記事一覧

成人の桃やリンゴのアレルギー

今までどうもなかったリンゴや桃のバラ科食物アレルギーが非常に増えている。そのかげで豆乳アレルギー(俗称)も白樺ハンノキブナ科の花粉症が大きく関与します。食物アレルギーには二つある。純粋な食物アレルギーではなく花粉由来の食物アレルギーが成人の桃やリンゴのアレルギーです。私のところでは花粉症由来特異的アレルゲンコンポネントとは真の感作の目印になるアレルゲンです。交叉反応アレルゲンは交叉反応の原因になるアレルゲンです。以前はOASと言ってましたが今はPFASと呼んでいます。成人の藻もアレルギーやリンゴアレルギーはPFASです。PR-10に感作しています。時にはアナフィラキシーショックに至ります。PR-10アレルゲンは花粉症から言うと特異的コンポネント食物アレルギとの関係ではこうさはんのうせいあれる今どきのカバノキ科ブナ科の場合はPR-10、今どきのイネ科のPROFILLINがアレルゲンコンポネントです。豆乳はGlyⅿ4ですが一番アレルギーを起こすのが豆乳、症状をきたさない大豆は醤油煮豆、みそ、納豆です。枝豆もやし冷ややっこ、湯葉も危険です。私の言葉にすると水っぽい大豆は危険です。アイス豆乳ラテとアイスミルクコーヒーなら一見豆乳ラテのほうが体に優しいイメージです。

今の姫路はイネ科花粉とカバノキ科花粉やブナ科花粉です

スギ花粉やヒノキ花粉は終わりました。メンバーも変わりました。この時期のカバノキ科花粉症やブナ科花粉症はPFASを起こすので要注意です。桃リンゴなどバラ科大豆は大豆でも豆乳おぼろ豆腐ラーメンのもやし緑豆で口がかゆくなる。人気のコーヒ-店で豆乳ラテなるものを口にしてアナフィラキシーショックの報告もある。いつもなら視力検査で異常を指摘されたお子さんでいっぱいになり18時に終わらない季節です。自粛で外へ出ないから花粉症も少ない。北海道から転居してきたお子さんがお越しになり検査したらシラカンバとばかり思ったらカモガヤ陽性だった。採血ばかりしているが3年4年採血してないので同意を得て採血したら項目も増えているし数値も高くなっている。ボーイズリーグで野球をしているお子様がお越しになったひどい花粉症の様です。呼吸が苦しいという花粉症もある、鼻が詰まるから息が苦しい。聴診してもWHEEZINGは聞こえない。スギとヒノキはどちらもヒノキ科なので80から90パーセント交叉抗原を示す。三密が全くない非常にゆったりした日々を送っています。あと半日働いたら4連休です。ぐっすり眠りたい。

ブナ科花粉症

先週から姫路はブナ科花粉症に変わっている。スギやヒノキ花粉症は終わりです。いつも今はドングリの仲間の花粉ですと4月は患者さんにお伝えしています。明るい話題が一切ない今日この頃ですがスギ花粉症の舌下免疫療法を始める時期が来ています。副作用が皆無のシダトレンを使ってきましたが製造中止になるのを期に多くの方をシダキュアに変更しようとしてしています。いろいろな調剤薬局にうちの処方箋が飛散しているようですのでお知らせしておきますね。クリニック隣のスーパーから黄色い花粉がこの時期たくさん飛散します。安室東小学校の校区は白樺ハンノキそしてブナのRAST陽性のお子さんが多いと思います。白樺ハンノキそしてブナ科はPFAS野菜果物アレルギー症候群の原因として非常に重要です。兵庫県でも六甲山系に行くとオオバヤシャブシが有名ですが姫路は六甲山系ではなくブナ科植物です。オオバヤシャブシは戦争で樹木を切った六甲山でがけにも植生するというので植林されたようです。カバノキ科ではバラ科の桃リンゴそして水っぽいマメ科の豆乳やおぼろ豆腐でPFASが起こります。むかしはOASでしたが今は学会ではPFASと呼びます。

アパホテル&resort横浜ベイタワー

毎年参加している谷口正実先生率いる若手医師に人気の相模原臨床アレルギーセミナーで8月21,22日休診にして8月21日から23日までアパホテル&resort横浜ベイタワーにお泊りする予定でした。恐らく眼科で参加しているのは演者を務められる東京女子医大の高村悦子教授とわしだけだと思う。セミナー参加費三万五千円は2月初めに振り込んだ。ところがこのたびのSARZ-COV2によるCOVIT-19のために軽症者や無症候の方が泊まる施設としてアパホテル&リゾート横浜ベイタワーが選ばれ8月までの宿泊が自動的キャンセルとホームページに記載があったので電話を入れた、やはりキャンセルになるから関内のアパホテルならどうですかと言われたがネットのニュースでは2022年までコロナウイルス感染症は終息しないと書いてあった。先が見えない、厚生労働省出身の黒岩神奈川県知事は流石大きな箱を抑えました。相模原臨床アレルギーセミナーや学会でパシフィコ横浜を訪れるときにはアパホテル&resortに宿泊したい。幕張のアパホテル&リゾートにじんましんの合宿に行ったがリーズナブルでした。眼科学会も角膜カンファレンスもWEB開催、子供が産業医科大に進学したので日本眼科医会の生涯教育福岡講座に行くときは一緒にうまいものを食べに行こうと思ったが何年後の話やら。8割の方が無症候、PCRが陰性になっていても退院後日本韓国で陽性になる不明の現象が起きている。これではワクチンができない、あるいはインフルエンザのようなワクチンしか作れない。エイズや鳥インフルエンザのお薬は副作用という痛みを伴う。かなり厳しい状況、一般の方と医療従事者そして医療従事者でもコロナウイルスと戦う人とプライマリーケアを行う医療機関ではギャップが大きい。

