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食べるのにもエネルギーが必要です

食べないと元気でないよというのは昔よく使われた言葉です。しかし系統中医学講座の考えを学び胃で受納腐熟した後脾の昇清が絡む。下から上に持ち上げるのだからエネルギーが当然ながら必要です。今も思っておられる方は少なくない。しかし今はメタボが問題です。系統中医学講座を学んでたべるのにもエネルギーが必要ですとよく患者さんにお伝えします。食べたら元気なるこれは正しいかどうか。食べたら胃に入るすると胃の受納・腐熟の働きが必要です。私の父は今死んでたまるかと戦っています。血液中のアルブミンが低く、貧血そして喀痰がうまく出ず誤嚥する。高齢者の方にはこのような方が多いと思います。誤嚥性肺炎、尿路感染症次から次へと感染症がやってくる。持ち前の根性と若い時に鍛えた心臓で頑張っています。イノバンのようなドーパミン製剤を使用すると延命が可能です。NOR、DOPAMINE、SEROTONINという3つの神経伝達物質が抗うつ薬の神経伝達物質として重要だと考えられている。私の父親は今死んでなるかとこれらのものを使って必死で終末期医療を戦っている。

西日本医師漢方アカデミー

世間は桜の花見ですが私は漢方薬を患者さんのために姫路では普及していない中医学特に系統中医学を診療に生かすため18時から20時まで勉強してきました。お城周辺は駐車場へ入れない車、山陽百貨店の地下の人もすごく多かった。新快速も姫路から立つ人が多かった。ひとひとの姫路を後にして大阪梅田に向かいましたが須磨浦公園でも花見の人が多くびっくりした。梅田も人また人です。西日本医師漢方アカデミーも満席でした。そして西日本医師漢方アカデミーの桜十字福岡病院の木村豪雄先生の講演の中で印象に残ったのは漢方よろず相談の中で傷寒論を慢性疾患に持ちこまない。傷寒論にだけ記載がある処方は急性期向けです、なるほどなと思いました。人参湯は人参で元気になる処方ではありません。そりゃ乾姜が君薬です、誰が人参湯と名付けたんでしょう。人参湯は心下痞の処方です。真武湯は尿量が少なく水様便、人参湯は尿が多く、泥状便です。二つを合方すれば茯苓四逆湯の方意になります。日本東洋医学会の漢方専門医の更新で古典の条文を根拠に処方を選ぶということが今年の更新では求められました、あなたの意見は聞いていない。良い例悪い例が例文としてあり自分の意見は書くなとまで書いてありました。漢方と患者さんはひとくくりにしますが・・・・・。姫路城のライトアップきれいでした。糖尿病デイと同じ青にライトアップですが今日は晴れで舌、糖尿病デイも土曜日でしたが大雨でした。

漢方専門医更新しました

漢方薬のメーカーさんから注目を浴びていた日本東洋医学会漢方専門医の更新ができる運びとありましたのでご報告いたします。今日、更新費用3万円も郵便局で納付いたしました。日本東洋医学会漢方専門医を私が更新するのは当たり前のことですが日本漢方古方派ではなく系統中医学派に属している?私が更新できないのではないかと私も周囲も思っていました。古典の条文に忠実な症例を報告し何とか更新できました。来年更新予定の専門医の方におかれては症例報告の良い例悪い例をよくお読みになり自分の意見ではなく古典をかいた人の気持ちなり更新の10症例を記載された何ら難しいことはありません。自分がどの流派だから古典がどう記載しているか知らないでは今の制度では更新書類は帰ってくる可能性があります。私は新谷卓弘先生に診療を見せていただきいろいろなSUGGESTIONをいただきました。眼科専門医の特性で腹診は致しません。新専門医制度への移行期で今までとどの専門医も変わっています。良い例にならい悪い例の症例報告は決してしないことが日本東洋医学会漢方専門医更新の極意です。

女性アスリーツ

日医認定スポーツ医の講習会で女性アスリーツについて専門家の女性医師の話を聞いた。シャラポア選手のドーピングでタイムリーな講演会です。漢方薬の中でも麻子仁、半夏、麻黄が禁止物質だそうです。漢方薬においてはすべての成分が明白でないからだめらしい。つまりドーピング検査が行われる競技では漢方薬の投与をしてはいけないのです。利尿剤は尿が薄まるからだめらしい。喘息の薬では目プチンやホクナリンテープが禁止物質だそうです。女性アスリーツ月経周期という男性アスリーツにはないものがあるからには難しい。女性アスリーツの3主徴とは骨粗鬆症、無月経、LOW ENERGY AVAILABILITYです。無月経による低エネルギー状態が骨粗鬆症を促進する。女性の体重は月経前から月経中に増えるそうです。月経後体重は減少する。ESTROGEN依存性に18から20歳で最大骨量を獲得するそうです。つまり10歳代でのESTROGENの低地が問題です。ところでプロ野球の選手がドーピング検査を受けるチームの3選手にお金を渡していたとか。漢方薬もドーピングは要注意です。

