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日医認定健康スポーツ医

今のところ日医認定健康スポーツ医を取得して何もよいことがない。5年で更新に必要な健康スポーツ再研修会の単位は5単位です。日医認定産業医は5年で20単位を更新に要しますが私は労働衛生コンサルタント(保健衛生)を有しているから産業医の更新はそろそろやめようかと思っています。しかし労働安全衛生法は進化する法律であり絶えず変わるので更新しています。健康スポーツ医として実践行動をしていることという内容も記載されています。再研修の講習会で健康寿命を治締める病気の原因として変形性股関節症についての講演を聞きました。グルコサミン、コンロイチン硫酸、ヒアルロン酸はNO RECOMENDATIONだそうです。マニュアルテラピーは短期間は有効だそうです。進行予防の効果は不明だそうです。ジグリング所謂貧乏ゆすりが関節開大効果を有するそうです。変形性股関節症の痛みは侵害受容体性疼痛だそうです。2011年からアセトアミノフェンが1日4000グラムまで使用できる。つまりカロナール200mgを一日20錠投与できます。GDPに対する医療費はアメリカが突出しているようです、アメリカでは医療費が自己破産の第一原因だそうです。日本では高額医療制度や生活保護がある。

検診でオールAを目指して

検診でオールAをとるためにというタイトルでの講演を依頼された。むずかしい。ロコモしませんかというお話をさせていただきました。毎日仕事づくしの職場ですからロコモと言ってもお若い従業員にはわかりません。骨も筋肉も40歳代から落ちてゆく。7つのロコモチェックとして片足立ちで靴が履けない、家の中で滑ったりつまずいたりする、階段を上がるのに手すりが必要だ、横断歩道を青信号で渡り切れない、15分続けて歩けない、2キログラムの買い物をして持ち帰るの困難だ。人類が経験したことがない未曽有の超高齢社会を見据えてロコモテイブ症候群は生まれました。ロコモは運動器の障害です。骨粗鬆症、関節リウマチ、変形性関節症、脊柱管狭窄症などがあります。今まで健康だったけど太りすぎはもちろんやせすぎや運動習慣がない生活、スポーツのやりすぎによるケガ活動量の低下などに注意しましょう、いつまでも若くはないんだというお話をいたしました。骨量のピークは20から30歳代と意外に早い。移動機能の低下が要支援・要介護につながります。皆さんは若いしかし例外なく廊下はやってくるというお話をさせていただきました。上場企業に勤める若者のこころにどれだけ響いただろうか。

厚生年金受給資格

厚生年金受給資格のはどのようなものがあるか。国民年金ではなく厚生年金を受給するには240カ月の加入が必要です。私には230カ月しか加入期間がありません。この一番の原因は○○市立市民病院の研修医一年目に未加入になっていることです。非常勤の常勤である研修医は給与が低いからお気の毒だからと厚生年金には入らなくてよいといわれ未加入になっている。つまり株式会社神戸市は厚生年金の半分の負担を嫌ったわけです。今なら立場は逆転して行政は未加入に対して対処すると思います。○○市立市民病院の2年目からは共済年金ではなく厚生年金に加入している。長生きはしない予定ですが研修医の一年目に行政が入らなくてよいといった、今なら大ごとです。逆に入りたいと思っても国民年金しか入れなかった。私が65歳まで生きることができたらわかる、どちらが良かったかを。姫路に帰ってきて20年経過しました。20年後には日本の人口は4000万に減少するといわれています。しかも逆ピラミッド型になります。ユニット型特養や有料老人ホームに入れるのは共済年金や3階建ての年金受給者ぐらいだと思われます。

