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眼科検診

今学校での眼科の検診ではどのような内容が行われているのか。視力票の1.0,0.7,0.3の3つの指標がこたえられるかどうか?これでABCDに分類することが全国で行われています。コンタクトレンズ装用者や眼鏡装用者では裸眼の視力など測定していません。保護者の時代とは大違いです。色覚検査も昨年から復活しました。高校3年生が色覚検査を希望して受診することが増えすぎた。先日、小学校と中学校の眼科検診のダブルヘッダーでした。中学校から小学校へと移動するがそれでも一時間かからない。恐るべき少子化。姫路に帰って20年、荒れた学校が多かった。中学校なんかどこもそうでした、そして定時性も。最近は心因性視覚障害という異常者が増えれいます、いわゆる眼心身症です。動的視野検査で求心性視野狭窄。近視や遠視も多いがとにかく心因性視覚障害が多い。兄弟の中で下の子が鳴りやすい、思春期が早い女子に多い。姫路市の所得制限ありの無料化で受診者が増えているような気がします。就学前の3歳児検診でも姫路市は両眼開放オートレフラクトメーターで弱視の早期発見を目指しており大人ばかりの静かなクリニックも最近少しにぎやかです。

姫路の学校の視力検査

姫路では学校で年一回の視力検査があります。阪神間へ行けば年に2回つまり秋の視力検査があります。姫路だけではなく最近の学校の視力検査は1.0、0.7,0,3ノ3つを測るだけです。ふつうクラス担任の教諭が測定します。1.0が見えたらA、0.7が見えたらB,0.3が見えたらCです。今年は視力検査の結果を学校が早くに通知しているようでお子様が少ない静かな言葉を変えたら閑古鳥が鳴いている私のところもかなり騒がしい。あくまで参考の結果ですが学校と私共では視力の差が出ることが少なくない。根本的に検診ですから眼科で測るのと学校で測るのが違うのも当たり前と思います。姫路では色覚検査は昨年は希望者全員でしたが今年は小学校と中学校の一学年の希望者になっている。子供の視力は目を細めれば上がる。目を細めないように測定する必要があります。所得制限有の中学校までの医療費無料化に伴い受診率が上がればよいのですが・・・・。高校生は医療費が3割負担ですから受診率アップは期待できません。生活保護の方が無料で母子の保険が無料でないのも気になります。おそらく声が小さいんでしょうね。少子化対策なら学童保育の充実をして働ける体制を作ってほしい。学童に預ける保護者の自覚も大切です。

YAG LAZER

病院から使っているYAGレーザーが寿命です、買い換えました。POWERDOWN。もうしばらく働きたいのでYAGレーザーを購入してしまいました。電子カルテやレセコンにお金を使うなら患者さんに喜んでいただけるYAGレーザーは有用だとおもいます。何よりも患者さんのために。YAGレーザーは元は取れませんが喜んでいただけます。ARGON LASERは開業時に買い換えました。しかし、糖尿病網膜症や網膜中心静脈閉そく症の人は抗VEGF抗体の出現によりレーザー治療をしなくなっているので遊んでいます。YAGも白内障手術の進歩で後発白内障が減っているので遊んでいます。緑内障のレーザー虹彩切開術も減っています。角膜内皮細胞を減らないようにするにはYAGレーザーは有用です。しかし抗VEGF抗体は眼科の医療を大きく変えています。一本10万円以上します3割負担でも5万とかの負担になります。眼科医療費の総枠が決まっている以上抗VEGF抗体はアバスチンに代わるべきですが製薬メーカーにうまみがないので眼科疾患に適応取得がなされないそうです。レーザーの保険点数は大きく下がっています。患者さんには良いことですが抗VEGF抗体の薬価をより一層下げていただきたい。YAGレーザーの支払いどうしましょう。ゴールデンウイークが終われば今度は両眼開放型オートレフのデモです。

