも社会保険支払基金には通じない。

夏の疲れ

夏の疲れが出て、今日も昨日もぐっすり寝てました。ヘルペスや帯帯状疱疹そして麦粒腫が多い。、いまどんどん仕事を減らしています。時間外診療はしない、産業医業務も減らしています。しかし疲れるのは週末と平日では18時以降の自己研鑽です。減らしているが仕事が減らない、10月の最後の日にお昼の13時30分から学校保健員会を行いますのでご参集くださいと電話があった。医療は働き方改革の対象にはならないような気がする。18時を超えて電話が鳴っても出るなとお自分に言い聞かせる、職員が早くつまり定時に帰れるほうが上です。人不足でちょっと患者さんが来て喜べない時代が来ています。自分で働くなと言い聞かせている。調剤薬局の人たちも主婦です、衣料は主婦で回っています。本当は17時30分で終わろうかと思うときもある。立派な車を乗っている人見てもタクシーのほうが安全と保障があると思ってしまう。プライベートでいっぱい乗るのでタクシーのチケットは経費計上全くしてません。一部は必ず経費の部分があるが自己否認するのが面倒だから。来週も三連休。大白書中学校の同窓会がシーショア御津岬であるそうです。土曜日の12時からだそうです。持つべきものは友達、バスで姫路駅前に戻りお茶飲むかもしれないからその時のために携帯電話をお伝えしました。こういう時は女性のほうが親切です。男性は診察にはお越しいただけるがこういう案内はみな女性です。私は18時から姫路キャッスルホテルで姫路市内科医会の講演会がある。お茶に読んでもらえるのか3次会があるのか。楽しみです。そろそろゆっくり生きる時が来ています。山口県まで出張してストレスチェックの面談をしませんかといわれたが無理をしてはいけないと内心思っている。

気管支喘息と妊娠

気管支喘息の女性も妊娠する。そんなときどうする。昨日のアレルギーの抄読会のテーマです。抄読会は一般の方にはわからない用語の様です。英語など海外文献を読んで日本語の教科書ではあまりなじみがない新しい内容を解説し討論するものです。今の日本にはアレルギー専門医といってもすべてを診療できる人はいない。私の出番は年明けぐらい。原典は雑誌CHESTです。まず吸入ステロイドはBUDが妊娠中は有名だがどれでもよいそうです。LTRA受容体拮抗薬は動物実験で妊娠中も安全、日本ではないのでプランルカストが記載がない。テオフィリンは日本ではかなり減っているがアメリカではモニタリングをしっかりするとの記載になっている。オマリズマブはアナフィラキシーが起こりうるので妊娠中は開始しない。アレルゲン免疫療法はアナフィラキシーが危惧されるので新規に開始することは蜂毒以外は推奨しない。薬物以外では布団を55度以上で洗うこと。なるほど昨日アシテアダニ舌下錠を新規で導入した方の保護者に効かれたが今度来られたらお伝えしよう、しかし55度以上のお湯でどうやって洗うのか興味がある。今日も医師会館で小児科の講演会、明日は関節リウマチ毎日忙しい。

丁寧な方

人工授精をするとき漢方薬を併用して授かったといって5カ月のお子さんを連れてベビカーを押してこられました。向かいの調剤薬局も通ってよいですかといって通られたそうです、薬局長は接客中なので本当はお礼を述べたかったのかなと思います。といううちのクリニックも木曜日の午後なのでものすごく遠くの小学校から養護教諭と教頭同伴で目を打ってげぼげぼ嘔吐している方が来られバタバタしておりました。周りはみんなまだなのに私は授かった、しかし生後4日でブドウ球菌による敗血症に罹患し転院しNICUに入りました、しかし元気になりましたとにこやかに帰っていかれました。ご丁寧にありがとうございました。

