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CYP3A4とPMDA

CYP3A4により代謝される薬が増えています。今話題のC型肝炎のすごいお高い薬つまりINFフリーのお薬。そして睡眠の薬オレキシン受容体拮抗薬ベルソムラもそうです。飲み合わせ大丈夫ですかと聞かれるといろいろ縛りができそうです。PMDAの救済制度の適応になるためにはぜひ今一度チェックしておいた方が良いと思います。薬事法という言葉になれている私にはPMDAの救済制度は耳に響く用語です。下町ロケットではPMEAと紛らわしい呼称をつけています。医薬品医療機器総合機構とPMEAを読んでいます。pHARMACEUTICALs& MEDICAL DEVICES AGENCYを略したものがPMDA、そしてDEVICESをEQUIPMENTに変え他のがPMEAです。厚労省は認可機関、その前にはPMDAが存在しています。薬事法で親しまれていましたが約10年前に改変されています。下町ロケットでは機械の承認審査ですが健康被害救済・安全対策に活躍しています。CYP3A4で代謝される薬物にはアムロジピン、クラリスロマイシン、PPI、H2BLOCKER、西洋オトギリソウなどいろいろあります。もうすぐ下町ロケットです。今東京から帰りました。

益税

益税とは消費税をいただいているのに消費税を納付していないことを指します。最近マスコミがを取り上げています消費税問題ですが益税ということばをしばしば使っています。消費税は非課税事業主には1000万円以上あるいは課税事業主には1080万円以上の売り上げに対して消費税を翌年の4月に納付する義務があります。シダトレンに新規導入は12月中となっている。次はスギ花粉の飛散がなくなる6月まで半年のタイムラグがあります。シダトレンを12歳になるまで自由診療で行いたいといわれました。約1ヶ月の期間です。意外とお安いと喜ばれました。自費のシダトレンはPMDAの救済制度適応外なのであまりしたくない。自由診療は課税対象業者には痛い。保険診療では不要な消費税が納税義務が生じます。漢方薬も保険診療が望ましい。しかし保険診療では保険者の査定がある。物を売っているのではないから査定されるとにっちもさっちもいかない。シダトレンはなぜ錠剤を開発しているかというと現在の剤型ではJAUが低いからだそうです。今の剤型では高濃度にするとどろどろになってしまったからだそうです。消費税が有益に使われることをお祈りします。軽減税率なんて?

本社

TOTAL ALLERGISTをわが国では育成するための第二回アレルギー総合講習会は雨の横浜でしたが会場のパシフィコ横浜のみなとみらい21の夜景はきれいでした。第二回アレルギー総合講習会は盛会でした。実習やイーブニングセミナーなど製薬企業のの本社の方もお手伝いしてくださっていました。東京本社と大阪本社の方がたくさん私のブログに目を光らせているようです。わざわざ東京から私に新幹線でお越しいただいた企業もある。学会の権威だけではなく私のような開業医の意見を聞いてより良い方へ改善されてゆくとよいと思います。先日、関西関西企業の賞与がNK新聞に載っていた海外で利益を得たS製薬がT製薬の上に記載してあった。舌下あ錠が出たS製薬に国内でも頑張ってほしい。最近、ちょっとでも副作用を記載したら普段見たこともないMRさんが飛んでくることが多い。さて先日私に会いに東京から日帰りで本社学術の方がお越しくださった。この会社が行っているWEBセミナーがどうかという話です。時間とかアンケートで普段お答えしていることばかりです。WEB講演会でPOINTがなくなったらどうなるか?現状、駅前で毎日多くの講演会が行われている。POINTがなくなったら?しかし、私は製薬メーカーのPOINTがない講演会を結構見ている。ある製薬企業の方がおっしゃるには兵庫県で20人はいるそうです。どんな患者さんへの指導せんが欲しいかと聞かれいろいろご提案した。一つは色覚異常の指導せんデス。薬がないものはなかなかできません。言い忘れたが白内障と緑内障に違いという指導箋があればよいと思います。生活習慣では食事と関係するものが欲しいと希望しました。特に旬の食材と生活習慣病に関係するものが欲しい。ところであるMRさんに私のUSBを渡しました。何も入っていなかったから良かったもののどこかに消えた。今年の春私の母校○○医科大学では薬剤師のUSB紛失で大騒動。うちに来るMRさんにお話しすると皆さんびっくりする。MRさんのPCの情報管理は非常に厳しくなっている。一部上場企業だから当たり前といえばあたりまえですが自分でプレゼンテーションしたくても本社の許可がいるらしい。横浜でのアレルギー講習会は楽しかった。学会ではできない実習が特に楽しい、TOTALALLERGIST野育成のための実習ですが製薬メーカーの資材提供なしではなかなかできないものです。○SKは徹底してるレーポート用紙がコクヨのもので普通に販売しているものでした。一方機械メーカーでは製薬協に加入していない会社もある。企業名のみで製品名の入っていないボールペンがふえるのはまちがいないが・・・・・・

