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小児のB型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンには0.5と0.25㏄の製剤があります。B型肝炎ワクチンをうつとき10歳未満は0.25㏄を皮下注射することになっています。WHOではB型肝炎ワクチンは生直後、1か月、6か月の3回を接種することになっています。米のレッドブックにはB型肝炎ワクチンは生後出来るだけ早く、病院にいる間に接種することになっています。海外渡航される方はお早目にB型肝炎ワクチンを接種してください。おとなもこどもも6か月かかります。

狂犬病ワクチン

タイへ留学する方から電話をもらった。A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、そして狂犬病のワクチンを予防接種する必要がある。3月の終わりにはタイへ留学されるらしい。困ったのは狂犬病ワクチンです。今物がないそうです。厚生労働省のHPにも狂犬病ワクチンは品薄だと書かれていました。狂犬病ワクチンは現代の日本では犬はうっても人間にはあまり関係のないものになっている。さあ困ったどうしよう。犬に接種する狂犬病のワクチンと人間に接種する狂犬病のワクチンは違うのか。わたくしはそんな疑問が頭をよぎった。わかった6年も前から狂犬病ワクチンにはロックがかかった状態なのでした。タイで日本人が狂犬病にかかり亡くなりそれから接種率が向上し狂犬病ワクチン不足に至ったそうだ。

A型肝炎ワクチン

A型肝炎ワクチンはなぜ16歳以上にならないとうてないのか接種できないのかと疑問に思いませんか。B型肝炎ワクチンは小さなお子様も接種されているのになぜでしょう?その疑問はさておきA型肝炎ワクチンはなぜ品薄になっているか?A型肝炎ワクチンは原料を輸入に頼っているというのが原因らしいのです。A型肝炎ワクチンは4月までは品薄が続きます。A型肝炎ワクチンを接種して海外へ渡航される方はお早目にお越しください。少なくとも2週間開けて2回はうたなければなりません。時間があれば半年後に3回目を打つことになっています。

インフルエンザの不思議な話

インフルエンザワクチンが少し残っている。そして毎日平均4人の方がインフルエンザの予防接種にいまだに来られている。不思議な話ですね。効くまでに2週間といわれるが今から打ってもどうなんでしょう?同じ予防接種をするんならもう少し早くされたらと思います。おたふくかぜや水痘子とみずぼうそうも毎年流行り同じことを繰り返している。インフルエンザの流行が終わったらおたふくかぜと水痘ことみずぼうそうの予防接種をされたらどうでしょうか?

B型肝炎ワクチン

昨日家族全員でB型肝炎ワクチンビームゲンを接種しました。子供は意外と痛くないと申しておりました。10歳で接種量が変わります。癌になることを考えるとこどもたちにも接種することになりました。どこに感染性廃棄物が落ちているかわかりません。1か月後5か月後に接種してそのあと抗体が追加採血です。

みずぼうそうとおたふくかぜ

おたふくかぜとみずぼうそうの予防接種は何回かときかれました。外国では2回ですが日本では高いのでなかなか2回とは言えません。以前も講演会で同じことを質問されていました。難しい問題ですが毎年おたふくかぜやみずぼうそうは流行っています。今日お越しの方はおたふくかぜとみずぼうそうは生ワクチンとご存じありませんでした。インフルエンザに隠れていますがおたふくかぜとみずぼうそうはずーっと流行っています。

失神

HPVのワクチンを予防接種してどれくらい失神するかご存知ですか?とお尋ねしたら「湿疹」と尋ねられた。そうではなく「失神」ですというわらいばなしがあった。どれくらいの頻度で失神するかというと10万人あたり8から18人の頻度で発生しています。サーバリックスで8人、ガーダシル18人と30分以内の失神がかなり多いことが判明いたしました。30分は転倒して頭をけがすることのない様院内で観察することが望ましいという結論になりました。

予防接種雑話

アステラス製薬が海外でサイトメガロウイルスのワクチンを発売し、武田薬品と第一三共は武田薬品は光工場を充実させ東南アジア向けの多価ワクチンを開発していくそうだ。株を買うならココかもしれない。東南アジア独特の感染症が存在する。今まで、生活習慣病に偏在した日本が誇る製薬企業がワクチンの開発に乗り出すことは画期的だ。今年もインフルエンザワクチンが日本製か尋ねた方がおられたがHib,サーバリックス、ガーダシルは海外製だし、不活化ポリオもそうですよ。海外性ですよ。海外旅行へいったら日本製の日本食を食べるのか。矛盾だらけですよね。アジュバントについてどれだけわかっているのか?こんなこと書いているから「姫路 眼科」で検索すると2ページ目に落ちるんですよオー。

まだまだ

ことしはインフルエンザのワクチンが足りないのではということではやくインフルエンザの予防接種を締め切った医療機関が多かったため「姫路 西川クリニック」ではいまだに問い合わせの電話を結構いただく。ありがたいことです。仕事があることは幸せです。公務員時代は雨が降ったら患者さんが少ないなんて思ったことがない医師が多い。開業して初めて天気が患者さんの気持ちを動かすことを学ぶ医師が多いようです。今日も3種混合、サーバリックス、日本脳炎も接種させて頂いた。大切なお子様に接種させていただき感謝、感謝。明日に道を聞かば夕べに死すとも可なり。

流行入り

流行入りしたインフルエンザ。12月16日から再びインフルエンザの予防接種希望の方が急速に増えました。浦谷さんのいうとおり世の中マスコミしだいですなあ。橋下市長誕生の陰にもマスコミがいました。週刊誌に何を書かれても選挙に勝ちました。わたくしも陰で何を言われようと頑張らなければなりません。橋下市長の改革に期待を寄せております。無愛想と評判の管理薬剤師さんも会社の名に泥をぬらぬようむっとがんばってください。B型インフルエンザはワクチンをうっても抗体がつかず、薬でも効きが悪い。イナビルに期待しよう。昨年は全例イナビルを投与しました。今なら、ラピアクタ点滴用もありますよ。塩野義製薬の製品です。今年もインフルエンザワクチンを日本製か輸入品かきいた方がいます。小児肺炎球菌、成人用肺炎球菌、Hib,子宮頸がんワクチンなどは輸入ものですよ。アジュバントは日本製には入っていない。何が効きたかったのだろう?夜になってホームページの予防接種の項目を検索する人がいない。あすはひま?