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スーグラ 体重減少

尿検査が持つ意味が変わる可能性を有する薬がSGLT阻害薬です。オブリ―ンは今回もEBMを求める声があり発売に至らなかったそうです。アメリカは恐ろしいですね陪審員裁判でアクトスのリスクを追及する動きがひろっがっているそうです、本当の裁判になればひっくり返る可能性が高いそうです。株が一時90円一気に下がったそうです。ところで4月17日薬価収載と同時に発売予定のSGLT阻害薬スーグラはどのような人に良いか?若くて太った2型の糖尿病のかたらしいです。SGLT阻害薬は秋までに6剤が発売され、そのあと合計7剤目が発売されます。その点オブリ―ンにはライバルがない。スーグラは近位尿細管でのグルコースを再吸収せず尿中へ排泄します。SGLT阻害薬はグルコースだけではなくカルシウムやリンの再吸収を阻止します。SGLT阻害薬は骨代謝に影響する可能性があります。スーグラで体重減少するともっぱら言われています。腎臓の近位尿細管で糖の再吸収を抑えると尿量が浸透圧利尿で増える。腎性糖尿病では糖尿病性腎症が起こらないだから尿に糖を多量に排泄しても大丈夫ということになっております。50年以上かかりリンゴの樹皮から作られたといえば安全な気がします。更に長野県の寿製薬という会社が絡んでいます。寿製薬は古くからある胃薬のマーズレンSの会社だそうです。オブリ―ンは今回も薬価収載されませんでした。MSDもコ―プロしているそうです。コソプト点眼液発売記念4周年講演会が今年は6月に神戸で行われるそうですね。枠があれば呼んでほしいですね。お願いしますね。最近ブログを読む方が増えましたが兵庫県の比率が50パーセントを切っています。どなたがお読みくださっているのでしょう。

タケルダ錠

タケルダって聞いたこのがない処方です。まだ承認が下りたところだそうです。タケルダは胃潰瘍と十二指腸潰瘍の既往がある人限定の薬です、更にタケルダは冠動脈疾患や脳の疾患でアスピリンを飲む人のための薬です、タケルダ錠ってあの日本が誇る武田薬品工業の薬だ、昔のジェネリック医薬品みたいな名前です。何かわからないけどネット配信されてきたのは?ワンクリックするとアスピリン100mgとランソプラゾールとの配合剤でした。凝固系に作用する新しい薬に対抗し新しい薬はアスピリンの配合剤です、なるほどです。PPIすべてにアスピリンの併用を保険適用として認めているわけではありません。配合薬もここまで来たか、しかし、アドヒアランスは確実です。要はタケプロンとバイアスピリンの配合錠です。何でも配合剤です。ARBのアジルバとCCBのアムロジピンとの配合剤も開発中です。

スーグラと体重減少

スーグラのWEBで少し触れられていましたが2型糖尿病で近位尿細管における糖の再吸収が抑えらると尿量が増える。尿量が毎日増えると体重減少がすすむ。つまり体重は減る。尿量がます可能性を考えると体重が減りインスリン抵抗性が減る可能性がある。海外の出たデータでは除脂肪体重よりも体脂肪の減少が大幅だったそうですよ。体重を減らす薬もでますが2型糖尿病ならSGLTで体重減らしたらよいかもしれません、もちろん脱水のリスク更には血栓のリスクががあります。サウナは行って体重はかると体重は減っています。腎性糖尿病は糖尿病に非ずだから近位尿細管中の糖の近位尿細管からの再吸収をSGLTがブロックしても大丈夫なら尿糖の増加の悪影響はみられないであろうと説明されています。eGFRが大丈夫ならSGLTを処方しても大丈夫ということです。脱水の指標にはHtがよいとされています。スーグラなどSGLTを試そうと思えば一年間は2週間に一回の診療がいる。眼科から見たらうらやましと思う眼科医は全国にいる。一回225点の指導料が入ってくる。眼科には指導料が算定できる疾患は何もない。眼科医の子供は眼科医にはならない。