社会保険の保険証には要注意

最近は保険の審査がやたら厳しい。これ出せるとかいう患者さんにうんざり。査定されたら自己負担金以外つまり調剤薬局の調剤料まで査定される。特に社会保険の保険証を持っている患者さんには要注意。今日も中国に留学した鍼灸師三がこの漢方薬が良いのでほしいという方がこられお断りしました。社会保険支払基金から電話がありこちらがアレルギー性結膜炎の病名漏れがあり私どもが返戻をかけたが保険者は査定をかけてきたそうです。了承くださいという電話で会った。私どもも3人がガリで診ているが見落としゼロにはならない。先日も漢方薬をたくさん査定されたのは社会保険の保険証の方でした。その患者さんには保険者が以上に厳しいので漢方薬は本当は一つしか出せないところを2剤特別に処方していますということで納得いただきました。兵庫県の社保の支払基金では同一月には同も漢方薬は2剤が上限でそれ以上を処方するとバンバン査定が入り私共の診療報酬から薬局の調剤料も査定される。一日三包分三で三分の二だけ認めますというのも理由がわからないが病名があるのにバサッと斬られるのには納得がいかない。漢方薬の講演会で関東のほうで社会保険の審査をなさっている先生の講演を聞きましたが社会保険は企業が運営しているのでどうもこういうわけわからんことになるそうです。今年の四月から縦覧統合の結果査定しますという文言が社会保険で非常に多い、社会保険の方には検査も処方も控えています。

胃や体が疲れた時の漢方薬

残暑を乗り切る千福先生のセミナーに参加するため三宮センタープラザ東館のスペースαにいってきました。胃の疲れの基本処方は半夏瀉心湯と六君子湯だそうです。全国で今配られているKANPOSTUDYNOTEBOOK千福貞博先生VER.を小児臨床懇話会に次いで2冊目をゲットしました。冷やす生薬温める生薬そんなに簡単に分類できないが赤で書いているのが温める、青で書いているのが冷やす生薬、平性は黒です。まだまだレアものですが千福先生の講演を聞いたらいただけるようです。講義は極めて基本で分かりやすいのが千福先生です。難しいことはおっしゃいません。もともと大学の先生だから講演スライドはとてもきれいです。楽しい講演会でした。確かに冷たいものを飲み過ぎてヘルペスや帯状疱疹の方は多い。最近は更年期女性を中心に漢方薬よりもプラセンタの注射が人気です。魔法のような注射です。

当帰末と川芎の粉末

漢方エキス製剤はどこでも手に入るようになっている。一方生薬末は保険診療では97パーセント逆ザヤといわれています。わざわざ名古屋の松浦薬業さんに質問したら価格表を持って駆けつけてくださった、ありがとうございます。先日あの台風の日私は三ノ宮で秋葉先生の講演と蔭山先生の講演を掛け持ちしました。蔭山先生の講演会の質問コーナーで挙児希望の婦人の方には当帰末と川芎末を加えているというのを講演会で司会の先生の質問の最後に聴き早速使ってみることにしました。処方すればするほど赤字なので患者さんを選ぶ必要があります。最近は45歳以上60歳未満の婦人の更年期障害にプラセンタの注射をたくさんしております。遠くは宍粟市の山崎・一の宮から、舌下免疫は赤穂や千種町さらには神戸市からお越しになっています。もちろん漢方診療も朝来市生野や宍粟市からお越しです。蔭山充先生秘伝の生薬末赤字ですが治療成績が上がればうれしいです。今日は朝から高度管理医療機器の立ち入り検査で保健所の方が満員の待合室にお越しになりご指導をいただきました。今までは県の薬務課流通指導係でしたが今回初めて姫路市の保健所の方が来られました。無事終わりました。

東静漢方研究室200号記念講演会

9月2日の日曜日に東静漢方研究室発汗が200号になるさらに東静漢方研究室が休刊になる記念講演会が行われる。東静漢方研究室にしばしば投稿されていた岐阜県の多治見眼科の半田季久美先生は参加されるそうです。私はアレルギー学会が今年初めて全国をインターネットでつないで行う講演会を大阪でのTKPで申し込んでしまっている。参加したいが・・・・。東静漢方研究室は三島の中川先生が続けて発刊された雑誌です、国立東静病院には昔国立病院であるにもかかわらずいろいろな漢方を持ちていて患者さんを治療してゆこうとやいう新進気鋭の医師がそろっていたそうです。斎藤輝夫先生もそのおひとりです。前日たくさんお酒を飲んでいても次の日の朝から資料も見ず素晴らしい講演を日本医科大学の三浦おと準教授が主宰されていた夏休みのセミナーをなさってました。三浦音東邦大学教授や斎藤輝夫先生の講演は聞いていて楽しくオリジナルの講演です。三浦先生や斎藤輝夫先生を動とするなら中川先生は静。最後にご講演を拝聴したのは岡山のコンベンショナルセンターでした。大阪梅田で聞いたのと同じ内容でした。何度同じ聞いても新鮮なご講演でした。岡山の講演の時誰も質問を売る人がいなかったので馬鹿なは私がご質問させていただきました。先生の著書でまずどれを購入して勉強すればよいですか?に