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続々とインフルエンザの講演会

一昨日・昨日と続いてインフルエンザの講演会、看護師・薬剤師のもある受付もある耐性ウイルスについての講演会でした。今話題の耐性ウイルスのお話があるときき、行ってきました。ゾフルーザを服用した人から耐性ウイルスが検出された、耐性ウイルスの検出は子供に多いというのが今年の話題です。昨年はゾフルーザなんぼほど聞く年という話題でした。塩野義製薬のMRさんご苦労様でした。私が聞いた妊婦さんや幼少のお子さんにはワクチンがより一層有効ですよという講演会と同じビルでゾフルーザの会社のWEB講演を集合会場で見る会も行われていました。イナビルのネブライザー吸入も話題ですが一般にインフルエンザ以外の病人さんも同じ医療機関に来られる、もらわないかなという人が圧倒的に多い。確実に投与するならラピアクタの点滴がある。確実に血管に入る。今どきのインフルエンザキットは10倍感度がよい、ウイルス量ではなく個々の人の免疫力が大切だそうです。迅速診断キットは私と子は大塚製薬の一ばっぶれているのを使っています。平均的に24時間以内でも85パーセントキット陽性24時間以降になると93パーセント陽性だそうです。軽症でも10の6乗個のウイルスがいます。

遺伝子

遺伝子とか遺伝子組み換え、遺伝子解析とか遺伝子という言葉を何気なく用いる。医学部の学生時代から何度も聞いてきた言葉ですがいざ説明しようと思ったらわからない。塩基配列を読み解くことが遺伝子解析です。つまり遺伝子の本体であるDNAを調べる方法です。DNAは4種類の塩基糖リン酸からなる。たんぱく質の指令が書かれたところが遺伝子です。遺伝子は生命の設計図ともいわれる。DNAの塩基配列が置き換わるとその情報が変化する。突然変異で遺伝子情報が変わると体の形性格が変わる。今はミトコンドリアのDNAだけではなくすべてのDNAを解析する研究が主流になっている。

インフルエンザの講演会

昨日日は今年一回目のゾフルーザの塩野義製薬のWEB講演会、昨年はゾフルーザのブームでした。私は昨日は化血研のワクチンを販売して居る明治製菓さんでWEB講演会でした。昨年はゾフルーザ関連のウエブ講演会がつまりゾフルーザのウエブのインフルエンザの講演会が11月三回もあった。そのうち一回は調剤薬局でみんなで見ました。ゾフルーザの薬価は80㎏以上で3.5倍、40から80kgで3.5倍もするそうです。たっかーという声が聞こえてきそうです。昨年は塩野義製薬のMRさんは昼休みは毎日説明に駆け回っていたようです。そのためか予防接種を希望される方が減っているかとおもったがワクチンは潤沢なのに今年はもっと暇です。昨日の講演で聞いたのは年少者と妊婦さんにはインフルエンザワクチンの接種が毎年効果を上げている。生まれてくる子供にも移行抗体かどうかは別に大変有効である。出産後も妊婦がインフルエンザワクチンを接種することは有意義である。塩野義製薬のWEBを昼休みにONDEMANDで見ました。難しくて変異のお話を聞きましたがよく理解できない。今日は姫路キャッスルでイナビルの講演会楽しみにしています。イナビルのネブライザー吸入8分もできんなあ。

防衛医大

医学部受験のトップは防衛医大。埼玉県の所沢の防衛医大、一度だけ学会で行った。文部科学省管轄ではないが難関校、兵庫県では姫路・神戸・西宮で受験できるそうだ。防衛医大は学生時力給与が支給される、年金にも加入していただけなんて心配がない。直近の一年国民年金未加入なら障害者年金が支給されないなんて心配も不要だ。難関には違いないが一次試験は受験料無料です。腕試しで受ける人も多いともう。自治医大でも20000円、普通は私立は6万円。産業医大は国試合格率が悪い。全統模試の成績から考えたら間違えなく受かる。しかし問題が違う。初めて見る問題を解かなければならない。任官拒否したらすごいお金を返さないといけない。人間磨くには防衛医大は良いなあ。自治医大は都道府県で難易度が異なる。国公立大学もよいが防衛医大いいなあ。ご近所の女の子が通っている。来週の今頃は試験が終わっている。明石まで帰ってきました。今日はアレルギー学会の会場寒かった、麻黄附子細辛湯で見事復活した。私が風邪ひいたら患者さんは漢方薬を飲んでくれない。

抄読会何とか終わった

抄読会とは海外文献を読んで多くの医師の前で説明する。今年も抄読会の順番が回ってきました。検査センター委員会のお迎えの医師会館4階理事会室で洗眼についてお話させていただきました。緊張してマイクを使うことを忘れていました。参天製薬から点眼型洗眼液のウエルウオッシュアイが発売された。ただし保険適応外、そりゃ予防だから保険適応でないはもっともです。アイボンは小林製薬が発売しているカップ型洗眼液です。カップを使いまわしするのが良くないと思うが論文には大丈夫と記載がある。アイボンが生理食塩水よりも角膜にやさしいというのが今日の論旨でした。他科の先生には少し受けたみたいです。アカントアメーバが水道水、日本の水道水にいるとは知りませんでしたと内科の先生に言われた。塩素では死亡しないアカントアメーバはソフトコンタクトレンズの保存ケースに入り込むと厄介です。ソフトコンタクトレンズ用のMPSが高いから水道水をケースに入れるとアカントアメーバがコンタクトレンズケースで繁殖する。ソフトコンタクトレンズで角膜が傷つく、傷から黴菌が侵入するこれがアカントアメーバ角膜炎です。私は結構水道水を使わないでくださいと指導を行うのでまだ経験がありません、一生見たくないアカントアメーバ角膜炎。