衛生委員会でのお話

産業医の顧問先の衛生委員会で毎月何か労使の代表者を対象に教育的講義をさせていただきます。大体2つをノルマとされています、本社の健康管理室が立案したものを兵庫県バージョンへと少し変えています。8月はタバコと熱中症です。熱中症は少ないエアコンが良く効いた職場ですので夏バテ対策についてのお話を希望されました。労働者の代表の男女と管理職の副委員長がそして時には委員長が登場します。夏バテ防止にはクーラーといかにうまく付き合うか。クーラーは体を冷やすといわれた時代から最近私は漢方薬を使って体を冷やしいかにクーラーに入る時間を短くし温度を高めで一日中使うかということを試しています。仕事ではエアコンがガンガンに効いている。お盆から少し涼しくなってきました。しかしたいふう私生活では全くエアコンを使わないとしたら温度差が大きい。来月は今月すべきであった禁煙の話そして食生活の話です。かなり朝夕は涼しくなってきました。疲れが出る時期です。休めるときには睡眠をしっかりとりましょうとお話しさせていただきました。台風のおかげで今日は暑いそうです。明日は雨です。

労働基準法34条の一項

お昼休みはどう過ごされていますか?私のところはお昼はいったん職員は自宅に帰っています。お昼のみならず休憩時間は労働者が自由に使えないといけません。労働基準法34条の一項に基づき労働者は6時間を超えて8時間以内の労働時間に対して45分の休憩をとることができます。8時間以上の労働に対しては60分の休憩をとることができます。私の立場から言うと経営者の立場から言うと休憩は与えなければならない。休憩とは全く自由になる状態です。私のクリニックでは昼休みはお帰りいただいています。何故なら昼休みに電話番をしていただくと労働になります。いわゆる拘束したことになります。クリニックに人がいて電話に出ないのは患者さんからすれば?です。医療は昔なら奉仕の精神でしたが今は医師であっても労働者性が強く唄われています。労働基準法上休憩は一斉付与の原則があります、しかし医療機関でお昼に休憩を一斉付与を行うと患者さんに不利益がありますので医療機関では一斉付与は免除されています。因みにサービス残業は労働基準法36条と37条違反です。

インフルエンザワクチンの巡回診療

インフルエンザの予防接種が値上げになります、姫路市の高齢者インフルエンザ接種でも当然値上げの嵐になります。高齢者インフルエンザも値上げになります。どうせ消費税に持っていかれるからあまり値上げしたくはありませんが大きく値上げするかもしれません。B型インフルエンザワクチンが山形株とVICTORIA株の2種類入り4日のインフルエンザワクチンになりバルクが変わります。つまり工場に投資が必要とのことでワクチンが大きく値上げされます。従来の効かないB型ワクチン1種類の選択肢も残されたらよかったのにと思うのは私一人でしょうか。インフルエンザワクチンでもう一つの変化は事業所でインフルエンザワクチンを接種してくれと頼まれたら断っていましたが保健所に届けて巡回診療という形で接種していくことが厚生労働省の通達されました。私が読んだ文章ではベッドがある医務室でないといけないとか縛りはないようです。ただ保健所に届けてまで職場で接種するか?ショックが起きたら責任は事業主?産業医?秋からストレスチェックテストが50人以上の事業所つまり産業医を置いている事業所で義務化されます。産業医も結構大変です。

ストレスチェックテスト

働く人の健康を守るストレスチェックテストが平成27年12月からいよいよ始まることをご存知でしょうか。ストレスチェックテストは労働者のメンタル不調を防ぐため職業性ストレス簡易調査票を使用するテストだそうです。ストレスチェックテストは従業員50人以上の産業医選任義務がある企業で義務が生じます。57項目を4段階に分けて回答します。4段階とはそうだ、まあそうだ、やや違う、違うの4つです。ストレスチェックテストは産業医の訴訟リスクが上がる制度です。自覚的なことを記載するから労働者は正直に記載するとは限らないからです。私の関与するところはかなり凄い企業です。衛生委員会の講義内容は年間で決められている。衛生委員会の討議内容は多岐にわたる。一定以上のストレスを抱えていることになると面接指導を労働者は受けることができます。自分自身のストレスに気づくことが可能になります。仕事のストレス、心身のストレス反応、周囲からのサポート、満足度の各項目について調べることになります。57項目には職場の要因に関するものが少ないそうです。しかし完全なものにするには200項目必要だそうです。

