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白衣の洗濯

白衣の洗濯ってどこでしているのでしょうか?インターネット上で話題提供されていました。そこでわたくしどものクリーニングを出しているところへ尋ねてみたところ7割が業者委託、残り3割が職員が自宅持ち帰り、時にはクリニックの洗濯機で選択しているそうです。意外でした。確かに保健署の医療監視の項目にもありません。入院施設のある病院ではリネン交換のマニフェストの提示が必要ですが無床診療所では洗濯物に関する医療監視のチェックはない。500円程度の手当を支給しているところもあるそうです。診療科にもよると思います、内視鏡の介助したり唾液が飛んでくるところはCDCのスタンダードプリケーションの考えからはすべて感染を疑わねばならない、整理整頓は目に見えるがウイルスやばい菌は目には見えない。医療従事者の服装に答えはない。最近アデノウイルス感染が一部の保育所ではやっているようです。怖いですよ、はやり目。アデノウイルスはのどと角膜・結膜に親和性を有します。手を介して感染します。一見きれいな医療機関もどれだけふき掃除しているかです、患者さんもいかに流水で手を洗うかです。今日は近くの公民館での講演の依頼がきましたがもう10回以上したので誰もいなければという話をしたら電話がかかってこなかった。ケーブルテレビのさわやか健康・健康大学色々なところでお話ししました。私は過去の人間です、違う医師が離せばよいと思う。

最低賃金

最低賃金が780円に16円上がるらしい。生活保護は医療費が無料です。このこと考慮しているのでしょうか。更には車の所有を認めないから救急病院に夜間に行く時のたくしーぢも無料です。更には、OECDの偉い方が年金65歳支給では破たんすると昨日新聞に記載してました。生活保護との逆転を解消するという名目です。かといって医師の当直量があがったという話は何処にもない。奈良病院の産婦人科医が最高裁で当直は時間外労働なので休日夜間は1.35,40時間を超えたら1.25倍の平均賃金を払えといったが国立大学で40パーセント程度が緊急の手術などに時間外手当を支給している程度だそうです。あとは宿直日として時給1000円程度で働いている医師が多いと思う。当直とは軽作業であり患者さんを診療すれば時間外労働です、つまり療養型病棟の当直が宿直です。看護師は夜勤といいます。朝になったら二交代でも帰れます。医師は夕方まで平常勤務です。しかもWEBに書いてあったが車乗れないからタクシーで呼び出しに応じても手当は出ず、駐車場の料金も取られた医師がいるそうです。研修医もいまは私の時代と異なり労働者です。相続税も来年日月から課税強化されます。最低賃金を上げるということは今は人手不足と言ってるがそのうち失業率が上がる、オリンピックが終わったあたりからではないか?朝からカブトムシをとった、自宅の花壇に水をまいていたらオスのカブトムシ孵ったばかりです。ハチ高原から明日帰ってくる子供に見せてやりたい。早起きは三文の得つまりTHE EARLY BIRD CATCHES THE WORMですね。

期間の定めのない雇用

パートタイム労働者つまり非正規雇用が拡大しています。学童に6時に迎えに行くのは働く親には大変なことです。一方、学童を7時まで延長すると親が迎えに来るのが遅れるというのもあるようです。過度の解雇規制を理由に日本企業は日本を離れています。そして二重課税などの問題に直面しています。60歳まで期間の定めがない雇用をメガバンクが打ち出した。世の中70歳まで雇用に向けて動いている。子供がいない日本には高齢者を雇用するしか残っていません。一方若い人から仕事を奪うことになります。人を雇用するというのは大変なことです。労働者の方からは面接にも至らないという声を聴きます。私の知り合いの事業所が店舗売却につき閉店します。年配の方が多い職場なので大変です。解雇の4条件をすべて満たさないとトラブルになります。人を雇用するということは大変なことです。パートもですか?と言われたらパートもですとお答えしております。なぜなら、期間の定めというものがない契約であっても更新により期間の定めがある契約に移行します。一年に面接まで行くのは2人くらいです。そう簡単に雇用できないそして解雇はもっと難しい。スーパーでも最初は雇用してくれるが更新は厳しいようです。一見、楽な職場はいざという時かえって雇用を守れないような気がする。

