先日県医師会館でコンタクトレンズ装用に伴う感染症についての講演を聞きました。主には緑膿菌感染の話で角膜の深いキズを見るとコンタクトレンズのケースを家に取りに帰って持ってきてもらうのが一番診断に役立つといわれています。以前から言われている当たり前のことです。私が心がけているのは診察に来られた方には何か一つ知識のお土産を持って帰ってもらうことです。「はいよろしい」では何も男見上げがありません。ケースの消毒方法・管理方法ごぞんじですか?
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
先日県医師会館でコンタクトレンズ装用に伴う感染症についての講演を聞きました。主には緑膿菌感染の話で角膜の深いキズを見るとコンタクトレンズのケースを家に取りに帰って持ってきてもらうのが一番診断に役立つといわれています。以前から言われている当たり前のことです。私が心がけているのは診察に来られた方には何か一つ知識のお土産を持って帰ってもらうことです。「はいよろしい」では何も男見上げがありません。ケースの消毒方法・管理方法ごぞんじですか?
後発白内障をご存知ですか?今日ははるか遠くのぼうぜから来られた方にYAGレーザーを用いた後発白内障切開術をさせていただいた方来られました。0.3から1.0に回復していました。白内障手術は人生に左右1回ずつです。眼底出血や緑内障があるとみえません。手術とはなくか笑うか大きな危険をはらんでいます。後発白内障切開術は弱毒菌感染の危険をはらんでいます。
レーシックは受ける人が激減しているそうですね。リーマンショック以降の景気の低迷です。美容系クリニックの景気の良さそうなところも裏にはファンドの影があるそうです。今や景気のよさそうなところにはファンドの影が見えます見えます。小田桐京子の影が見えます。あのころはよかったTVが自分の家でみれた。LASIKがそんなに素晴らしいなら眼科の教授はみんなLASIKしているでしょうか?昔は眼科の医師はコンタクトレンズをしているでしょうか?でしたが時代が違います。コンタクトレンズの販売管理者講習がもうすぐあります。何か得るものがあればよいなあと思います。
今日はレーザー光線で光凝固した。主訴は下半分が見えない。眼科では常識ですが水平半盲は目の中の病気、垂直半盲は頭の中特に下垂体腫瘍が問題になることが多い。脳梗塞や出血でも起こる。網膜剥離かと思ったがちらりと出血がみえた。網膜中心静脈分枝閉塞症でした。よく聞くと病院へいったときだけ血圧が高いとのことでした。早朝の血圧測定と主治医の先生にお手紙を書かせていただきました。朝夕の冷え込みが強く、血圧が変動したようです。ワーファリンを処方し、レーザー光線で光凝固しました。初診時視力が0.1なので苦しいが何でも紹介状を書いてばかりいると病院の医師過重労働につながりますので可能な限り治療させて頂こうと思います。
眼科でPFとは防腐剤無添加のことです。無添くらがうけけているように防腐剤が入っていない点眼薬を希望される方は多い。しかし、ヒアレインミニをシェーグレン症候群やスティ―ブンスジョンソン症候群以外の患者さんにでせという人が多い。院外処方箋は発行した医療機関にすべての責任があります。査定されるとすべて医療機関に損害がきます。調剤薬局は全く腹が痛みません。最近は突合せや突合ということを行う時代です。逆流性食道炎の方にタケプロンODを長期間に処方すると査定されるそうです。コンピュターがすべて見ている時代です。もうすぐ、近畿厚生局の指導を受けに行くことになる。患者さんへお願いだからあまり無理ばかりいわなでください。調剤薬局の薬剤師さんへ新規開業の医療機関には6か月指導という試練があることをご存知ですか?つい最近も6か月指導が原因で自殺した新潟の46歳の医師がいることをご存知ですか?過去にも自殺者が出るたびに指導が厳しすぎるとの批判があります。全然違う話に展開しました。いつも原稿を見て書いているのかと尋ねられますが原稿ナシで書いているので別の話になります。
ジクアス点眼液やヒアレイン点眼液の添付文書には6回と書いてある。これは6回さしなさいという意味ではありません。6回まで臨床試験をしたという意味です。6回までの安全性を確認したという意味です。ご存知でしたか?それを服薬指導で誤った説明を受けている方がおられます。点眼薬の服薬指導は案外奥が深い。点眼薬をたかが目薬と思ってはいけません。されど目薬です。添付文書には1回1から2滴とかいてあるもさえある。それをそのまま説明してはいけない。プロスタグランディン関連薬の点眼の指導でも「今日の治療薬」には喘息との関係について触れていません。2滴さすのは接触性皮膚炎のもとです。さらに2回さすと眼圧の上昇を認めます。また、まつ毛が長くなるもとです。眼科医には当たり前でも薬剤師さんには当たり前かというとそうとは限らない。すべての薬についていくことは転職を繰り返すとか何とかしないとありえません。
今日は大雨で暇そうです。ムチンがジクアス点眼液発売以来眼科で注目されている。山薬はやまいもの漢方的名前です。じねんじょ、だいじょなどがムチンの多い食べ物です。ジクアス点眼液はムチンの分泌促進作用があります。効く人には大変良くききます。雨が降ったら暇なのは水商売とはよくいったものです。きのうインフルエンザの予防接種に来た人が予約しても待つところがある。だから「私は西川クリニックの宣伝はしません」とおっしゃっていました。今の時代時間は宝ですね。time is moneyです。先週珍しく晴れたのは姫路市民の心がけがよかったということでしょう。
「姫路 西川クリニック」のホームページをご覧になられたことはあるでしょうか?診療案内から眼科をクリック頂き、眼科のページに入っていただき「みにくい、かすむ、ぼやける」「無症状だが緑内障」「めがかわく、なみだがでる」をクリック頂きますと「近視・遠視・乱視・弱視」「緑内障」「ドライアイ」について私がまとめたものが出てまいります。ぜひ一度ご覧ください。一見の価値あり。ぜひご覧ください。
「姫路 西川クリニック」のホームページの眼科のページを開けてください。近視・遠視・乱視・弱視、緑内障、ドライアイの文字をクリックしてください。ウィキぺディア顔負けの解説が出てきます。見て損はしません。
今日の朝1番の子供さんは弱視のめがねを合わせているこどもさんです。プラス10Dもあり徐々にパワーを上げています。最初は0.1でしたが今日は0.9まで上がりました。以前、病院時代台風の中知人の小児科医の奥さんの老眼を見てくれと遠方からきたことがあった。ついでに子供の視力元いわれ3歳児のオートレフを取ったところ弱視疑いになり大学病院にいってもらった。それからしばらくナースのお母さんが落ち込んでしまったことを聞いた。子供のことになると親は必至です。だから、生体腎移植も行われるのです。一昨日の日本経済新聞にのっていたが子供手当と教育に対する考え方が自分の子供が基準になっているとの論説文が掲載されていた。本来、自分が年金をもらうようになったら支えてくれる子供を教育すべきだが必ずしもそうは思っていないという内容でした。デリケートなお話です。