抗VEGF抗体

抗VEGF抗体について眼科生涯教育講座で話を聞きました。そして今日はジバサンビルで聞きました。抗VEGF抗体の薬価は眼科医療費の7パーセントと大きすぎる。中外製薬が安価なアバスチンを抗VEGF抗体として適応拡大すれば患者さんの負担は大きく軽減されるが中外製薬はその気はなさそうです。さもなくば、ちょろい薬価削減ではなく大きななたを3つのC型肝炎の内服薬のように入れてほしい。アメリカでは加齢黄斑変性症には半分がアヴァスチンだそうです。加齢黄斑変性症の患者さんと書写のお寺の花見でお話しする機会を得た。お金が大変そしていつまで打つかわからないことに大きな負担と不安があるようです中心窩を含むCNVを有するTYPICAL AMD、PCV,、RAPと加齢黄斑にもいろいろあります。更には中心窩をを含まないに加齢黄斑変性症は分類されます。本邦PCVが約半数だそうです。そして浸出型AMDではPCVにはアイリーアが良いそうです。年金暮らしの方には負担が大きすぎる。しかし、新しい薬を高く評価しないと新しい薬は発売されなくなる。やはりアバスチンの適応拡大が何よりも患者さんのためになると思います。明日は雨明日もきっと暇でしょう。

第70回眼科生涯教育講座

第70回眼科生涯教育講座が日常診療の役立つ眼科治療学アップデートという名前で昨日から名古屋で行われていました。ウインク愛知にトレビアホールから会場が変わり兵庫県から参加するには助かります。愛知県眼科医会の先生に感謝します。角結膜感染症の話でびっくりしたのは感染症専門医がいる東京の大学病院でレボフロキサシン1.5ではなくレボフロキサシン0.5を使っている事でした。17日の新聞にも2020までに耐性菌を30パーセント削減との政府の意向が記載されていました。STDで淋菌やクラミジアトラコマテイスが新生児を襲っていることです。淋菌は角膜穿孔を起こすためセフトリアキソンを点滴しないといけない。梅毒も今年は倍増らしい。ところが倍子リンを作る工場で何か問題があるそうです。関東と関西の考えの違うのがEKCでステロイド点眼を最初から入れるのが関西、関東は免疫が上がってから偽膜が張ったりしたらステロイド点眼を行うそうです。昔から同じです。以下に眼科から耐性菌を生まないか?いつまでも捨てずに点眼液をつあっている人残薬管理の一環として捨てるよう患者さんに薬剤から言うべきだと思う。

コンタクトレンズの上から点眼

コンタクトレンズの上からできる点眼液はグレイです。ONE DAY DISPOSAL SCLはその日一日ですからまあ許せる。FREQUENT REPLACEMENT SCLは14日使うので?防腐剤フリーが必要かつ十分な条件ではありません。HCLはずっと使うから点眼はHCLを外してしていただいています。すべてのレンズの上から点眼して臨床試験はできません。報告は個人的に変形をしたかどうかです。そしてもう一つはコンタクトレンズへの防腐剤の吸着です。防腐剤をコンタクトレンズが徐放するかもしれません。最近はコンタクトレンズをこすり洗いしていない方が多いと思います。承認を受けていないことはメーカーさんは述べてはいけない時代です。漢方薬は適応外の使い方を自慢げに語った時代がありますが今はなかなかそういうわけにはいきません。まとめると塩化ベンザルコニウムが入っていない点眼液はあっても更にはコンタクトレンズ上からささないことと記載された点眼液はあってもコンタクトレンズの上から点眼してよいとの添付文書の記載がある薬はありません。

眼科実践講座2016

京都での受講料30000円の新・眼科診療アップデートセミナーが終わったと思ったら東京の受講料15000円の眼科臨床実践講座2016の案内状をいただきFAXで申し込みました、締め切りが4月8日に迫っていた。最近は宿泊が難しい。いろいろな会への参加が宿がとれるかどうかで決まることも多い。おそらく締め切りが昨年は開催ひと月前であったのに3か月前の締め切りになっている。眼科臨床実践講座は昨年はキャンセル待ちでした。4月は受講料20000円の生涯教育名古屋講座もある。初回はJ&Pタワー&ホール、昨年は品川でした、今年は日本橋らしい。今年は受講料6000円の8月のアレルギー学会の専門医教育講座でJ&Pタワー&ホールを訪問します。しかし、新幹線で姫路から京都は新快速もあるが新幹線でも1万円以内です。名古屋になると2万円、東京までは3万円かかります。そしてビジネスホテルがむかしは東京でも6から7000円で泊まれたのに今は倍から3倍です。あと何年働けるかわからない。系統中医学講座も今の形ではこの2年で終了です。VIDEOやDVDは多くそろえていますが今後どうなるかわからないのですべて購入をお願いしました。

