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WEB講演会

WEB講演会が非常に増えている。家にいて勉強できる、それを営業所などに集まり集合会場で視聴する、いろいろな活用方法があるようです。昼休みも激増しています。眼科は遅れています、アレルギーも遅れています、漢方も遅れています。そこで生活習慣病のWEBがいっぱいあります。世界糖尿病デイや糖尿病学会の地方会のプログラムも届いています。最近はイニシンクの講演会が非常に多い。イニシンクはメトフォルミンとDPP4阻害薬の配合剤です。つまりメトグルコの勉強とDPP4阻害薬の勉強と糖尿病の勉強ができます。どちらのお薬も使いますが最近はWEEKLY DPP4阻害薬ばかり用いています。糖尿病患者の眼底を見ているとHbA1Cが6代の方が案外網膜症が増悪する。低血糖が起きても無自覚の方が少なくない。低血糖の閾値が次第に下がっていき血糖値が50mg/dl以下でも感じなくなります。自覚がなくなります。昼食前に目の前が白く見えるというのも低血糖が多い。マリゼブもザファテックも好んで使わせたいただいております。平坦な血糖値が大切です。低血糖が悪い。昨日そして一昨日はイニシンク今日はマリゼブの講演会に行きます。

尿酸

尿酸は良いものか悪いものか。尿酸そのものが悪いという考え方、尿酸合成過程での活性酸素が悪いという考え方。尿酸はXORマーカーの可能性がある。XOR活性は男女で差がないそうです。ひとで日本人女性人ではは加齢とともに尿酸値が上がる。しかし女性の尿酸値が男性を超えることはない。生体の酸化ストレス活性は尿酸が高いと高い。尿酸値は不思議なものです、私のところでもビール1500cc毎日飲んでも尿酸値が3mg/dl増えています。姫路市では高尿酸血症。痛風は男性に多い。IQが高い人は尿酸が高いという報告もあるようです。高尿酸血症は女性に多い。男性で尿酸値5以下になると却ってリスクが上がる。尿酸値はメタボリック症候群で高い。高尿酸血症はメタボリック症候群が多い。尿酸値を下げても心血管エベントは下がらない。女性は尿酸値を1mg/dl上昇すると虚血性心疾患は1.48倍になる。高尿酸血症の女性は高血圧のリスクが男性よりも高い。カフェインは尿酸値を上昇させない。むしろコーヒー摂取後ランニング距離が長いと尿酸値は下がるとの報告がある。結局よくわからない講演でした。

アルコール

酒は百薬の長は幻といわれて久しい。アルコール摂取量は男も女もない、摂取量は30年で急増。体を老けさせる毒だそうです。男性の一日一合では7割に減少3合以上は死亡リスクが上がる。ワイングラスは2杯まで。アセトアルデヒドで顔面紅潮、頭痛ドキドキ最後は水と二酸化炭素になります。食道がんはアセトアルデヒドと密接に関係するそうです。アセトアルデヒドは細胞が死ぬ。つまり焦げたパンと同じようになる。AGEsになるのです.AGEが肌の弾力をなくす。アルコールで肌が老化すると考える人は少ない4週間禁酒で回復するそうです。体をいたわりたい人は豆腐や枝豆というつまみ例えば枝豆山芋納豆おくらを出しと混ぜる。食物繊維とタンパク質をとることが大切だそうです。グルタミン酸はうまみ、これがダイエットの見方になるそうです。ドライマウスで味覚異常にも昆布からだしをとるうまみドリンクを持ち歩くと味覚異常症が改善するそうです。

