秋田大学の救急・集中治療医学講座の教授がお書きになった急性期漢方には麻黄を含む主な方剤がまとめてある。最高は越婢加朮湯の6グラム麻黄湯が5グラム、4グラムが麻杏甘石湯、麻杏よく甘湯、五虎湯、日本薬学の父は長井永義先生です。全国の雙葉学園の元を作った方です。麻黄は砂漠で取れるので中国が輸出を止めると大変だ。麻黄ちゅうのメチルエフェドリンは気管支拡張作用がある。エフェドリンは交感神経を興奮させる。麻黄は附子同様アルカロイなので食前つまり胃酸が多い状態では吸収されにくい。やさしいのです。だから漢方薬で麻黄と附子が配合されると食前がよい。それ以外のものは食前にこだわることはない。もっと言えば優しい漢方エキス製剤は私は食後に飲んでいる。今日は産婦人科漢方研究会です。産科婦人科医に交じって勉強しよう。