系統中医学講座のCLOSINGREMARKS

第三回関西系統中医学講座が終わった。今日は仙頭先生が最後の講義でおっしゃったCLOSING REMARKSについてのお話です。昔の漢方についてお話してくださいました。東洋医学はなおして初めて証が確定する。漢方薬で治せない病気はない。治せないのは勉強が足りない。自分勝手に漢方薬を使うな、書物を紐解くと似たような症例が記載してある。ちょっと違和感を覚える人が多いと思います。日本東洋医学会漢方専門医の更新書類を受領したとの書類が届きましたが更新できるかどうかはなお不明です。そして、最近仙頭先生の著書を熟読しておられる患者さんがお見えになっている、難しくてわからないとおっしゃいます。私もわからないから大丈夫です、仙頭先生は頭が良すぎて私も購入したDVDで復習していますが進化し続けています。大丈夫ですよ。系統中医学講座は仙頭先生の系統中ORIGINARITYが詰まっています。系統医学講座はこれからの漢方の在り方を教えてくださいます。東京で産声を上げたときのお茶の水スクエアは狭くていっぱいで飯田橋の会場に変わりました。それも飯田橋の駅を挟んで右や左と会場が変わりました。私はお昼の休憩時間にお買い物をしますので御茶ノ水のほうが嬉しいです。さらに飯田橋は中央線の特別快速略して中央特快は止まりません。これから2年で系統中医学講座を今の形では継続しませんと言われて関西在住ながら寂しい気がします。

漢方専門医の更新

今日から3月です、2月は日本東洋医学会の漢方専門医の更新で忙しかった。症例10例の詳細な記載が他の学会にはない日本東洋医学会独自の制度です。眼科専門医も大きく変わるそうです。今まで眼科専門医は進んだ制度で厳しい制度でしたが眼科専門医は今までほど勉強しなくてもよい制度になります。漢方専門医はどうなるかわかりませんが古典の条文に基づき10症例の報告することが苦痛です。先日、子供の塾を探していて再会した明石西高元校長、東洋大姫路高校前校長で姫路西高で数学を教わった恩師から「数学が数我苦になるようなものです」という懐かしい言葉をいただきました。私は高校3年間ですごく数学が伸びました。最初は補講を受けたが高校3年では定期考査で理系のクラスで1番になりました。数学の基本は計算だと思います、一方、漢方薬の基本である古典に基づき報告するのは良いが自分の考えをかくなとまで書いてあるのにびっくりする。医学は急速に進化する。条文がない方剤についての報告ができません。6月の高松の東洋医学会と東京のアレルギー学会の宿泊予約しているが東洋医学会については参加の事前登録が3月いっぱいであるが書類が返ってきた専門医がいっぱいいるというので緊張して今日締め切りの書類をぎりぎりに提出した。更新できなければ来年まで保留になるようで次回の期間は4年になるようです。漢方専門医が更新できなくてもなくても患者さんが漢方薬を求めて赤穂、朝来、加東市など市外からから継続的にお越しいただける。何とか更新書類が受理されることをお祈りしています。

三陽の合病

別段漢方薬がほしいわけではない発熱の患者さんが内科の看板を出していない私のところへ来られた、麻黄湯と小柴胡湯加桔梗石膏を合法して処方しようとしたが患者さんが漢方薬二つも要らんとおっしゃった。六病位で考えると太陽病の麻黄湯、少陽病の小柴胡湯、陽明病の桔梗石膏。インフルエンザではと思いキットもしましたが陰性です。結局、漢方薬は麻黄湯のみ処方しました。一方、製薬会社の保険証を持参したご婦人がお越しになる、私が問診で聞くべき内容を自分からおっしゃる、製薬会社の保険証を提示されましたのでひよっとして薬剤師かと思ったが違うそうです。例えばぞくぞくしているが熱はない。表証について正確に答える。おかげでこの患者さんにふりまわされツムラにしかない柴胡の入った処方が増えてしまった。最近はあなたには合わないとはっきりお伝えしています。ネットで条文まで見れる時代です。以前から来ているSさんがヒルドイド15本ほしいと切り出した。そんなにたくさん予見できないから出せませんとお伝えしたところお越しにならなくなりました。ご家族でお使いのようで1割負担が3割負担になるため孫の分までお持ち帰りになりたかったようです。○○皮膚科ならくれるでえ、それならそこでもらってくださいと伝えました。薬を処方して損するのは医療機関です。診療報酬改定に伴い4月から湿布薬70枚を来れると処方箋料と調剤基本料は算定できなくなります。患者さんが得しますがどこの医療機関・調剤薬局ともシップ70枚は出さなくなるでしょう。今日は雨みたいです。