そのかゆみ肝臓のせいかもしれません。

肝炎の原因としての肝炎ウイルスは減っている。特にC型肝炎が減っている。肝臓の病気でかゆくなる。かゆみを主訴として皮膚科を受診してもすべての方に肝機能を調べるわけではない。レミッチを使ってみたい患者さんがおられます。そのかゆみ肝臓のせいかもしれません。肝臓からくるかゆみには第二世代非鎮静性抗ヒスタミン薬は無効だそうです。つまりCHEMICALMEDIATERがヒスタミンではないためANTIHISTAMINSが無効というわけです。私もANTIHISTAMESやSTEROID外用でかゆみを抑え込む治療を日々アレルギー疾患で行っています。腎臓・肝臓に病気があるときにはヒスタミンに関係がないかゆみが起こります。中枢性のかゆみです。ミュー受容体・カッパ受容体が関係します。糖尿病の人が20歳以上で1000万人予備軍が1000万人糖尿病を放置するとNASHからのHCCで死亡する。NASHにはお薬がなく糖尿病の治療が現時点で有力だそうです。VITAMINEEとウルソの併用療法では弱いがMAbが出てくるまではNASHには特効薬はなく運動と食べ過ぎ予防だそうです。NASHの繊維化マーカーはないそうです。血小板減少はあてにならないそうです。2017年9月22日です一日無事終えれば明日から連休です。

SPPARMα

一年前から話題のSPPAMアルファがいよいよ使えるようになります。動脈硬化や心血管エベントの話は尽きません、血糖、血圧、コレステロールを下げても心筋梗塞はなくならない、心血管エベントが残る。RESIDUAL RISK直訳すると残余リスクという言葉が毎日聞こえてきます。中性脂肪高値といえばEPAやDHAで下がればよいと思っていたところにSPPARMαが発売されるみたいですが痛くもかゆくもない中性脂肪高値にたいして患者さんは残余リスクなどを考えておられているでしょうか。LDLを下げるだけでは心筋梗塞は防ぐことができない。食後の高中性脂肪血症を改善する必要が叫ばれている。基準が決まってないので困ります。ロトリガのウエブ講演会でかなり知識はありますが一日520円の薬価の3割と調剤料を高いと思うか安いと思うか患者さんの心ひとつ。225点がかかるならイランといわれたこともある。そこへまた中性脂肪を下げる薬が登場します。青魚は意識して食べるように努めていますがなくなった父親のように毎日青魚を食べるのは困難です。学生時代に生化学で学んだCHYLOMICRONから肝臓でVLDLが合成されIDLさらにはLDLに至る話は百花繚乱しています。

認知症

医療を含めた科学の進化についていくには一日100本の論文を読まないといけない。論文よんで記憶するつまり知識を身に着けるのは意味記憶、アルツハイマー病では意味記憶が損なわれるそうです。個人の経験に基づくのはエピソード記憶。平成22年に440万人、厚労省の発表では440万人、2025年には700万人。80歳を超えたら5人に一人は認知症90歳を超えたら60パーセントが認知症。認知症に対する最大の治療は生活習慣病の数値を改善することです。昨年末から新聞を見るとアルツハイマー病の有力な治療がとん挫している。そこでアミロイド仮設の前に介入する治療が必要、あるいはアミロイドベータたんぱくができる前に介入が必要ではないかと言われています。アルファセクレターゼ、ベータセクレターゼ、ガンマセクレターゼなどいろいろな酵素もわかっている。講演会で一般開業医から演者へMMSEを患者さんにするのがよいか悪いかという質問があった。100-7は93,93−7はいくらですかでは付加だそうです。10-7はいくらですか。そこから7引くといくらですかと聞くべきだそうです。即時記憶は数秒、近時記憶は数分から数時間、遠隔記憶は昔の話。アルツハイマー病では近似記憶がやられるそうです。

腸内細菌

簡単そうでできないこと少なくありません。長生きすると長谷川式の検査ができなくなります。新しいことが記憶できません。コーヒーは脳卒中リスクは20パーセント低下したそうです。抗酸化作用のスペルミジンは腸内細菌が作ります。腸内細菌を変えると不老長寿にかかわるかもしれないそうです。老化には酸化が関与する。チーズにスペルミジンは多いそうです。昔は出産時の死亡率が高かった。縄文時代の平均寿命は14歳、30歳も生きればよかった。江戸時代38歳昭和52歳平成80歳とどんどん寿命が延びていく。この100年で40歳以上のびた。食事や医療が進化した。ご機嫌に生きるは眼科教授の決まり文句です。笑う門には福来る。治験中の薬でアルツハイマーの治療がうまくいきません。アルツハイマー病が発症しない人が3人に1人いるそうです。脳にアミロイドプラークが蓄積しても発症する人しない人があることがわかっています。3人に一人は無症候性アルツハイマーだそうです。生活範囲つまりライフスペースはアルツハイマー病のスイッチを握っているそうです。健康長寿のスイッチに語彙力があるそうです。