スーグラの疑問点

スーグラの質問がなんと先月に続き今月も50件以上のアクセスをいただきました。もちろんスーグラの質問はトップです。やはり薬は安全性が大切です。ビグアナイドのメトグルコもMRさんからうるさいほどご丁寧に忘年会に日には抜くようしない、ヨード造影剤に検査の前後2日は服用しないよう繰り返し説明するように言われた。一人でもあるいは注意喚起が出る5症例の蓄積でマスコミは大きく取り上げる、医療は止まってしまう。スーグラが尿に糖を排泄するということは体液量がへる口渇、失神、起立性低血圧、夏季の脱水採血すればHtが上昇する脳血管が細い人は閉塞するリスクが高まるかもしれない。今話題の糖質制限食に対してスーグラがどうかはわからないが原則糖質摂取が50から60パーセントを守る。ピオグリタゾンとスーグラの適応症は似ているかもしれないそうです。SICK DAYでは中止した方がよいそうです。スーグラが安全ではないという根拠は腎性糖尿病の方は大きな以上なく人生を全うできることです。スーグラの良い適応症は若くて罹病期間が短い、他剤無効例の糖尿病です。現時点では2型の糖尿病に使うことです。

アルコール依存症

アルコール依存症の病態は中枢神経系の主要な興奮神経であるグルタミン酸作動性神経が亢進し興奮性神経伝達と抑制性神経伝達の間に不均衡が生じることが病態と考えられています。飲酒欲求がなくなるそうです。昔からあるシアナミドなど抗酒薬はアセトアルデヒドでヒドロゲナーゼを阻害することにより血中アセトアルデヒド濃度の上昇による不快感を連想させる。アルコール依存症の薬を処方している患者さんがおられます。そもそもアルコール依存症とは飲酒したいという強烈な欲望、強迫感離脱症状、節酒の不能、耐性の増大飲酒やその回復に一日の大部分の時間を消費し飲酒以外の娯楽を無視するつまり飲酒中心の生活、身体的、精神的問題が悪化しているにかかわらず断酒しない、離脱症状の6項目の中で4つが該当する患者さんです。アルコール依存症断酒補助薬レグテクトはなかなか有効なようです。一日6錠分3で服薬するのが正しい飲み方というか治験がなされていないようです。レグテクトの会社には都市対抗野球で活躍されたMRさんがおられる実に誠実です。スポーツっていいなって思います。レグテクト飲む患者さんにも頑張ってほしい。酒は百薬の長はうそだ。

サインバルタと糖尿病神経障害

糖尿病の神経障害にトラマール、リリカ、セレコックスというある会社の処方がすべて無効だった患者さんの神経障害にサインバルタを用いました。サインバルタはうつ病の薬です。しかし糖尿病に対する保険適応を有しています。トラムセットもだめでした。リリカ75ミリグラム3錠を行きましたが無効でした。オピオイドでダメなら抗うつ薬かと思い患者さんに説明しました。レクサプロでうまくいった患者さんもいますがこの人は本当にうつ病で神経科に通われていた方です。デパ中ことデパス中毒で0.5mgを4錠飲んでましたが他院の医師がレクサプロの方がよい薬だと行ってくださったのでデパスを切ることに成功しました、うつ病や鬱状態に対する今の考え方はデパスのようなベンゾジアゼピンはきるそして抗うつ薬を残すというのが一般的です。28日位エチゾラムを連用すると依存ができるそうです。サインバルタはなぜ朝服用なんでしょうか?誰かMRさんMSさん教えてください。シオノギやイイライリリーなんて来たことないからわからない。昔は?といっても阪神淡路大震災前テトラミドやアナフラニールを糖尿病の神経障害に使う医師は多かった。コソオプト点が気を宣伝に来てもレメロンの話ばかりしています、漢方で向精神薬や抗うつ薬を離脱したい人は多いからです。ベンゾジアゼピン飲むならレメロンという話です。レメロンはとても眠くなる抗うつ薬です。

