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糖尿病網膜症

医師が糖尿病網膜症で視力が落ちたらどうなるか?知人の医師から連絡があった。開業の借金はほぼ返済、もうすぐ60歳です。インスリンをうってレーザーを当てているそうです。私なら大きな病院に即紹介してしまいそうです。糖尿病網膜症はそれくらいたちが悪い。私なら引退してしまいそうです。大学を二つ出ている、国家資格を二つ有する優秀な方です。話は変わりますがかの有名な元〇阪市の助役の弁護士さんも宅建やいろいろ資格を有しておられます。中学出ているといっても漢字もわからないから漢字から学ばれたそうです。情報の80パーセントは目から入ります。医師が途中で視力を失ったら大変です。糖尿病網膜症で見えなくなるのは黄斑浮腫、増殖網膜症による硝子体出血、新生血管緑内障などいろいろな原因がある。黄斑浮腫はあっという間に見にくくなる。高価な抗VEGF抗体を投与するがずっと続けなければならない。眼科でインターネット調査を繰り返し行っているのは抗VEGF抗体についてである。抗VEGF抗体が使われると眼科の医療費の本体部分がどんどん削減される。糖尿病の目は怖い。そして次は腎臓です。

アルコールを絶つ

アルコール依存症をアルコール使用障害に変えるとする内容の発表が精神神経学会であった。なぜアルコール依存症ではだめなのか?不思議です。レグテクトの保険適応病名はアルコール依存症です。学会は脂質異常症としても高コレステロール血症や高脂血症でないと健康保険ではさてされます。アルコール性肝障害から目覚めてアルコールから離脱できた患者さんがいると思ったら戻ってきた。酒は百薬の長という仏教的には般若湯という。最近は以前のアルコール摂取でむかつきが来る断酒薬シアナミドではなく日本新薬のレグテクトを服用して酒を断つことに取り組んだ一人の男性がいる。薬に頼るの嫌だからレグテクトを数か月服用し大丈夫と去って行ったがまた戻ってこられました。飲みたくなったらレグテクトを服用していたそうです。なぜ一日6錠分三毎食後なのわかりません。半量投与可能にして何がしたいのか担当者に聞いてもわかりませんがレグテクトはアルコールを服用しても気持ち良くならない。シアナミドは服用すると吐き気がする。大きな違いである。こんどはストレスいっぱいの女の人がレグテクトにチャレンジする。レグザルトWEBもうすぐです。

腎性貧血

血液の赤は赤血球の赤です、その赤血球を作るのを命令するのが腎臓です。持続型赤血球造血刺激因子製剤は適応は腎性貧血です。エリスロポイエチンが腎臓に作用して赤血球を作ります。腎性貧血の新しい薬について使用を検討しています。今までに比べてクレアチニンの値についての縛りがないそうです。更に従来の製剤と比べて持続時間が長いそうです。エリスロポイエチン製剤を一週間に一度、2週間に一度或いは4週間に一度の投与方法があるそうです。しかも皮下注射でも静脈注射でもよいそうです。昔はクレアチニンの値によって縛られていましたが今は腎性貧血なら使えます。腎性貧血とクレアチニンやeGFRは関係ない方がおられる為です。30マイクログラムから60マイクログラムに増量する,あるいは2週間に一度か4週間に一度かで量が変わります。Hbは12くらいまでににしておきます。多血症の状態では血栓のリスクがあがります。骨粗しょう症の薬は血管から漏れると痛いそうですが血管が命の腎臓病では皮下注でも静脈注射でも皮下注射でもよいそうです。腎臓が悪い人の顔色が赤くなります。

血液ガスと無呼吸

以前の話ですが無呼吸を患者さんが起こしていると呼ばれました。取りあえず血液ガスだ。PO2が170mmHg、PCO2が75mmHg、PHは前日の7.5から7.3とアシドーシスになっている。炭酸ガスが蓄積して呼吸中枢を抑制している。酸素は経鼻で2Lでした。SPO2ばかりに気がゆくと失敗します。二酸化炭素の蓄積が怖い。SPO2を見ると酸素濃度を高くしたい。しかし、ベースにある病気をよく考え無闇に高濃度の酸素を投与することは控えるべきです。リザーバマスクは炭酸ガスを蓄積させる。SPO2は介護の世界でもよく用いられている。しかし基礎疾患によればO2とCO2が逆転する。顔が赤い、顔面紅潮は用注意です。MASKで4L、経鼻カニューラで1から2Lあたりが上限です。DOPAMINE製剤による延命も希望がなく炭酸ガスを上がらぬように酸素濃度を確保する、下顎呼吸になっており、後がない。動脈硬化にはHDL/LDLは動脈硬化の予測になる。LDL-Cは計算と直接測定できる。動脈指数はTCHOとLDLから算定される。若いときタバコばかり吸っていると動脈硬化とCOPDになる。

