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かわっとうなあ

コンタクトレンズ診療は矛盾がいっぱいです。本来自費診療です。保険診療って不思議です。「コンタクトレンズを合っているかどうか」が本来の要件、「老眼かしら」と診察にお越しの人を受付してしまった。仕方ないから検査をしていると「先生かわっとうなあ」と突然おっしゃった。そりゃしまった断るべき方なのにすごく後悔しながら検査していた。変わっていると思うのはお互い様、ひと箱は買うからというのがコンタクトレンズ診療のマナーです。診療やめておきましょうかとお答えしましたというとここまで来て。「何を言うじゃ」とのことでした。結局嫌々診察と検査が終わった。最近急に増えているコンタクトレンズが老眼で合わないなんかおかしいと感じて診察に来る。インターネットやメガネの安売りつまり量販店が販売管理が置いているところで以前は処方箋をもらってきてくださいと言われたのがコンタクトレンズ販売店を持っている眼鏡店は絶対しないやり方で患者さんいやお客さんにうまくささやくようです。わたくし共でコンタクトレンズを買っていただくと4月にごっそと消費税が来るから本来いやなのですがコンタクトレンズ販売所が言うとおりにうまいこと利用されトライアルレンズを供給できないとメーカーから言われて「コンタクトレンズあっているか」という人は断るようになりました。コンタクトレンズには現時点では処方箋がない。急病センターでのゴールデンウイークの診療も嫌だが、おいしいところどりの患者さん増えました。今日はお城まつりです。寝るに限ります。

緑内障のQOV

緑内障とせっかく診断してもすぐに患者さんはお越しにならない。治療を自己判断でやめる人が非常に多い。なぜなのか?緑内障とせっかく診断しても社会保険のデータでは3か月後に通院する人は70パーセントです。39歳以下ではわずか一か月で60パーセントに減少する。緑内障は失明原因の第一位です。いつ失明するかといえば眼圧が高くても10から20年、眼圧が低いグループでは失明まで20から30年です。糖尿病と同じですぐに症状は出ません。あるいは糖尿病よりも症状が出るのが遅い。DROP OUTは若い人・治療早期で多くは5回目までにお越しではなくなる。中には抑うつになる方もある。説明不十分かあるいは理解不十分かいろいろな場合が想定される。昨日も緑内障と言われたことがあるので診てくださいと言われました。緑内障で点眼してよいことはほとんどない、点眼したら目が赤い、まつ毛が伸びた、下眼瞼が黒くなった。眼圧が下がったと医師は言うけれど2とか3mmHgです。20年さらには30年のことですが点眼の不都合がアドヒアランスの低下につながる。治療の効果が実感できたらよいのにと思います。

心因性視覚障害

毎日学校検診で精密検査の対象となった方が少ないながらお越しになります。私のところは眼科が表の診療科目ですが眼科医買いが半分近くお越しになります。学校検診の季節です。色覚異常に心因性視覚障害さらには子供の緑内障いろいろあります。心因性視覚障害を見抜くには動的視野検査をする。視力検査で魚や蝶々を見ていただく。さらにはひらかなの視力計をご覧いただく、ランドルト環で学校は検査しているから違うことをする。気が散るから検査室へは一人お入りいただく。いろいろ工夫がいる。今の学校の視力表はは0.3、0・7、1・0にしるしがついていることをご存知でしょうか?今は1.2,1.5,2.0などの視力は測定しません。視力の正常値は1.0です。昨日も遠視による不同視弱視のお子さんがお越しになりました。お子さんもまだまだ小学生で見つかります。3歳児検診の視聴覚検査は新しい制度になりまだ二年経過していません。もうすぐ姫路で小学生の弱視が見られなくなることを祈っています。子供が通う学校では眼科校医の意向で色覚検査は全員だそうです。昨日講演会で御一緒になり昨日が丁度健診だったそうでごきげんにされていました。昨年から色覚券を実施されているとのことでした。

