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医療用漢方

医療用漢方エキス製剤の番号はすべての会社で共通でしょうか?私の知る限り2つだけ違うものがあります加味帰脾湯です。高雄病院の仙頭正四郎先生の講義で比較的よく出てくる加味帰脾湯です。もうひとつは茵陳蒿湯です。皮膚科疾患に私は多用いたしています。興味のある方はご自分でお調べください。或いは、診察の時に聞いてください。

半夏白朮天麻湯

漢方エキス製剤の37番は半夏白朮天麻湯です。この漢方エキス製剤は会社により構成生薬や量が全く違います。小太郎漢方製薬のものが一番厚生省薬の種類が多くなっています。漢方薬は同じ名前でもかなり違う。生薬の産地にこだわる人もいる。クラシエの葛根湯は錠剤とエキス細粒でまったく構成生薬の量が違います。麻黄のエフェドリンもtrue ephedorineです。pseudoephedorineの会社もあります。trueephedorineは肩こり、かぜにはpseudoephedorineがよいとされています。

韓医学

韓医学の体質には太陽人、太陰人、少陽人、少陰人の四象体質があることをご存知ですか?太陽人は天才タイプで独創的、太陰人は包容力に富む太っ腹、少陽人は陽気、明朗、俊敏、少陰人は優柔不断、繊細緻密ということです。

体質

皆様のおかげで「姫路 眼科」で2ページ目にあがってきました。インドにはアユルベーダがある、中国には中医学がある、韓国には韓医学がある、日本には日本漢方がある。それぞれの国に民族医学がある。インドの食養生の3大体質は太りやすいカパ、怒りっぽいピッタ体質、ストレスに弱いヴァ―タ体質に分けられます。中国食養生の6大体質は気虚、気滞、血虚、血瘀、陰虚、痰飲です。BLOGで一日あたり400のアクセスは久々です。急病センターの前を22時に通りましたが比較的落ち着いていましたがそろそろとインフルエンザが近づいてきているのでしょうか?日本には明治時代に森道伯が提唱した一貫堂医学による体質分類があります。

白斑

白斑は別名白癜と言います。先日も漢方でどうにかならないかと言われたが西洋医学の本を見ると紫外線療法、ステロイド外用療法などと書いてある。今日、また相談された。答えは柴胡剤と書いてある。ダメもとで二週間くださいといわれました。舌診は舌質淡紅、舌苔薄白しかしお話しをうかがうとストレス多いようです。柴胡剤ダメモトで処方させていただきました。妊娠中、当帰芍薬散をのまれていたそうです。しろなまずは強敵です。7

東洋医学会支部例会

昨日全国の5か所で支部例会があった。東洋医学会は貧乏学会です。会長の方針で本部からの助成金は有りません。その一つの会で漢方製剤が作る会社でどうちがうか?というレクチャーがあった。補剤はT,瀉剤は元祖K,中間がスポンサーのKという話でした。広告のできる専門医、漢方専門医の集まる会にしてははなはだ疑問のある講演でした。小倉記念病院にいたDrなのでさぞや有名な先生かもしれないが今の時代にはそぐわない講演だった。

漢方薬の例外

日本の現在の法律では食品と薬に分けられる。例外のない規則はない。there is no rule but has exception?でしたか?日本で薬と認められるにはアメリカのFDA式をクリアするひつようがある。例外は漢方薬である。FDA式が導入される前から薬として認められたのが、漢方薬です。現在の薬事法成立以後海外から入ってきたハーブは医薬品にはなれない。国によって医薬品の承認条件は全く異なります。アメリカの属国の日本は動物実験から臨床試験まで新薬と同じ実験をしないといけない。特にEUはちがう。いちょう葉はドイツでは医薬品ですよ。やはりサプリメントを指導下に置かないのはまずい、そうですよね。プリプリプリティと教室で生徒に向かって自分のことをいう岩上先生?

サフラン

あやめ科のサフランのめしべを乾燥させたものが薬価収載され安価で手に入ることはご存知ですか黄色の色素をもち食べ物や薬として使われています。血熱を取り血の巡りをよくする清熱涼血作用があります。パエリア、ブイヤベース、サフランライス、お茶などとして用いられます。ストレス解消作用つまり安神作用がありよく眠れます。何となく落ち着きます。保険診療で処方するには他の漢方薬と一緒に処方することが必要です。

二十四節気

日本では現在四季に分けられる。中国では長夏をくわえ5季に分類される。旧暦における四季の気候変化の分類である二十四節気にわけられる。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大署、立秋、処署、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒に分類されます。陰と陽がかわるのが春分と秋分です。晩春から長夏は陽の季節、秋から早春ハインが強い。春は肝、夏は心、長夏は脾、秋は肺、冬は腎が活発になる。活溌になる五臓を保養することが大切です。

サプリメント

サプリメントの種類が多いのにびっくりしました。αGI関係のサプリメントが意外と多くびっくりしました。αGI関係の薬が多くあるのにまた安いのにサプリメントの優しいイメージに騙されるのでしょう。サプリメントと言っても結局毎食前に服用そる必要があります。薬の方が健康被害が出ても補償がしっかりしているそうです。効果もはっきりしています。健康食品は薬ではありません。白米を食べるようになって脚気が出てきた。江戸わずらいという病がみつかりビタミンB1が薬として認識された。発芽玄米32度の水につけると抑制型の神経伝達物質がうまれる。BBBは通過せず、血圧がさがるらしい。いかにもやさしいイメージです。