ROCKってなんですか

ホームページにROCKと記載しているのは何かと研修医時代大いにお世話になり民間病院に移られてからわたくしどもの病院に手伝いでお越しいただいた先輩医師から尋ねられました。眼科ではROCKとはROCK阻害薬と分かるが非眼科の医師ではわかるはずもない。ROCK阻害薬は主経路からの防水流出を促進し眼圧を下げる世界初の点眼液です。また角膜内皮細胞を増やす働きも注目されている。緑内障領域では濾過法の維持効果も期待されている。角膜内皮細胞の接着増殖細胞死の抑制つまり再生医療への応用が行われる可能性がある。神経保護や軸索再生そして黄斑浮腫の治療への応用も期待されている。角膜内皮細胞に対するRhokinase(ROCK)阻害薬は内皮細胞接着と細胞増殖を増やしAPOTOSISを抑制します。ROCK阻害薬は内皮細胞以外は増殖を抑制するそうです。培養角膜内皮細胞とROCK阻害薬を前房内へ注入してうつむきに休んで内皮細胞の接着を促進する。夢の世界です。2015年には再生医療安全性確保法が成立しているそうです。最近の国会は揚げ足取と思っていました。どんな法律が成立したかさっぱりわかりません。同志社大学と京都府立医科大学の共同研究はすごい夢がある。内皮細胞はいったん減ったらふえないという常識が変わろうとしています。今日は小学校の卒業式で暇そうです。

新眼科診療アップデートセミナー2016

新眼科アップデートセミナー2016に参加しました。地下鉄を降りるとお近くの女医さんとご一緒になりました。姫路から参加するとNOZOMIを利用しても14時30分ぐらいに到着するのがやっとです。黄斑変性症の演題が終わりかけていました。新眼科診療アップデートセミナー2017はウエステイン都ホテルで3月の第4土曜日から日曜日に開催されることになるそうです。桜さく京都で宿がとれない時期です。夏から募集をしていただけるみたいです。いろいろ問題学びましたが近視予防のお話を興味深く思いました。近視の予防はこれというものがない。累進多焦点レンズ(PAL)や0.01パーセントのアトロピンの点眼のお話を聞きました。二日目も朝8時から塩谷先生の多焦点コンタクトレンズのお話を聞きました。中心遠用と中心近用があるが一概にはどちらが良いということはないそうです。私もソフトコンタクトレンズの遠近両用はモノビジョンで処方することが多くなっています。左右に違うレンズを入れることに抵抗があったが今は遠近両用コンタクトレンズの成功率を高めるのはものビジョンであると確信している。

眼科やアレルギーの講演会

眼科の専門医制度は以前から充実している或いは進んでいるといわれている。そのいちばんはカードに顔写真が入っていることです。眼科の講演会は普通2時間で参加費1000円というの多い。配布資料は著作権や肖像権の関係か全くない。京都の新眼科診療アップデートセミナーは参加費が3万円の会です。わかったような気になるのは雑誌投稿中などの理由がない限りパワーポイントのスライドがテキストになっている。東京でも似たような会が夏と冬にあるが会費も15000円、パワーポイントのスライドは配布されるのが少ない。10月に岡山か広島で行われるのは一日3000円二日で6000円パワーポイントのスライドの配布は非常に少ない。日本眼科医会の生涯教育講座が20000円テキストはかなり充実したがパワーポイントのスライドではなく文章で配布される。アレルギー学会の専門医講習会は6000円で夏は以前は総評会館だったがJPTOWER&HALLに変わった。春は学会の午後です。12月にパシフィコ横浜で行われるアレルギー総合講習会が15000円でテキストはパワーポイントンになっており実習もあり役立ちます