グラッシュビスタはなぜ上眼瞼か

二ヶ月で2万円と聞きみんな引いてしまう睫毛貧毛症の薬グラッシュビスタについて以前から抱いていた疑問をカスタマーセンターに連絡しました。なぜ上眼瞼の睫毛だけに塗布するかという疑問です。下眼瞼に塗布してはいけない理由はどこにも記載がありません。作用機序から類推するに下眼瞼の色素沈着が色白日本人女性には目立つからとか下眼瞼の睫毛が伸びすぎて各結膜上皮障害を起こすのではないかと推則しました。答えは臨床治験をしていないからだそうです。上眼瞼で2か月2万円なら上下眼瞼なら1ヶ月2万円になる。上眼瞼のみに塗布と記載があるがなぜ下眼瞼に塗布してはいけないかさっぱりわからなかった。アラガンとファイザーが合併して本社機能をアメリカから移すそうですが日本ではルミガンは千寿、グラッシュビスタは塩野義製薬など複雑です。さらにアボルブがフランスの工場で作られており、とばっちりでザガーロも発売延期です。今日のGSKのアボルブ講演会は中止ともMAILが昨日きました。プロペシアとザガーロの効果の違いを見たかった。

院外処方の行方

診療報酬改定で調剤薬局のもうけすぎがやり玉に挙がっている。整骨院も儲け過ぎとされる。院外処方は割高です。しかし薬剤師が必ず関与している、一方、院内処方はあいまいです。夜間・在宅や後発品の使用率をもっと上げないと院外処方の意義が少ないとの議論様です。本来院内処方を行うと多剤処方が起こるとして院外処方が推奨されてきた。特定機能病院の近くの調剤薬局は特に処方箋の枚数の縛りが厳しい。しかし、消費税増税以降薬代に患者さんが敏感になっている。しかし、良いところもいっぱいある。実質は院内処方は無資格者が調剤している。先日、薬剤師が指示して無資格者が軟膏を混合したと処分を受けていた。院内処方なら無資格者の処方なんて当たり前です、しかし薬局になると急に厳しくなる。しかし、患者さんにとって好きな薬をもらえるというメリットがある。たとえばヒルドイドとビーソフテンつまり先発品と後発品の違いですが基剤が全く違う価格も全く違う。W/o,o/wの違いがある。整骨院もつぶれないことからもうけすぎではないかと思います。歯科も一本の葉を何回で治療していただけるか今年は日本歯科医師連盟の献金問題があり厳しい改訂になるのでしょうか。

AGAにザガーロカプセルか

私のクリニックでも男性型脱毛症AGAの治療に力を入れてゆくことになります。男性型脱毛AGAの治療は早い方が良い、東洋人とヨーロッパ人で優位さがある。リアップやプロペシアに加えてこのたびGSKのザガーロカプセルがAGAの男性の期待の星と思っておられる方も多いことと思います。。しかしながら既存のAGAの治療薬と大きく異なるか?と思っていたとある理由で発売延期だそうです。そもそもプロペシアやプロペシアのジェネリック医薬品がが違うかどうかということが大きな話題です。ジェネリック医薬品と効果が違うかどうか、治験担当医師しかわからないところです。TYPE1とTYPE2がありプロペシアはTYPE2のみブロックします。それだけ聞けばザガーロ優勢に見えるが必ずしもそうではありません。AGAにはTYPE2の阻害が重要です。だからプロペシアが良いとされています。TYPE1をブロックするとそれだけ副作用が増える恐れがあります。

臨床研究いろはにほ

統計的優位とは薬の力と会社の努力の掛け算だそうです。臨床研究いろはにほというタイトルの本を書いておられる東京大学の山崎力先生のご講演を聞く機会を得ました。難しくてよく分からないところがありますが臨床研究の読み方とらえ方についての話です。臨床試験はあまりにも大規模ではいけないそうです、大きいことは必ずしも良いことではないそうです。COI講演会の縁者が提示するスライドです。COIは対等な関係でないといけないそうです。ヒトには無数のの利害関係が存在する。メタ解析が行われ始めて40年です。UROKINASEは1980年代にメタ解析でその有効性が認められたそうです。また解析はあてにはならないそうです。ではどのように論文を読んでゆけばよいか?東京大学の山崎力先生おすすめです。まずはタイトルを読む、次にイントロダクションの最後の段落を読む、DISCUSSIONの最後の段落を読む、図表を読むがRESULTSは読まなくてよい。と私のノートには書き写している。臨床試験は大規模な方が良いかといえば必ずしもそうではないそうだ。先日、舟形スタデイとともに久山町の疫学調査について九州大学の先生の話を聞きましたが人口がほとんど移動しないその陰には市街化調整区域にあることが大きいそうです。さらには保健師の健康指導はあっても九州大学の疫学調査をする医師は介入しないそうです。日本発のデータを注目する久山町疫学調査です。統計はむずかしい。

