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ケアネットのDVD

坂元薫教授のDVDが届きましたがなんせ3日連続ホテル日航で講演会とかM3のインターネット講演会で夜はとても忙しくてなかなか見ることができなかった。よく言われますが精神科へ初診するうつ病は一割だとされています。そこでケアネットのDVDのタイトルはプライマリーケアでよく見る精神症状の診方と対応のコツです。5000円と消費税安いか高いかきっと安いと思って購入しました。昔はケアネットTV家に送信していただいておりましたが不登校からテレビがなくなりまして契約解除しました。アンテナが残っているのでNHKはお金取りに来るしいやになります。この前ご紹介したように良い感じの音楽が流れ山本五十六の言葉を座右の銘を紹介されていました。「やって見せ 行って見せ ほめてやらねば 人は動かじ」良い言葉ですね。兵庫医科大学の眼科に編入?したら自分ができない検査を人に依頼してはいけないと教えられました。まさにこのことばですね。新型はインフルエンザより精神科が元祖である。新型インフルエンザの流行する3年前から新型うつ病ははやっていたそうです。大阪の御高名な統括産業医の先生のご講演で新型うつ病の話を聞いたころ新型インフルエンザH5N1の講演も多かった。西川病院時代から私は職員に厳しい。私しか怒る人がいなかったからです。しかし、最近不足していることが一つあることを痛感してます。それはほめることです。ほめること子供の教育にも通じます。社会人なんだからできて当たり前ではない時代です。胸水を抜くところを見たときこの病院のしきたりはね。研修医として聞いたのは一回目は診ときなさい指導者を捜し2回目は自分でやってみなさい3回目には誰かに伝えなさい。教えなさい。と言われたが手取り足取りの指導がうちの子供の教育でも必要です。ちょっと早いが当直から撤退です。今日も頑張ろう。皆さん体育の日です。怪我に注意してください。

うつ病と点滴

めまいがするとかやたら血圧を気にする人がいる。更には対処法として血圧を測ってくれとあるいはずっと血圧を気にして電話がかかる人がいます。そして主訴「点滴」という人もいます。これらは隠れうつの可能性があるのだそうです。スエーデンの最近発表でうつは脳卒中リスクを高めるが冠動脈リスクには関係ないそうです。明らかにおかしな患者さんがいます。双極性障害?それよりも自己診断が熱中症と思っている人に心不全が多いとの記事を読みました。わたくしのクリニックにも主訴熱中症がおられBNPを採血でチェックしてみました。70もありました。以後できるだけ点滴は行わないようにしています。相変わらず[口が渇く]と繰り返されますが市内の総合病院でも診断がつかなかったそうです。うつ病といえば不眠、倦怠感等が有名です。双極性障害ではハイテンションの状態で受診されることもあります。最後にベンゾジアゼピン系の睡眠薬は30日飲んだら依存性形成につながるそうです。ステロイド内服薬のプレドニンやプレドニゾロンは20mg3週間で副腎機能を抑制するそうです。またトータル1000mgを超えるとサプレッションが来るそうです。何がよいのか悪いのか?昨夜も自宅の電話が23時以降になっていました、点滴を過度に希望する人はうつかもしれない。

男性更年期障害

男性更年期障害はマスコミ受けするあるいは独り歩きする症候群だと思います。更年期は40歳代後半から50歳代後半を対象とすると考えています。私が普段糖尿病でネシーナとセイブルを処方している人が男性更年期ではないかと言い出した。検査して、ホルモン測ってよ。そんなん測ったことないから調べますと取りあえず採血しました。それから文献検索をしてテストステロンを測定することに行きついた。医学的には男性更年期障害という概念は確立されていません。男性ホルモン主にテストステロンが年齢とともに減少することによる症状です。アンドロゲン補充療法には診断基準も確立された治療もありません。血液中のテストステロンはアルブミンと結合した生物学的活性があるものと加齢とともに増加する性ホルモン結合グロブリン後は1から2パーセントの遊離テストステロンがあります。LOHは加齢に関係する。LOHはlateonsethypogonadismの略です。骨密度は女性ホルモンに密接に関係しますが女性ホルモンが男性ホルモン経由で作られる為男性ホルモンの影響をうけます。血液中のテストステロンはメタボリックシンドロームや心血管疾患との関係も示唆されています。テストステロンや遊離テストステロンの測定値をどう解釈するか大変難しい。

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