骨粗鬆症

ボンヒバのWEB勉強会に参加して以来骨粗鬆症に関心がある。たばこを吸うと骨折率が1.4倍との報告がある。飲酒。ストレス。ダイエットも悪い。魚や乳製品を接種しないもっとも骨折しやすい場所は何処でしょうか?急増しているそうだ。脊椎圧迫骨折。知らない間に骨が折れる。自分の体重で圧迫する。脊椎圧迫骨折は寝たきりになり死亡率が1.8倍になる。前かがみになると胸焼け・消化不良・便秘・逆流性食道炎を起こす。自覚症状が乏しい。要注意は身長が2センチ以上縮む状態だそうです。背中が曲がることです。内臓を圧迫します。骨密度には遺伝が半分あるそうです。若い女性にも骨粗鬆症の若年化が進んでいる。しかし、マックの売り上げ落ちているそうです。皆健康に関心をもっているのでしょう。骨粗鬆症の薬もいろいろ増えました。内服薬では吸収が悪いというので注射が増えています。1996年けいこうのBPsが登場した。2011年4週間に一回の経口薬、2012年点滴薬、2013年静脈注射そして今や6カ月に一度の投与の注射もある。整形外科が提唱するロコモしませんかに乗ってどんどん進化しています。骨吸収マーカーは尿中CTX、血液中のNTXです。いよいよボンビバを使うべき患者さんが来られました。過疎地に行っても困らぬよう頑張ろう。

ブロプレスのジェネリック

日本でまたオーソライズドジェネリックが発売されます。全く同じものが安くなるのだからよいことです。地裁レベルですがMKタクシーの近畿運輸局への主張がみとめられたそうです。安くてよいもの皆求めています。武田薬品がグループ企業のあすか製薬に特許切れが見えてきたブロプレスを譲るそうです、ヨーロッパでは当たり前のAUTHRIZED GENERICですがおそらくサノフィのアレグラから日医工のフェキソフェナジンへの動きに2番目のオーソライズドジェネリック医薬品となります。オーソライズドジェネリックは武田薬品の作ったブロプレスを特許が切れる前に武田薬品が9パーセントの株を保有するあすか製薬が販売すうることです。製薬会社には各国の威信がかかっているようです。ファイザーとアストラゼネカもしかりです。武田薬品のMRさんもこのブログをお読みです。ありがとうございます。武田薬品工業は日本でトップの企業です。しかし、世界のM&Aはアストラのようにお声はかかりません。日本経済新聞によると将来に期待される薬がアストラにはあるそうです。当たるも八卦当たらぬも八卦の占いと新薬の大型商品の開発どちらが当たるんでしょうか?競馬の馬券が経費かどうか、裁判で争っている。

リザーバマスク

リザーバマスクをご存知ですか?初めてリザーバマスクを見ました。リザーバマスクを用いると従来よりも高濃度の酸素を吸入できます。私の父が入所している有料老人ホームでもパルスオキシメーターで簡単にSPO2を簡単に測定している。しかし、炭酸ガス濃度も大切です。炭酸ガスは呼吸中枢を抑制します、酸素飽和度にばかり目がゆきます。経鼻カヌラとマスクしかなかったが今は盛んにリザーバマスクというものが病棟で用いられている。COPDや肺結核後遺症などに高濃度の酸素を投与するとCO2 NARCOSISを起こします。リザーバマスクは5L以上の高濃度酸素を流すことで高濃度の酸素を吸入できます。一方でCO2 NARCOSISを起こすリスクが高いマスクと言える。リザーバマスクはリザーバに酸素をためます。旨いこと考えたものです。普通のベンチュリーマスクもリザーバマスクの流量の酸素を流すと炭酸ガスが蓄積して呼吸抑制を起こすそうです。今日も暇だった。花粉の飛散も少ないようですね、しかしアレルギーの症状が強い人は強いです。