臨床試験について

臨床研究いろはにほというタイトルの本を書いておられる先生のご講演を聞く機会を得ました。臨床研究の読み方とらえ方についての話です。COIについて講演会の演者が提示するスライドです。COIは対等な関係でないといけないそうです。ヒトには無数のの利害関係が存在する。メタ解析が行われ始めて40年です。UROKINASEは1980年代にメタ解析でその有効性が認められたそうです。また解析はあてにはならないそうです。ではどのように論文を読んでゆけばよいか?東京大学の山崎力先生おすすめです。まずはタイトルを読む、次にイントロダクションの最後の段落を読む、DISCUSSIONの最後の段落を読む、図表を読むがRESULTSは読まなくてよい。と私のノートには書き写している。臨床試験は大規模な方が良いかといえば必ずしもそうではないそうだ。一連の臨床試験での不祥事は臨床試験についての解釈を医学部では学ばないからです。騙されない論文の読み方をするには医学部を目指すものは英語力をつけなければならない。そして対象患者さんが大きいことが良いとは限らない。第3相試験が終わってから承認審査が行われる、そしてPMDA医薬品医療機器総合機構が薬として承認するそうです。

出せるだけ薬下さい

出せるだけ薬下さいと言われてどうするか。向精神薬はどいわれても14日分です。法律的には予見できる範囲となっている。おそらく飲んでる本人も処方する医師も調剤する薬剤師もわからないと思います。短時間で患者さんを診るのは無理です。入院してゆっくりお話したらかなり分かります。そしたら予見できるかもしれない。出せるだけ薬下さいという方に限って何もわからない患者さんが多いと思う。一度に二つ以上の話をするなという医師もいる。患者さんが覚えていないからです。腸間膜静脈硬化症という副作用でわかったことは山梔子が入った同じ漢方薬を5年とか10年も飲み続ける患者さんがいらっしゃるということです。私なら季節が変われば処方を変える。今なら朝夕冷えてきたの附子を加えるとかでしもやけができる人にはしもやけを意識した漢方薬を処方します。年単位で同じ漢方薬なんて考えられないが西洋医学の普及で医師も手帳を見ながら処方するという病名漢方が普及している。できるだけ診察を受けて一番良い薬に出会いたいという方は少ない。残薬がいっぱい家で眠っているようです。たくさん言われると保険で査定されないか心配です。

後発品の銘柄指定

後発医薬品の銘柄指定が2倍に増えたとの記事が出ている。確かに梅田の大丸の横にお店を構える大手の調剤薬局の私の近くの店はひどい。他にもひどい大手調剤薬局がある。若い男性薬剤師から電話があり点眼液を一日4回と書いていたら、先生、添付文書をご覧になってください、一日3回と記載があります.これは違う、添付文書では適宜増減と記載されているではないか。究極の薬剤師不足で若い薬剤師がすぐ天狗なると経営者がおっしゃっていました。若い社員がいまいちという話をコンタクトメーカーの所長にしたら同行の若い社員が名刺を片手で渡して平気です。法律で患者さんのためにならないとされている先発費への変更を求めて来る。このチェーン店をひどいとみていたら市内の調剤薬局経営の方が診察に来て同じことを言っていた。いろいろいやもんをつけられたようです。全国的に後発品変更不可、後発医薬品の銘柄指定というの多すぎるそうです。厚生労働省が銘柄指定を許すからこのような事態に至るのです。あるいは変更不可の印鑑を押すからこのような事態を招きます。後発医薬品6割から8割を目指すなら薬局の品目管理も考えないといけない、生活保護などの公費医療の方には後発医薬品の義務付け、あるいは差額の徴収、あるいは医療費無料化の禁止。来年4月からの後発医薬品8割は難しい、わたくしも可能な範囲で協力していますが特に姫路では中学生化の所得制限有の医療費無料化では後発医薬品を義務付けるべきかと思います、後発医薬品を海外にならい促進することは難しい。学校でのけがは今話題の国立競技場の日本スポーツ振興センターの保険が優先します。ご存じではない方が多い、学校の養護教諭もご存じではない方がおおい。