眼科領域の漢方

関西系統中医学講座整理病態治療編で今回は耳鼻科・眼科・アレルギーの講演だった。眼科領域の漢方薬の臨床応用は期待されるほど進んでいません。眼科は外科です、華々しい手術や抗VEGF抗体の注射に比べたら治療特に薬物治療は難しい。眼科領域の漢方薬の使用は難しいさらに地味な領域です。。内服してもBLOOD RETINAL BARRIERがあり網膜まで到達しない。これは西洋薬も同じです。抗VEGF抗体のは硝子体に薬が入るためとても効く、漢方薬で白内障が回復するわけではありません。白内障手術も他にもう一つ病気がなければ満足度の高い手術である。加齢黄斑変性症の委縮型ではサプリメントを飲んでいる人は多い。しかしFDAでもサプリメントに否定的な意見があるとも聞く。加齢黄斑変性症は不思議な領域です。加齢黄斑変性症を治療しなくてもよいあるいは薬がないと思うか?人それぞれである。亡くなられた広瀬滋之先生は眼科の白内障手術やレーザーには漢方は勝てないといわれていました。六経弁証、五輪学説、五臓の考え方いろいろありますが、特別な薬があるわけではありません。今日は消費税が引き落としです。延滞税がすごいからしっかりチェックが必要です。

ランドルト環

資料く検査を受けたことがない方はおられません、ランドルト環とはCのように見える視力測定の指標です。ランドルトは人名です。今秋からプールがないところを中心に学校検診です。AやBではなぜだめかというとCはランドルト環というもんです。フランスの眼科医ランドルトが作ったそうです、視力とは二点を二点として分別でき能力です。つまり解像力です。視力圏で見ているのはランドルト環の中で切れ目が切れ目として認識できるかということです。ふつうは5メートルで視力は測ります。しかし最近は3メートルなどで測定しうることもあります。なた機械のなかを覗くSCCという機会も普及しています。昔と異なり5mで必ずしも測定しません。3mの距離で測定したり機械の中を除くようになっています。眼科は細長し検査室が通例でした、今は違う。視力の政情は知らない人が多い。1・0が正常です、1.0が正常とおもっているひとがかいむなのはむかしは1.2,1.5は測定していないことすらご存じない。3-7-10方式に代わってかなりの期間があるが保護者は知らない。だから私は視力測定を保護者に見せる。しかし一緒に来た子供がいろいろ器械を壊す困ったものです。ことしになり手術室によくあるステンレスの椅子を回して外れたことが2回もある。さわらないように注意する保護者は少ないですね。待合室でお待ち願うのが一番のように思えてきた今日この頃です。

眼科と学校保健

色覚検査がを2015年の小学校4年生から学校では必須項目として検診していなかった。色覚検査を受けたことがない世代が高校3年生になり問題が提起された。教育現場でも進路指導を行う高校の教諭位しか問題意識が欠けていたと思われる。眼科と学校保健といえばアッカンベー検診がある。今年は色覚検査が同意書を取って再開されます。ショックを受けられる保護者が多くなることが予想される。2014年からほとんど行われていなかったのが再開される。しかしなぜ今になって色覚検査が復活するのでしょうか?それは医療系のように事故がおこれば自己責任ということで制限がなくなった分野もあるが船舶免許・自衛官・警察官などまだまだ就業に制限を設けている業務がある。高校三年生になり始めて色覚がおかしいとわかり眼科へお越しになり職業を変える生徒が出ているのは周知のとおりです。先日、エピペン研修を学校の教職員対象で実施させていただく貴重な機会を得た。昨年にくら随分参加者が増えた。姫路でもまもなく中学校の学校給食が始まる。中学校でも誤食が起こる可能性がある。というか誤食を完全に防ぐ方法はない。給食の担当教員が見て管理職が見てクラス担任や養護教諭が見てもやはりヒアリハットがある。

色覚異常とAB型

ABO式血液型のAB型と色覚異常の共通点は男性に限って言えばどちらも5%の方に認められることです。各自治体で今年から色覚異常の検査が任意という形で復活する。。養護教諭と医師対象で県の医師会館で色覚異常のCDが漏れなくいただける講演会があった、必死で参加したが参加者が多数で当日はCDをいただけませんでした、やっとCDが届きました。土曜日の14時に県医師会館はきつい。内容は京都の眼科医会が作ったものでカラーのスライドでなければわからない内容です。わたしがショックだったのは焼いた焼肉と生の焼き肉の色の違いが区別がつかないことです。今日は学校医をしているところのエピペン講習会の講師をさせていただいたり、校長先生と養護教諭の先生が遠くから赴任のご挨拶にお越しでした。その学校では希望する全員の児童を対象に色覚検査を施行するそうです。今年の学校保健の最大の話題は色覚検査の復活です。色覚バリアフリーの世の中ができるとよいと思います。