スギ花粉症の時期なのに激減

昨年の2月下旬から3月上旬に比べて患者さんが半分になっている。私のクリニックは子供が少ないクリニックです。コロナウイルスが発症したら22パーセントの死亡者という中国の報告によろご年配の方の外出抑制、花粉症の飛散が少ない、ご年配の方が休校のため孫の面倒をみている。いろいろな事情がある。しかも不要不急の講演会や委員会がすべて中止になり体が楽になっている。湯田厚司先生が講演の中でおっしゃったのは三重県津市では3月3日ひと月早くヒノキ花粉が飛散したというお話でした。黒坂文武先生の姫路で唯一の花粉測定ではヒノキではなくカバノキ科の花粉の飛散である。カバノキ化はバラ科植物と交差抗原性を示す。桃やリンゴを食べると口がかゆくなる口腔アレルギー症候群OASややさいくだものアレルギーPFAS都市知られている。白樺ハンノキなどブナの仲間姫路ではドングリつまり樫の木椎の木と黒坂先生に教えていただいている、黒坂小児科アレルギー科のホームページの花粉情報は姫路市民にとって大変役に立つ。皆さん参考になさってください。それ以外も黒坂文武先生のアレルギーにかける情熱がホームページにも乗り移っています。黒坂先生は海外文献を原文でいっぱいお読みになっています。参考になることいっぱいです。コロナウイルスが今後ますます広がる、名古屋でデイサービスにCLUSTERができているようだ。オリンピックどころではないかもしれない、OHMYGOD。

もうはやヒノキ花粉の飛散らしい

コロナのためかスギの花芽が少ないためか、昨年はこの時期70人80人のかんじゃさんがおこしでしたが今年は暇です。ただ気になっていたのはのどが調子悪い咳が出ますといわれます。今日のアレサが講演会で分かりました。少ないながらヒノキの花粉が飛んでいる。今年は冷え込むことがないためもうヒノキが飛んでいると三重県津市の湯田厚司先生がご講演の中でお話になりました。アレサガ講演会は前回の北里の先生のお話も良かったが今日の湯田先生のお話もとてもためになった。湯田厚司先生は舌下免疫療法でご高名ですが薬理のお話もすごい。数年前ホテルオークラ神戸でも薬理のお話をなさったがすごい。黒坂文武先生のホームページを見ても3月の姫路の花粉飛散の記載がない。きっと診察がお忙しんだろう。学校休みだからといって公園で遊ぶのは危険です。スギ花粉に比べてヒノキ花粉は粒子が小さいから呼吸器に吸い込まれ咳が出ると患者さんに説明している。確かに3月のスギ花粉では鼻と結膜に臓器特異性を示しているとされる。4月のヒノキは小さな粒子で下気道まで侵入する。咳には漢方薬が良い、飲めない人には錠剤もある。それで飲めなければホクナリンテープがある。我々が経験したことがない3月初旬のヒノキ飛散のお話とてもよかった。私はアレサが使ってませんが普及するとよいと思います。

飲まない花粉症対策

点鼻薬のフルナーゼがSWITCHOTC化したようでコマーシャルが流れている。一方医療用のザイザルやデイレグラもジェネリック医薬品が登場する。ナゾネックスはすでにAGを含めて登場している。そうなってくるとアレルギー専門医の仕事は生物製剤になってくる。アトピー性皮膚炎やスギ花粉症に伴うアレルギー性鼻炎にはデイユピクセント、ゾレアを使って重傷の方に向き合うかである。デイレグラで不眠に陥る人尿閉を起こす人それが怖くてデイレグラを4錠ではなく2錠で様子見ると疑義紹介をかけてくる調剤薬局。行く手を遮るものがいっぱいだ。スギ花粉の飛散が天王山を迎えるようだが昨年のように花粉は飛ばない。しかしこの時期の雨は怖い。地面から舞い上がり姫路の北側から花粉が飛んでくる。コロナウイルスには麦門冬湯でウイルスを排泄するのも一つだと思う。岡谷大学から国際医療福祉大学へ耳鼻咽喉科の教授として普請された岡野先生がマスクがない今期の花粉症対策を述べておられた。白色ワセリンをはなのしたに塗ることを提案しておられた。鼻に侵入する前に鼻唇溝で花粉の侵入をブロックするというものです。東京大学耳鼻咽喉科の近藤准教授同様お話が面白い。

