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後発品

今は医師が後発品変更不可の印鑑を押しても疑義紹介で後発品に変わるそうです。昨日の新聞に先発品のライセンスの12年が長いとの記事が載っていました。医療費s九減のため5年にしろという話が世界的にあるそうです。先日、ヒルドイドのセミナーをMRさんと一緒に見ました、横から、いろいろ解説していただき役に立ちましたヒルドイドには60年の歴史があるのです。認知症などでパッチ剤を使う人にはパッチ剤の周りにヒルドイドを塗ることがよいそうです。ところで勉強不足でしたがというか当たり前ですがビソフテンフテンローションとヒルドイドローションは全く同じではありませんでした。どちらが良いか話は別です。後発品の方が却って添加物が改善されている場合もある。しかし、価格が違いすぎる。先発品は1200円後発品は500円何よりも患者さんのためにという声がCMから聞こえてきそうです。私は何よりも患者さんのためにを信じビーソフテンを多用しています。しかし、点眼液や皮膚科用剤は基剤が異なります。オーソライズドジェネリックと言って全く同じものもあります、アレグラやブロプレス更にはクラビットにはオーソライズドジェネリックがあります。オーソライズドジェネリックについては以前のブログをご覧ください。

外用薬の混合

外用薬の混合は永遠に答えがでない話です。ただし配合変化や感染を考えたらそのまま処方するのが一番です。点眼薬をを考えたら混ぜるなんて話は聞いたことがない。しかし、実はサイプレジン点眼液を薄めて眼精疲労を改善する治療を希望する方がおられて点眼薬を混ぜたことはあります。さらにアトロピンも同じです。皮膚に塗布する薬は混ぜると院内処方では儲かるとかいろいろな事情があるようです。ヒルドイドソフトとプロペトや白色ワセリンを混合しても効果はあるのでしょうか?ヒルドイドソフトにはもともとワセリンが入っている。ステロイドイドとワセリンの混合には効果があるのでしょうか?数十倍に薄めないと薄めたことにはならないそうです。最近の混入や配合変化が起こる可能性があります。患者さんにとっては重ね塗りするより面倒ではなく使い勝手がよいようです。効く薬にはたいていステロイドが配合され知らずにきれいになったとやめたらリバウンドが来る。よそで治らぬものが治るというの魔法使医でもない限り有り得ない。配合すればアドヒアランスは確実によくなるのは事実です。

多汗症

熱くなってきました。漢方で多汗症の治療は難しい。高価なボトックスを使っても次第効きにくくなる。時々汗について相談受けるがなかなか難しい。汗が出て手や足が汗でべっとりする人がいる。漢方薬なら黄耆が入っているものを用いる。桂枝加黄耆湯、防已黄耆湯、補中益気湯、黄耆建中湯などです。外から攻めるならアセモトール、亜鉛華軟膏ぐらいしか思いつかない。黄耆には固摂作用を高める働きがあります。そういえば関係ないが黄耆30グラム?でITPをを治療するというのもあった。汗を止めるのはよいことばかりではありません。例えば熱中症の治療では汗をかくことはよいことです。汗をかくことにより熱を体外へもらすことになります。汗から熱という毒をだせばよいのです。肺と皮膚は表裏の関係にあると東洋医学では言います。肺と皮膚の固摂作用を用いています。皮膚を治療するには肺つまり五臓の肺を治療することが大切です。黄耆には固表止汗作用があります。素体が虚弱な人に自汗に黄耆です。盗汗なら牡蠣もあります。黄耆沫の振り出しもよいかもしれないがためした経験がない。