新しい薬

参天製薬がコソプト点眼液のBAKフリーを発売するそうです。さらに欧州ではドライアイ用にシクロスポリン点眼液を発売するそうです。さらにはヒアルロン酸NAの点眼液のOTC化についての話が再浮上しています。ランソプラゾール錠までスイッチOTC化されるという話です。さらには皮膚科学会からの要望でベピオゲルがざ創の薬として発売されます。さらには過酸化ベンゾイルの配合剤も登場します。ざ瘡に対してひと月遅れてクリンダマイシンと過酸化ベンゾイルの配合剤が登場します。ざそうがみられるところだけに配合剤は塗布するそうです。糖尿病では一週間に一回の服用でよいDPP4阻害薬も登場します。アレルギー領域ではダニの舌下免疫療法の薬が承認済みです。アレルギー性鼻炎と気管支ぜんそくの薬として登場します。アメリカでは1991年からすでに行われていた標準化ダニ抗原がいよいよ日本でも実用化されます。アトピー性皮膚炎の保険適応はありません。ムコスタ点眼液で重篤な副作用がみられることが分かったそうですそして重篤な副作用の項目が作られたそうです。

飛蚊症と光視症

2015年8月に診療をしていると急に飛蚊症が現れました、一つだけです。わたし自身に飛蚊症と光視症が同時に出現しています。ちょうど眼科医の知人が瀬戸内コロシアムに行こうと誘ってくれた。絶えず飛蚊症を感じており夜暗くなって自宅へとかえるときには光視症を自覚します。古い話でわたし自身よくわかりませんが確かレーザーを当てています。ときどき白い花火が上から落ちてきます。瀬戸内コロシアムで岡山に宿泊いたしましたので知人の眼科医に倒像鏡を持参し診ていただきました。夜間のためあまり散瞳している実感はありませんでした。右の眼はレーザーを当てています、PERIPHERIは見えないが新たなHOLEやTEARはないそうです。左の眼はレーザー治療がなされていないそうです。患者さんに一つくらいの飛蚊症は大丈夫と言っているので私も経過を観察しています。レーザーを施行していない左眼に硝子体混濁によるけん引があるそうです。飛蚊症と光視症はどちらも増えてはいません。OCTでは後部硝子体剥離を起こしていません。網膜剥離にはなりたくないがなるときはなる。後部硝子体剥離がどのように起こるかが課題です。

私には手術ができない

私は顕微鏡下での手術ができません。眼科に入って初めて立体視がないことに気づきました。立体視がない、他の人には当たり前に浮いて見えるものが浮いて見えるものが浮いて見えないことに気づきました。手術の時に糸が切れないという致命的な弱点が分かった時には人工透析部に変わろうかと思ってしまいました。立体的にものが見えないなんておもわかった。病名は見ていただいた先輩医師によって言うことが違った。輻輳不全とか斜位とかいろいろいわれた。子供の時期から顕微鏡で物が見にくいのはわかっていたが単に不器用なだけと思っていた。頼んで入れていただいた眼科なので医局をやめるわけにいかず今も眼科を診療している。患者さんに迷惑をかけないためできるだけ手術室に近づかず眼科の診療をしている。最近学校での色覚異常の検査が復活するというので話題になっている。色覚異常でつけない職業は減っている、しかし色でものを判断するということが全くゼロではない。すべてがユニバーサルデザインになっているわけではない。色覚バリアフリーになっているわけではない。後援会のスライドを作るにも眼科の学会ではこの色とこの色は色覚異常の方には鑑別できないから控えるようにと書いてあるが一般的にはスライドを作るときに色覚以上に配慮した色の組み合わせは少ない。色覚以上が今注目されている。ABO血液型のAB型の頻度と色覚以上を有する男子の頻度が同じだそうです。女性は500人に一人の色覚異常者がいます。保因者はいっぱいいます。うちの子供たちには立体視があるのか?一度調べないといけない。