第14回小児漢方懇話会

小児漢方懇話会は東京、名古屋、大阪を行ったり来たりしています、来年も大阪で海の日に行われるそうです。海の日を含む3連休も終わりです。土曜日は市内のホテルで眼科の講演会に参加し、日曜日は新幹線大阪までたってましたが名古屋国際会議場で第14回小児漢方懇話会に参加しました。眼科の講演会は弱視の話とカラコンの話でした。小児漢方懇話会の話は名古屋国際会議場で行われました。結構子供は漢方薬を服薬できる。しかし、色に染まっていない子供の体にはは証や舌診や脈診をしても何も所見がない。あまり面白くない。問診もお母さんとの会話です。しかし、ついつい小児漢方懇話会には参加してしまう。名古屋は二回目です、前はウエステインナゴヤキャッスルでした。患者さんがそれなりに来ていただけるからでしょうか?小児は余力があるだから無理やり早く直さなくてもゆっくりでよい、持っていただけるならのびやかに子供が有する潜在能力を修正できる。長く通ったお子さんが治療の有効率が高いとの発言があった。ベンゾジアゼピンの睡眠薬に比べたら優しい。寝れないからと酸棗仁湯を飲んで眠れないという人の方が多い。酸棗仁湯とベンゾジアゼピンでは副作用も効果も違う。漢方薬を使う立場と漢方薬は知らない立場のの講演がありました。有名な講師の話の中で小学5年生でサッカーのキャプテンをしていてキャプテンだからとすごく怒られ不登校になり中学校は行かず、高校も通信制に通い大学行ったという話を拝聴しました。大阪の体罰事件と似た話です。ADHDのお子さんがなぜ動くかなぜ壊すか?動きたいわけではない、だから給食なら座って折れる方も多いそうです。話を聞いても精神科以外では診療報酬につながらない。漢方薬を処方してもシダトレンを処方しても同じ診療報酬です。来週東京国際フォーラムでシダトレンの講習会が開かれる。隅田川花火大会で宿がとりにくいそうですね。ところで姫路駅でプラレール号を見ましたよ、私のような貧乏医者は当然自由席なので1号車のところにいましたが夏休みで子供が多いなあと思って待っているとカメラを子供も大人も構えだした。アナウンスでこだま号の一番後ろの列車はプラレール号ですのご乗車になれませんとかなるほど子供が多いはずです。しかしそのあとののぞみ号も自由席満席でした。

男は恵まれている

55歳以降で男性介護職員を目指す男性が増えているが続かないそうです。一方東京都議会の女性議員にたいするヤジがハラスメントとして大きく取り上げられています。共通点は男性が恵まれすぎているということだと思います。男性は育児出産がないために恵まれた環境で仕事をしてゆきます。そして定年が見えてきます。そこで人の役に立つ仕事をと思いヘルパー2級を取得にかかります。そこで男性に壁が待っています。どちらかといえば命令する立場である男性に待ち受けるのはおしんの精神です。辛抱・耐えるということです。男性の介護士は求められています。力がある、さらに今までリーダーシップを発揮する立場の人が多かった。それがいきなりおむつ交換や入浴介助・食事介助など裏方の仕事になります。このギャップが男性には耐えられないものとなります。だから55歳以降の介護職への転職がうまくいかないそうです。男女雇用機会均等法ができたのも最近の話です。それまでは医師と看護師以外は医療現場でも当直は許されなかった。放射線技師や薬剤師も当直のかげんで男性限定求人が多かった。もっと女性に感謝しよう。