アセモトールの時期です

午後からはクーラーが必要な季節になりました。アセモトールはステロイドが配合されないあせもの薬です。薄荷が入っているのでスーッとします。アセモトールは精製水と混ぜて100mlに調整します。グリセリン4ml、酸化亜鉛7グラム、エタノール10ml、タルク7グラム、サリチル酸原末0.5グラム、薄荷0.1ml、アセモトールの検索キーワードが増えました。アセモトールは古くからあるあせもの薬です。調剤薬局で作ってもらうので既製品ではありません。アセモトールにはタルクつまり漢方薬の生薬でいうところの滑石が入っています。朝夕は暖房昼はクーラーという生活に運動会の練習が重なっている。六一散という薬をご存知でしょうか?滑石と甘草を6対1の割合で配合した漢方薬です。漢方薬であせもに聞くものって案外頼まれないです。清熱燥湿も生薬で冷やしながら乾燥させたらいいんでしょうか。或いは黄耆が配合された処方でそうりを強化してだらだら汗をかかない体を作ることでしょうか。標本同時なら両方の処方をすることです。昨日は学校検診に夜は委員会疲れています。

老人性のいぼ

イボと言ってもいろいろないぼがあるHPV感染症のいぼそれとは全く別の首や顔にできる老人性のいぼ赤ちゃんのみずいぼいろいろありイボとついても病態は一つではありません。老人性のいぼを漢方治療で何とかなりませんかとかシミは漢方では何がよいかという質問をたくさん受ける。ヨクイニンはどうですか?一方漢方のマニアさんではヨクイニンは微寒だから体を冷やすのって質問を受ける。ヨクイニンは燥性だが美肌作用がある。乾いたにきびに使ってよいかという質問を幾人かの医師にぶつけたが?でした。私の中ではまだ解決していません。結局ヨクイニンではウイルス性ではない老人性のいぼは難しいとのことである。液体窒素などで焼くのもよいが痛い跡が残ると訴訟になるかもしれない。シミについても得諮問を受ける。漢方薬で駆瘀血薬の桂枝茯苓丸加ヨクイニンがよく使われると思われるが構成生薬を考えると腸廱湯がよいと最近考えるようになった、こんなこと書くとブログに書いてた腸廱湯をくれと言わるのであまり書かない、更に漢方には企業秘密がいっぱい。本当のことはブログには書かないものである。ヨクイニンは痰濁をさばき瘀血を改善する生薬も入っている。

軟膏とクリーム

軟膏とクリームの違いを考えたことはありますか。一般には白くてさらっとしたのがクリーム、白色ワセリンというくらいだから白い油っぽいのが軟膏だと思ってました。2011年第16回生日本薬局方「製剤総則」に軟膏およびクリームという記載がなされたそうです。軟膏とは皮膚に塗布する、有効成分を基剤に溶解する又は分散させた半固型の製剤の製剤です、水溶性基剤の水溶性軟膏、脂溶性基剤の脂溶性軟膏、クリームとは皮膚に塗布する、水中油型または油中水型に乳化した半固型の製剤とされています。水中脂型クリーム〔OW〕油中水型クリーム〔wo〕に分かれます。しかし、ビーソフテン油性クリームの検索は多いなあ。10日ほどであっという間に50件を超えました。軟膏とクリームは冬場には女性やアトピー性皮膚炎には不可欠です。最近コンタクトレンズの軟こうやクリームによる汚れが目立ちます。指紋が犯人でお気を付け下さい。明日から3連休です。私は東京で慈恵医師会と産業医学振興財団のコラボで3日で35000円に値上げされた産業医学の講習会です。それに新幹線・宿泊・物入りです。鉄鋼が不況でボーナス大きくカットされたそうですね。S特殊製鋼が40パーセントK製鋼が17パーセント賞与カットだそうです。有害業務はすべて東南アジアにもって行き京都議定書といってもなんか不思議な気持ちです。

ヒルドイドソフト軟膏とビーソフテン油性クリーム

ヘパリン類似物質のヒルドイドソフト軟膏に後発品ビーソフテン油性クリームが12月14日の金曜日に発売されます。昔は14日の金曜日といえば縁起が悪いといわれました。ジェネリック医薬品の油性クリームつまり油中水型クリームであるビーソフテン油性クリームが登場します。ビーソフテン油性クリームはアトピー性皮膚炎や老人性乾皮症の皮脂欠乏に用います。皮膚保湿剤と血行促進の作用を併せ持つビーソフテン油性クリームはグラム単位の薬価がついているのでジェネリック率35パーセントを超えるには貴重な薬です。来年4月改定ではジェネリック率60パーセントを目指すことになりそうです。後発医薬品のない先発品は分母から削除される為今の45パーセントぐらいではないかと噂されている。へパリ類似物質は血行をよくするとヒスタミンの循環をよくするためしもやけにも使える。一方アトピー性皮膚炎にもつかわれる。不思議なな薬です。どちらを支持する論文もあるようです。2011年クリームと軟膏の定義がきっちりしました。軟膏とは皮膚に塗布する、有効成分を基剤に溶解する又は分散させた半固型の製剤です。クリームは皮膚に塗布する、水中油型または油中水型に入荷した半固型の製剤です。油中水型クリームつまり油性クリームです。