光に囲まれた生活

光に囲まれた生活という言葉をよく耳にします。将来、文部科学省は子供たち全員にタブレットを持たせる方針だそうです。JiNSのPCめがねよく売れているそうですね、度なしをかけると確かに暗く見えました。すべてのPCめがね同じと思っていませんか?と言われたら正確な答えはない。パンフレットでは度ありでも4000円しないと書いてあります。以前ロゼレムの講演会でも言ってました。更にブルーライト問題でも耳にします。確かに飛行機の乗ったとき日本を上から見下ろすとすごく明るく感じます。人類は火を使うようになり1870年光を電球の発明で得たそうです。更にはLEDが安くなり電力事情もありブルーライトを避け通ることはできません。ブルーライトLEDがドライアイやサーカディアンリズムに影響する。目はカメラと時計の役割を同時にしている大切な臓器というのが眼科の立場です。生活習慣病と睡眠の関係も大切だといわれています。睡眠はうつと密接な関係であることは確かですが全身と大きな関係があることがわかってきているようです。武田薬品のロゼレムを昼夜逆転に用いるには就寝の3から4時間前に服用するとよいそうです、老人も若い人も昼夜逆転します。

スーグラの質問

スーグラをWEBで学びました。疑問点は皆同じ使ってみないとわからない。一年の臨床治験でスーグラのすべてが解決されるわけではない。2型糖尿病の治療薬スーグラは選択的SGLT阻害剤です。スーグラについて質問として出たことの一部をまとめました。尿中排泄が増加するのは糖だけではありません。カルシウム、ナトリウム、尿酸、マグネシウムだそうです。しかし、腎性糖尿病の方が腎機能が悪くなるわけではない、腎不全リスクがあがるわけではないつまり問題ないというのが今のコメントでした。骨代謝のマーカーがあがるそうです。副甲状腺ホルモンが少し上昇するそうです。つまり骨代謝には不安が残っているようです。つまり閉経後の女性には注意かもしれない。eGFRが海外では45以下では使用しないそうです。Htは漸増するが3か月でプラトーになります。まだわからないことだが尿糖が増加する事とは糖質制限食とは異質の問題であることCGMが普及していますが平行移動する形で一日中血糖値は下がるそうです。LDLは上がるという報告と上がらない報告が混在している。スーグラはメタボの非高齢者に良い薬だそうです

糖質制限食

糖質制限食には賛否両論がある。しかし、糖質制限食に感謝の気持ちを持つ人は多いらしい、おなかがすいたらピーナッツやチーズを食べるそうです。肉はヘレよりサーロインがよいらしい。赤い肉の方が脂を含んでいないので健康に良い気がしますが白い方がよいそうです。炭水化物=糖質+繊維だそうです。糖質制限食ではこの糖質を制限する事が大切です。糖質制限食における食べる順序はまずは野菜を食べるそして次がみそ汁を飲む。味噌汁飲んだら血圧が上がります。具だけ食べて汁は飲まないのが今までの栄養指導です。100回噛んで食べるのが糖質制限食です。マクロビオテイックは30回噛んで食べる。玄米菜食の方が体に良いと思うが今の糖質制限食で体重が減りヘモグロビンA1cが下がりさらには尿酸値があがらない不思議な話です。日本食はよいから白いご飯はよい。スーパー糖質制限食なるものもある。より炭水化物を控えるそうです。肉はよいがとんかつや揚げ物の衣が悪い。今後定着してゆくのでしょうか。わたくし自身は炭水化物が好きだ。無理だ。

ロコモティブ症候群

日本の十年後どうなっているだろう。10年後にはロコモしてますか?が合言葉になっているかもしれません。ロコモとはロコモティブ症候群のことです。メタボリック症候群はよく耳にしますがロコモティブ症候群という言葉を初めて耳にしました。脳卒中や心疾患の予防の概念がメタボリック症候群の根底にはあります。代表は特定健康診査です。一方ロコモティブ症候群は介護保険の要支援や介護の認定原疾患の21パーセントが脳卒中,認知症は15.3パーセント,関節疾患が10.9パーセンと、骨折/転倒が10.2パーセントだそうです。関節疾患や骨折・転倒といった運動器疾患は合わせて20パーセントにも達します。ロコモティブ症候群は加齢により運動器疾患のため移動能力の低下をきたします。そして要介護の危険な状態に至るをさすそうです。10年後には目標としてロコモテイブ症候群の認知は80パーセントを目指しています。日本運動器学会のホームページに詳しく乗っているそうです。ホームページですが月曜日は毎週アクセスがとても多い。最近インフルエンザの予防接種にお越しになる方なぜか多いです。