腰痛をどうするか

腰痛は労災認定になりにくい。更に腰痛が多い業種ではどうすれば腰痛を防げるかという講義を頼まれました。松平浩先生の「新しい腰痛対策」という書籍には新しい腰痛の概念について多くのことが書かれている。松平浩先生の「新しい腰痛対策」にはいろいろな新しい事実を紹介します。画像所見では腰痛を証明できないというの画期的な事実です。椎間板ヘルニアはSPONTANEOUS REGRESSIONを起こすことは私が放射線科医を志したころにはMRIの出現で常識になりました。安静は長くても3日だそうです、最小限にするそうです。腰痛ベルトも長期に習慣的に使うメリットはほとんどないそうです。腰痛は急性期でも温めるとよいそうです。ふつう急性期は冷やすと思います。最近は安静ばかり言わなくなった。衛生委員会では就業前に腰痛体操を勧めました。たぶん実践するには困難を伴います。重たいものを持つには準備つまり体操が役立ちます。

アレルギー学会のおまけ

3大会連続でつまり3年連続でアレルギー学会が東京で行われます。しかたないから朝4時起きでアレルギー学会に参加しました、朝6時にひめじを出て9時には東京にいる。すごいことです、夜行バスにしようかと思いますが早く着きすぎるので新幹線で行きました。休診で御迷惑をおかけいたしました。ゴールデンウイークとお盆休みに急病センターで働きますからご容赦ください。お盆になると所得制限ありで姫路市も中学生以下の医療費無料化が実施されます。急病センターに不要不急の方が増えなければよいのですが。アレルギー学会へ参加したついでに普段労働衛生コンサルタントつまり産業医で仕事上お世話になっている会社の方とお会いできました。産業医はなんでも裁かなければならない。どこかへ紹介するか自分自身で答えを見つけて労働者の方へお返しする必要がある。さらには高級ステレオを学会上で売っているのを購入しました。帰りは友人と一緒にのぞみ指定を取ろうとしましたが三人掛けの真ん中しか空いてませんと言われ別々に帰宅しました。残念。アレルギー学会にはいろいろな診療科の医師がいるから出会いがある。私にとってわずか一週間で満席になるアレルギー専門医講習会とランチョンセミナーは短い時間でしたがとても充実していました。今から釣りに行きます。夜は刺身かな。

腰痛

業務上疾病で一番多い疾病はずっと腰痛です。そして腰痛には2012にガイドラインまで登場した。一生の中で腰痛は83パーセントの方が経験するということがわかりました。仕事に支障をきたす腰痛が新たに発生することの危険因子は腰痛既往歴、持ち上げ℃動作が頻回、職場での対人関係のストレスが強いことです。仕事に支障がない腰痛が仕事に支障をきたす腰痛に悪化したり慢性化することの危険因子は20K議場の取り扱いに従事、前屈、仕事に対する満足度が低い、上司のサポート不足、日常生活や仕事に支障をきたしやすい経験がある人が家族にいるなどが挙げられている、つまり腰痛とメンタルは大いに関係ありそうです。更に新規の腰痛の発生には毎週60時間以上の労働も関係あるそうです。更に新しい常識としてMRIなどの画像診断はほとんど腰痛の原因を証明できないということです、つまり、腰痛持ちでも画像診断には異常を認めないことがある。更に基礎疾患のない非特異的腰痛患者に画像診断を行っても治療結果はよくならないそうです。ぎっくり腰の医学的命名は腰椎捻挫、腰部挫傷などであります。労災ではぎっくり腰は多いようです。自院以外で働くと気分転換になります。