産業医がはじめて敗訴

神戸地裁姫路支部の話ではありませんが2年ほど前産業医が初めて敗訴しましました。そして2審に控訴して和解に至りました。いままで産業医は訴えられて敗訴することは皆無でした。なんとなれば安全配慮義務に対する訴訟であったものが弁護士先生も考えました。不法行為責任を争点にしました。どんな内容か?自律神経失調症で元大学教授が産業医として「それは病気やない」「甘えんな」「薬は飲まずにがんばれ」「この状態が続けば行きとってもおもろないやろが」と自宅近くの喫茶店で休職中の職員に述べたそうです。「圧迫的態度」「患者というかクライアントを突き放す」などすれば医師ならば病状が悪化することは予見されたというものです。人から聞いた話では姫路の産業医報酬は兵庫県の中でもお高くないそうです。「注意義務違反で復職遅延に対し30万円、精神的苦痛に対し30万円計60万円に対して年5分の利息を付けて払えというものでした。5分の利息と控訴したら弁護士費用と時間がもったいない。延滞税は大変お高い。相続など10か月以内に支払わないと14パーセントの延滞税がかかる。今まで相続税など他人事と思っていた方も遺留分が減り相続税がかかるようになります。辛抱できることは辛抱しましょう。弁護士さんも勝てると思わない事例は相手にしてくれません。

AGA

薄毛と抜け毛という男性の男性型脱毛つまりAGAの薬プロペシアは割って服用すると妊婦さんのおなかの中にいる胎児へ影響することがあります。風疹も神戸や尼崎では多くの発症を見るようです。先天性風疹症候群も怖いがプロペシアを割って飲むのも怖い。AGAはandrogetic aropeciaのことです。プロペシアは5α還元酵素Ⅱ型阻害薬です。20歳以上のかたに適応があります。1mgと0.2mgが値段が同じという不思議な薬です。インターネットで購入すると偽物が出回っているそうです。いっこも効かんということになります。AGAのくすりプロペシアを処方することになりました。皮膚科学会のエビデンスレベルではリアップとプロペシアはAとなっています。保険適応外です。予防接種とともに自由診療となっており色y機関により価格が違うのがみそです。男性のみの適応です。おむかえのドラッグストアでリアップを試して無効な方ぜひお越しください。プロペシア服用中は前立腺のマーカーであるPSAは2倍にして考えるそうです。血清中のPSAが40パーセントに減少したことによるものです。対象は男性で20歳以上の男性です。通常6か月は飲む必要があるそうです。副作用は1パーセント未満で射精障害、勃起機能不全があります。高齢者は生理的に体が衰えているので要注意とされています。昨日は数百人の方からアクセスをいただきました。いったい何が起こったのでしょう。

慢性便秘症

アミテイエ―ザがラキソベロンに代わり30年ぶり便秘のくすりとして登場しました。アミテイ―ザは1日2回まで服用できます。なんと便が出るのは最短で21分というデータがあります。アミティエーザはアメリカでは武田薬品さんが販売しているそうです。アミティエーザは一錠150円以上する高価なお薬です。昔はラキソベロンが高薬価でしたが今後はアミティエーザが便秘の薬としては高級品となります。アミテイエーザは小腸で水や粘液を分泌します。プロストン系には無限の可能性があります。アルツハイマーやパーキンソン病にもプロストン系が有効な可能があるそうです。漢方薬やカマグに比べると随分高薬価です。酸化マグネシウムですがカマグは関西の呼び方です。関東へ行くとカマというそうです。