アニオンギャップ

アニオンギャップは陽イオンと陰イオンの差のことです、炭酸水素イオンと塩素イオンが陰イオンです。ナトリウムとカリウムイオンは陽イオンです。そのイオンの差がアニオンギャップです。ただし、カリウムイオンはほとんどゼロですから無視してよいのです。アニオンギャップは新しい話ではなく30年前つまり私が学生のころから存在していました。血液ガスのPHは7.4+-0.05です。アニオンギャップは12が正常です、まずPHは酸性とアルカリ性の目安です。BASE EXESSつまりBEも大切です。PCO2ga10mmHg変動するとPHは0.05下がります。アシドーシスになります。Po2は75から105mmHGPCO2は35から45mmHgです。SPO2で酸素飽和度ばかり見ているとCO2NARCOSISを見落とす。ご存知のように人間はアルカリ性です、アシドーシスは酸性です。ところで化学Ⅱで学んだヘンダーソンはっせるばるひの公式を覚えていますか。わたしはすっかる忘れています、対数計算が必要です。CO2が過剰になると呼吸抑制を起こす。酸素飽和度のみ介護の世界を中心に普及しすぎているようです。

タダラフィルの保険適応

タダラフィルが前立腺肥大症の薬として保険適応を取得しました。タダラフィルはもともと全額自由診療のお薬です。タダラフィルを保険診療を行い処方するには尿流測定検査、残尿検査、前立腺超音波検査などの実施年月日をレセプトに記載することになっている。早速電話でいつもお越しの患者さんが尿が出にくいがよい薬ないか?ときた。タダラフィルがほしいんだ。ダメだよ保険適応でタダラフィルを処方するには保険のルールがあるんだよと思いながら泌尿器に行かないとタダラフィルは保険では処方できませんとお答えしました。厚生労働省も厳しくしてほしい、生活保護の方が向精神薬を売るようにまた何か悪用する人がでないため厳しくしてほしい。泌尿器科の審査員の先生方に頑張ってほしい。前立腺超音波検査ぐらいならいろいろなところでできる。アコファイドに内視鏡などの器質的疾患を除外する検査が必要であるように厳しくしてほしい。保険診療をドラッグストアと間違っている人が増えている。薬だけとか、本人がいかなければだめですか最も基本的なことである。ナンセンスな質問が多すぎる、保険の療養規則違反である。自由診療を行うと医賠責が効かなくなる訴訟リスクは大きい。予防接種にはまだ保険がつくが定期予防接種に比べ額が低い。消費税を払ってまですることはない。

CO2ナルコーシス

CO2ナルコーシスはからだのなかにCO2が蓄積する怖い状態です。SpO2を簡単に測れる今の時代に血液ガスを測らず血液中のO2つまり酸素濃度ばかり気になりますついつい酸素濃度に目がゆきます、酸素吸入の量が多すぎるつまり経鼻カヌラで2リットルも行く炭酸ガスがどんどん体の中にたまってゆきます。すると呼吸中枢がマヒして起こる高炭酸ガス血症が原因で血管が拡張して初期には頭痛や顔面紅潮などが起こる、酸素の濃度を上げると酸素濃度の上昇よりも進行する二酸化炭素の蓄積ばかりが悪さをします。そして、酸素を吸入すればするほど動脈血の酸素濃度と炭酸ガス濃度は逆転します。さらには炭酸ガスが高濃度になってゆきます。炭酸ガスがたまるとからだが酸性になります。アシドーシスになります。人体は本来アルカリ性です。肺結核後遺症の方、COPDなどの患者さんSPO2ばかり気にしているとCO2 NARCOSISが容易に起こります。若い女性に多い過換気症候群は呼吸促迫で炭酸ガスが少ない状態です。バッグ吸入をして炭酸ガス、二酸化炭素を吸う状態です。二酸化炭素を飛ばしたいのがCO2ナルコーシスです。今日は久しぶり酸素吸入についてばたばたとした当直だった。外来はB型インフルエンザウイルス感染症にも襲われました。今年はB型インフルエンザウイルス感染症がいつまでも続きます。レセプトも終わりましたがこどもはかわいそうに中間考査一週間前です。親子で頑張る中間考査にしたいです。しかし、物理は分かりません、アレルギーでテキスト見るのも嫌だ。5がつになり安室中学校 PTA総会 2014なんて検索キーワードでなぜ私のブログにたどり着くのでしょう。