ゾレアのガイドライン

ゾレアのGLをダウンロードしてみました。オマリズマブ遺伝子組み換え製剤の最適使用ガイドライン(季節性アレルギー性鼻炎)を読んで目についたのは本剤はすでに発現しているアレルギー症状を速やかに軽減するものではないとの記載がある。ゾレアを使うなら2月かなあとも思う。私のクリニックの平均点数だけが上がるので昨年もお越しの方で舌下免疫療法が効かない人が好い適応と思う、診療報酬明細書に舌下免疫療法に関する記載もある。鼻噴霧用ステロイドに加えH1BLOCKERLTRA,TXA2,PGD2を使用したとの記載があるが鼻噴霧用ステロイドはイランという患者さんおられる。お薬手帳でチェックするようにと記載がある。ゾレアには使用する医師要件と患者要件がある。スギ花粉症が原因の季節性アレルギー性鼻炎生物製剤が世界中で初めて使える。めでたいことばかりではない国民皆保険はすでに崩壊していると思うという医師のアンケート結果がある。美容目的のヒルドイドを保険で処方している場合ではないかもしれない。イギリスに比べアメリカでさえ薬価が高いにゾレアが花粉症でその時良かったらよいとむやみに使われたら協会けんぽ加入の健保組合が増えることになる。スギ花粉症では生物製剤ゾレアは一時的治療、根本治療は舌下免疫療法ということになっている。費用対効果がまず舌下免疫療法を行う。リーズナブルな価格あるいはお得な舌下免疫療法を行いどのように説明したかを診療報酬明細書に記載することが義務付けられている。今日もゾレアのWEBはある、この2週間毎日昼も夜も自分のパソコンを使ってWEBでアレルギーについて学んでいる。一年中こんな状態なら毎日ハッピーです。

ゾレアとわたし

生物製剤は今まで生物製剤のも難しい病態には使えた。重症気管支喘息、重症じんましんのみ保険適応を有したゾレアがスギ花粉症に使える、重症とはくしゃみの回数など鼻アレルギーガイドライン2016で規定されている。ゾレアが重症又は最重症の季節性アレルギー性鼻炎の保険適応を取得したが実はスギ花粉症にしか使えない。ヒノキには保険適応がない。また症状が発現してから行う治療ではない。そして2回から3回お越しいただいて行う治療ではない。自由診療なら可能かもしれない。ゾレアは体重と血液検査で使用量が異なる。つまり体重が多い人血液中のIgEが高値は月に一回か2回か、薬の使用量が多く自己負担金も高くなる。ゾレアを注射するには多くの条件をクリアしないといけない。ゾレアについて勉強したのはゾレアがじんましんに保険適応を取得したときに欧州のじんましんの権威そして日本のじんましんの権威が集まるじんましんの講演会に自腹で幕張のアパホテル&resortで合宿したのがきっかけです。神戸大学皮膚科の先生方も多く参加されていました。土曜日診療が終わってからなので一番いいところの講演は聞けていません。そして最後にGALLENの試験がありわからなかったが皮膚科医に交じって合格証をいただきました。それ以来ゾレアを勉強しています。本当はあまり使いたくない、経済査定を受ける可能性があるからです。昨年は7年ぶりのスギ花粉の大飛散だった。鼻噴霧用ステロイドに抗ヒスタミン薬そして漢方薬を総動員した。今年は近畿は特に花粉飛散が少ない予想、花芽がついていない。

新規非鎮静抗ヒスタミン薬のほうがお得

東北大学の薬理学の谷内和彦先生のご講演はなかなか聞くことができない。PETを用いたりビラスチンがオロパタジン点眼液よりも眠くならないことを証明したりすごい。島根医科大学皮膚科の千貫裕子先生のご講演も素晴らしい、αGALやポークキャットシンドローム、昨年も姫路にお越しになったが今年も内科医会講演会でお越しになるようです。先週サノフィ今週大鵬薬品と毎日WEB講演がある。昼休みが充実している。さらに先週は広島大学の耳鼻咽喉科の先生の講演を2回拝聴しました。スギ花粉の時代からヒノキ花粉時代に変わっている。広島県は兵庫県と近い、今週末広島県に行く。院内で用いる抗体製剤の講演会にお誘いいただきましたが大阪へ兵庫医大救急部におられた先生に講演聞きにまいりますと約束していたので土曜日も漢方のお話を聞きに聞く予定です。先週から花粉症三昧の日々を送っています。スギ花粉の飛散は3割程度になるといわれています近畿で飛散が多いのは奈良県の天理だそうです。それでも今年は大したことがない、しかしもうスギ花粉は飛ばないといわれたが昨年3月10日までは飛散した。雨の後急に暖かくなると姫路では夢前町から花粉がやってくる。ゾレアを重症又は最重症で注射するなら今しかない。その前に検査そしてそして前年の治療内容、そして内服点鼻などフルに使っても効かないことが必要です