2週間続けて終活のお話でした

開業医には終活というのが必要です。2つの講演会で続けて税理士さんに終活のお話を聞きました、年間売り上保険診療で売り上げ1億円さらには2億円稼ぐ医師は医療法人社団を作る、姫路には医療法人財団は2つしかない。さもなくば措置法26条で保険診療5000万円自費を込みで7000万円以下で働くどちらかである、医療法人を作るということは地域に安定した医療を提供するその代り破格に安いさらには年収2億円の勝ち組でも一定の税率で済む。おまけに法人税は下がる方向にある。つまり医療法人を作ると累進課税はかからないから内部留保が増えるそのお金で生命保険に加入する、終活で退職金として生命保険のお金をいただく。老後も医療法人の方は余裕である。ただし相続は?非医師と継承者でどのように遺産分割するか。ただしデメリットは65歳からいただける厚生年金は所得制限で稼いでいる間は支給を受けられないらしい。さらには医療法人は簡単には解散できないから後継者に継承してもらう。税理士さん曰く医療法人には悩みがないようだ。世間では老後の2000万円のお話で消費税増税の駆け込みがない、冷え切っている。医療法人の医師以外の開業医は細々と頑張るしかない。

国民皆保険制度を守るには

健康保険を使って医療をするのに保険証を持たずにお越しになって保険で医療をしてくれとおっしゃる方が増えた。特に無料になりこども保険の保険証を持たずにお越しの方が増えた。退職後保険証を返さず期限切れの保健所を提示する確信犯も少なくない。まさかインターネットで保険請求しているなんて。期限切れの保険証一発ではじき出される。世界から羨望の的とされた国民皆保険も高額なお薬の登場ではたんするのが見えてきた。人材派遣の保険組合が解散した。協会けんぽに加入したほうが国からの手厚い支援を受けられるからです。欧米諸国では75歳以上では高額医療を行わないコンセンサスが得られているそうです。日本では尊い命という一言でくくられている。診療報酬改定を10月の消費税増税時さらには来年四月とつゆづけて薬価改定を行い何とかしようとするが製薬メーカーさんはリストラを行う、雇用が維持できない。結局診療報酬引き下げでは抜本的改革ができない。臨床治験では65歳以上は除外されるが実際処方を受けるのは65歳以上ばかりというまやかし。後発医薬品使用率には生活保護の保険証の方が入ってない。年金問題といい数字はごまかすのが政府のやり方のようです。

医療安全研修の司会してきました

明日と今日はゆかたまつり大賑わいの姫路駅前。お昼はシャワーのためか人がいなかった、夕方には桜の時期よりも多い人が歩いていた。ジバサンビルで医療安全安全研修会の司会が当たっているので出向きました。ホテルグランビア大阪でエパデールフォーラムに誘ってもらったがこればかりは仕方ない。明日は関西系統中医学講座。大阪で前泊も考えましたがもったいない。姫路駅前とお城を結ぶ大手前通りの東側には夜店が出せないようだ医療安全研修もいろいろある。接遇もある、ハインリヒの法則もある、そして今日のように感染症のお話もある。WALKINGDICTIONARYのような感染症認定看護師さんのお話でした。なんせエボラ出血熱と結核以外で姫路の感染症拠点病院の看護師長だから素晴らしいお話でした。一番びっくりしたのは世間による手洗いよりも擦式のアルコール消毒が良いそうだ。手を洗うことについて約100分講演を休憩なしで聞いた。約50人の医療従事者はほとんど女性だったが熱心に聞いておられ、質疑応答も充実した。

エピペンの添付文書の重要性

エピペンの講演会で添付文書が何度も出てきた。時代は変わっている。マイランEPD合同会社のエピペンWEB講演会はいつも19時からですが欠かさず見ています。明日からアレルギー学会ということでコメデイカルを含めた講演会でした。明日はアミテイーザのWEBだそうですが便秘には新しい薬が多いため講演会が多い。エピペンはマイランEPD合同会社のものしか講演会がない。エピペントレーナーを時々触ることがいざというとき役立つという話を以前聞いた。アナフィラキシーというの人が生きるか死ぬかの瀬戸際をさまよう治療です。そして医療機関のボスミンとは異なり自己注射あるいは周りの教員をはじめとする大人がそれも教育の専門家であって医療の素人が打たねばならない。添付文書が重要になっている。これはおそらく裁判所がよりどころとしているためです。インターネットを通じて添付文書を読まねばならない時代が来ている。

トリプタン系の頭痛薬が査定されました

頭痛には漢方薬が、粉の漢方薬が飲めたら大変よく効く。錠剤ないですかといわれたらないと答えます。ボルタレンやロキソニンはNSAIDsは胃潰瘍で血が噴き出したり腎臓が悪くなったりするから処方しない。そう言ったらみんな漢方薬を飲んでみます。呉茱萸が入っていてもみんな飲める、この人には無理そうと思ったらやはり無理。保険の健保組合の2次審査でバッサリとトリプタン系の頭痛薬が査定されました。バッサリやられました。最近は多剤併用が過剰とかいろいろ減点されて薬をだすのが苦痛になっています。痛み止めが欲しいといわれたらアセトアミノフェンしか処方しない、漢方薬の痛み止めなら処方しますとお答えしています...。一錠1000円近い薬を減点されるなんて初めてです。漢方薬は2類で薬剤師なしで登録販売管理者が販売できる、保険を使って漢方薬を処方すると安い、つまり公的資金を使うことになる。ノバルティスの5400万円の薬は白血病の薬です。一過に5400万円の薬を認めるなら漢方薬をもっと認めてほしい。最近は漢方薬の査定が増えなぜ先生は薬をくれないの?という会話が増えました。