研修費

インフルエンザの流行で眼科の患者さんが激減しています、漢方の勉強には金がかかる。日本東洋医学会漢方専門医の更新で日本漢方古方派について学んでいます。書籍を買うには高額のお金がかかる。最近の漢方の勉強は系統中医学講座が中心になっています。系統中医学のDVDと参加費が2年分で26万円。業者さんが撮ったDVDです。これぐらいは十分かかると思います。大阪や東京への交通費もばかにならない。東洋医学会の総会のDVDも発売している。肖像権と著作権があり微妙な時代になっています。私のブログには写真を出したことがありません、肖像権がかかわるからです。アレルギーの専門医講習も関東ばかりだからお金がかかる。パシフィコ横浜・東京国際フォーラム・幕張メッセ旅費交通費という勘定項目が非常に高い。関西ではほとんど行われないから困る。新眼科診療アップデートセミナーという素晴らしい講演会が京都で3月の連休に行われる。参加費だけで3万円する。子供が小学生の時には子供を託児室で預かっていただき参加させいただいたこともあります。二日目はなんと学会のモーニングセミナー並みに朝8時から講演が始まります。漢方医は遅咲きだから年老いても頑張らないといけないとおっしゃったのは県立尼崎病院東洋医学科の長瀬千秋先生です。今年も毎日コツコツ勉強しています。子供たちの何倍も勉強しています。

正官庄の紅参末

紅参末と正官庄の紅参末では薬価が異なるそうです。正官庄の紅参末が他の紅参末と薬価に差がついたのは平成4年4月1日だそうです。大韓民国の正官庄の紅参末は人参公社の厳しい管理の元生産された6年物人参根を乾燥根に加工しさらには粉末にしたものが正官庄紅参末です、正官庄紅参末には銘柄別薬価請求を求めています。わたくしのクリニックへ輸入元の大木製薬のMRさんが正官庄の紅参末をPRするためにお越しくださいました。大韓民国の人参公社で紅参末は作られているそうです。ソウル郊外の一度作った畑では20年間紅参は作れないそうです。人参サポニンは周皮と油道だけに存在するそうです。正官庄人参根は6年物だけを使っているそうです。白人畑はもっと南だそうです。紅参(6年物)は韓国北部で作っているようです。白参はもっと南で民間が自由に作っているそうです。ちなみに薬価収載は昭和59年6月2日です。漢方薬との併用が求められています。保険では一日3グラムまで保険で認められています。

小児東洋医学会

小児東洋医学会から東京の有名な森蘭子先生の名前でMAILが届きました。昨年の9月の東京での小児東洋医学会のDVDが出来上がり10800円でお分けいただけるとの連絡でした。漢方の世界も肖像権や著作権でややこしい時代になっている。そのDVDが届いたら昨年9月のことを思い出して復習したいと思っています。東洋医学会の漢方専門医の更新が今月末に迫り日本東洋医学会から更新の意思を確認する文書が来ました。今年は高松で東洋医学会が行われます。もうすでに宿も安いとこを無事抑えました。やっと肝腎な東洋医学会漢方専門医の更新は鉛筆で下書ができました。何とか更新したいものです、今回更新できないと延長届を出し来年リベンジをするみたいです。症例報告10例を普段は考えたことがない条文に基づき処方の根拠と鑑別診断を行うことが厄介です。普段は問診票を記入いただき舌を見て脈を診る。そして舌診アトラスで正常との違いを解説する。問診票で該当することを10個以内で記入していただき追加質問する。脈診は寸関尺をみたり浮や沈を診る。たくさん来るとこんな診療できない。おそらく患者さんに満足を持って帰っていただける確率は高いと思っている。中医学とは五臓を重視する。日本漢方古方派は六経弁証を重視する。風邪以外は六経弁証はあまり使わない。中成約は食後服用が多いようです、しかし処方箋は食前または食間と書かねば保険で査定さる、ただそれだけのことです。患者さんは食前に大きな意味があると思っている。私は仙頭征四郎という日本人医師が作った系統中医学を信じています。