主人が言うんですよ

労働安全衛生法は労働衛生コンサルタントなので当たり前、労務管理もかなりやってきたので労働基準法も人並み以上にわかっているつもりです。医療は女性職場です。何かトラブルがある退職の時の決まり文句が「主人が言うんですよ」という言葉です。大人と大人の会話なのだからI MESSAGEであって欲しい。私がどうしたい、私がどう思う。私が辞めたいとかいう表現であるべきと思いますが主人がとか旦那があるいは旦那と相談した結果という表現が病院を経営していたときから多い。一方では母子保健を有する人が多いのも医療の特性です。男性でも所得が低いと母子保健というんですね。離婚とかになったら主人が旦那がという表現をしないと思う。旦那がすごく怒っているんです。そんなことはどうでもよい。自分がどう思うかである、一年に面接まで行くのは一人です。病院の時は病院の全業種の面接をさせていただいた。退職理由も聞かせていただきました。子供が市内の新設共学校にゆきたいと言い出した。先生方が夏期講習のこともありいろいろご助言いただきました。子供なら自分で決められない。大人は自分で決めるのがふつうである、一度やめるといった職員は必ず退職する。間違いない。変えられないのは他人と過去です。私はよく騙される。騙されやすい。今から神戸に行って勉強です、外は雨です。ゆかた祭りはこんな天気です。

無料紹介 医療事務

医療事務は難しい仕事です。また当日お子さんが発熱したからと言って当日有給を認めないところも多い。いろいろ行く手を遮るものが多い仕事です。学校へ通っても肝腎のレセコン入力はオプションです。しかし、看護師に比べて仕事がない。受付業務はクリニックの顔です。コンピューター力、人間力、民間が独自に認定する医療事務の資格の有無なんて就職に全く関係ない。国家資格ではないからです。ハローワークの求人情報が民間に公開されるそうですね。有名求人誌の〇○スターから電話がかかってきました。無料で医療事務を紹介しています。ハローワークで求人されている医療事務ですがまだ募集されていますか。必須事項で開業医での医療事務の経験と記載していますが如何ですか?それはこちらの情報としては入っておりません。とのお答えでした。ハローワークから民間に情報提供することは聞いているがミスマッチは多い。必須事項は学歴ではなく経験である。スキルがないと笑顔を作る余裕もない。スキルアップと言っても簡単にはいかない。更には個人的にもお電話をいただきます。経験はないんですがもうすぐ資格は取れますといったないようです。簡単そうに見せるのがプロです、まだーと患者さんに言われたときいかに対応できるかという人間力。目配り、気配りがとても大切です。医師も画面ばかり見ていることが問題ですが事務さんも同じです。心配りが一番大切です。知り合いの内科の先生は事務員さんに気配りしすぎて大変になったらしい。人により異なるが職員がほしいのはやすみでしょう。急病センターの疲れが私もまだ残っています。

特処

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学校行事は重なる

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ブラック企業

NHKのクローズアップ現代でブラック企業についての特集をしていた。当直病院で昨日夕食を食べながらそのブラック企業についての番組をみた。その中で年収一千万以上の残業代を成功報酬型に変えるという政府の今の発想も取り上げていた。以前、ホワイトカラーエグゼプションとして取り上げられていました。発明の対価も日本企業のリスクとなってます、発光ダイオードで発明の対価で多額のお金が裁判で認められた、従来の日本企業なら勤務中に発明したものは企業のものであり個人に帰属しないとされたと思う。さらに特許が個人に帰属すれば海外の企業が発明者を引き抜いたら大変なことになる。そんな人は一部である。若者を使い捨てするブラック企業が大きな問題だ。ブラック企業の定義というのがないあるいははっきりしていないそうです。労働基準監督署が入れば残業せず早く帰れとなる。それまでは昔の日本的発想で企業が潤えば給与や所得があがる。しかし、バブル崩壊後企業が潤っても個人に還元される製造拠点を海外移転する、そして海外拠点に投資する。賃金は上がらない。子供が減るから不安だらけである。その若者をブラック企業は狙う。