甘酒とガンマオリザノール

ガンマオリザノールが満腹中枢に作用して高脂肪食依存を抑制する効果があるそうです。甘酒を朝食のパンやライスに代わって食べると体重が減る。甘酒の中のガンマオリザノールが注目を浴びている。こんなお話をみなとみらい21のパシフィコ横浜のアネックスホールで行われている相模原臨床アレルギーセミナーで琉球大学医学部の益崎教授の甘酒のお話は感動的でした、昨年から日本経済新聞を読んでいると続々とアルツハイマー病の有力な新薬候補が開発中止になっている。アルツハイマー病でアミロイドベータたんぱくを標的にすることに無理があるという考えになっている。マイクログリアによる炎症のレベルで抑えないといけないのではと益崎教授は考えておられるそうです。益崎教授のお話は本来は糖尿病や動脈硬化です、何度か拝聴しましたがとても分かりやすいです。沖縄の近海には青魚がいない、ライフスタイルがアメリカに通じている。ファーストフードやジャンクフードが蔓延する今の沖縄に朗報です。あさ益崎教授の開発なさった200円の甘酒を食べると腹も違いから昼ご飯が要らん、夕食で甘酒を食すると夜食が不要になる。震災復興の会津の企業と産学共同で甘酒を開発されたそうです。玄米オリザノールはNATUREに掲載されたそうです。

PPARMα

中性脂肪を下げるフィブラートの強力なお薬PPARMαが発売予定だそうです。講演を聞きました。残念ながらシダトレンの強力な錠剤の発売は今回も見送られたようです。舌下免疫療法のお薬は誰にも利益を生みません。指導料がない、薬価も安い。PPARMαはSTATINによる残余リスク30パーセントREDUCTIONする薬をして期待される強力フィブラートです。既存のフィブラートではクレアチニン、ホモシスチンが上昇する標的がい作用がある、PPARαの活性化はHDLとLDLの粒子径を上げ、VLDLを低下させる、VLDLの異化促進、LDL粒子数を低下させる。核内受容体を活性化作用を介して脂質代謝を制御します。NFBやAP-1活性化を抑制し炎症や血栓形成を抑えるそうです。CADのリスクにはいろいろありますが単なるバイオマーカーはHDL,CRP,FIBRINOGEN、尿酸、真のリスクファクターはLDL,TG,IL6、BP,DM,非空腹時血糖だそうです。残余リスク軽減は今やロトリガが猛烈にアピールしている。中性脂肪が高くても痛くもかゆくもない、患者さんはどのような選択をするのでしょう。

野菜を最初に食べる

野菜を最初に食べるという食べる順ダイエットがよいという話は常識になっている、前に大阪府立大学今は京都女子大学の教授をされている今井先生の講演をNOVA社のONDEMAND放送で2週間楽しめる。野菜を最初に食べることという食べる順ダイエットを講演で最初に聴いたときは炭水化物ダイエット全盛期で今井先生はまだ大阪府立大学におられました。朝も昼もカット野菜、トマトをまず食べよう、といったらフルーツトマトを食べた患者さんがおられたそうです、トマトは普通の大きなトマトです、PFSでスギ花粉の人はトマトアレルギーになりやすいといわれています。昨日姫路の最南端家島から琵琶を食べると口が以外がするという患者さんが来られた。琵琶はバラ科の植物なのでひょっとするとカバノキ科アレルギーがあるかもしれません。お得なランチは多くは炭水化物の重ねたものが多く糖尿病予防では決してお得ではありません。EAT VEGETABLE BEFORE CARBOHYDRATE,外食ですし、ドンブル、麺類は最初に注文せずまずはこぶし一つの野菜を食べる。私の妻は揚げ物大好きなので自分で夢前町の夢工房へ行き野菜を買ったり、西友へお昼に行き野菜を買っている。お隣のスーパーでは患者さんにかごの中まで除かれるで買いにくい。声優まで自転車で行くと運動にもなる。