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ビラスチン

今日は姫路城が白く戻っていました。姫路城では週末はお月さまのようなまあるいのがあと2週見えるそうです。昨日はアシテアのWEBが行われました。今日はビラスチンの講演会があると案内された、姫路駅南の製薬メーカーが多く入居するビルつまりアシテアの会社が入居するビルに伺いました。ビラスチンは効果が早い、つまり強力型切れるのも早いかもしれない。デスロラタジンとビラスチンは次元が異なる薬だそうです。持続力ではデザレックスだそうです。つまりデザレックスはバランス型だそうです。ルパタジンがそろそろ発売されるそうですね、今年はじんましんの講演会が多くあり欧州のガイドラインでは重症じんましんには4倍量の抗ヒスタミン薬を内服することを初めて知りました。日本では増量は倍量までです。欧州では民間の保険会社がかかわる問題と以前効きました。最近小春日和が多いためスギ花粉が飛散しているのかシダトレンを服用中の方がどうも調子悪い、ミテイキュアやアシテアの方も寒くなったためダニが死にハウスダストになり布団が厚いものに変わったためこれまた調子が悪い方が多い。最近舌下免疫療法を始める方が増えています、1月になったら新規導入ストップのシダトレンが特に多いです。

抄読会用の海外文献

抄読会とは一般の方にはご縁がないものです。大学病院や大きな病院で最先端の情報を書いてあるつまり日本語の教科書には書いて世界の共通言語である英語になっているものをいないものをだれか一人が読んできて日本語で解説することです。今日は19時から姫路駅前の集合会場で東京大学の教授のWEB講演会19時40分で終わり20時から医師会館で抄読会でした。若い小児科の医師の当番でしたがなかなかついていけないお話でした。アト止めることができ科ピー性皮膚炎のBABYにスキンケアや保湿といったことをするとアレルギーマーチをととめることができるか。できるというのが小児科の今のスタンダードだそうです。次回は12月13日私の番だそうです。OMALIZUMABのことをお話しようと海外文献は医師会で提出してきました。11月に誕生日を迎え、もう50歳代後半勉強しても10年前のように頭にはいらない。ところで恐ろしいお話を聞きました。夢前町の荒神山の産廃とは別にもっと南につまり書写山のあたりに産廃の話が出ているようです、東北の放射能を夢前に持ってこられては困る。みんなで反対しよう。エイエイオー。

アレルギー研究会

昨日連休の中日にもかからず三ノ宮で行われたアレルギーの後援会満席の上2時間のはずが150分のロングランでとても盛り上がりました。難しい演題が多いにもかかわらず多くの質問がいっぱいでした。スポンサーの協和発酵キリンさんにはドボペット軟膏やルミセフという尋常性感染のお薬があるが一切演題には関係なかった。終わった後の世話人の先生のお話もよかった。兵庫県でアレルギー領域で一番素晴らしい講演会ですとおっしゃいました。ヌーカラやゾレアの話が多かった。協和発酵キリンとは全く関係がないお話です。150/µ以上の好酸球をターゲットにするなら抗IL5抗体、メポリズマブ、IgEをターゲットにするならオマリズマブ、なんとオマリズマブはこどもの風邪の原因になるライノウイルスに対して有効だそうです。目から鱗です。気管支ぜんそくでIgE抗体が10年前に増えると喘息に悪影響があるそうです。抗IgE抗体よりもCRA-1(抗FcεRI抗体)が登場すれば医学はもっと進む。あるいはじんましんにも、もっと効くかもしれない。新しい気管支ぜんそく治療の選択肢として気管サーモプラステイと抗体製剤どっちをするか。先日姫路でもサーモプラステイの講演を聞きましたが比較的軽い人に海外ではサーモプラステイが行われているそうです。

タリオンと処方箋医薬品

もうすぐ抗アレルギー薬のタリオンがルパタジンになる、ルパタジンはデザレックスに代謝されて変わる。包装案内の案内というのが届きタリオンが処方箋医薬品という文字が削除されたとの記載がある、包装変更のご案内として届けられた。タリオンが処方箋医薬品としての扱いが不要になるという表現が理解できないが担当MRさん何も言わない。前職が田辺三菱製薬のMRの方に聞くのも何かおかしい。タリオンは兵庫県西部から岡山にかけてとても多くつかわれた薬です。もうすぐビラノアとデザレックスが長期解禁になります。そしてルパタジンが14日処方になる。タリオンも特許切れの時期を巡り訴訟になり田辺三菱製薬が勝訴しました。低分子の薬は特許を長くしないともうこれ以上進化しないという話が多い。配合錠がどんどん増えている。処方箋医薬品でなくなっても薬価収載されている、よくわかりません。ヒルドイドやヘパリン類似物質に関する報道は寝た子を起こす報道になっています。逆に規制がない今使いたいとおっしゃる。後発品の普及を阻止する早く規制すべきそして医療費無料化なんて禁止すべきです。

シダキュアのe-learning

待望のシダキュアのe-learningが始まりました。10月31日に挑戦いたしました。シダキュアのe-learningですが恥ずかしいことに少し間違えました。全問正解で当たって当たり前ですがヒューマンエラーです。そこで感じたことは登録にはアナフィラキシーショックの時の救急病院について登録がいるがこのような登録は本当に必要でしょうか。病棟処置中とか言って断る病院もある。家庭で行う舌下免疫療法であるからアナフィラキシーが起こった時どこの病院へ救急搬送されるかは実際アナフィラキシーが起こらないとわからない。大きなところと小さなところ、大学病院があるかないか。シダキュアになると5歳以上でスギ花粉症の舌下免疫療法を実施できるがアナフィラキシーショックが起これば輪が姫路では搬送される病院は一つ、そして休日の昼間は他の病院の小児科というのもある。今までと異なり小さなお子さんだとシダキュアでアナフィラキシーが起こると搬送先は限られる。

秋にはアレルギーの検査

高温多湿でダニは繁殖します。ダニアレルギーには体質改善の薬があります。昔のSCITはハウスダストでしたが今はダニです。今の舌下免疫療法もダニです。私の住まいは建売ですが土壁です。このクリニックは軽量鉄骨です。そしてたくさん断熱材が入っています。たくさん断熱材を入れると暖かいが湿度が低くなります。日常診療の中で秋の花粉症ということはありませんかと頻回に尋ねられます。今年の10月の姫路は毎週秋祭りそして毎週激しい雨、秋晴れというよりもしっとりしておりドライシンドロームの患者さんにとっては楽だと思います。私は毎週末漢方薬の勉強に東奔西走です。ハウスダストはダニのしがい、ダニの糞、ダニの尿そしてゴキブリなどをアレルゲンとして含みます。どこの家にもヒョウダニはいます。野原で噛むダニはマダニです。マダニは大きくヒョウダニは小さい。ハウスダストやダニのアレルギーは周知されていません。VIEW39などを選び採血して一番の意義はダニ・ハウスダストに感作されているかを調べることですよとお話しています。また残念なお知らせが入ってきました。HRTつまりヒスタミン遊離試験の検査ができなくなるそうです。アトピー性皮膚炎の人汗ができなくなります。アレルギー専門医の腕の見せ所が減ります。

YAHOO NEWS

朝からYAHOO NEWSでシダキュアがなぜ発売延期になったかそれは製薬会社の問題ではなくシダキュアの薬価の問題という記事が載ってます。シダトレンの時同様薬価が安すぎるということだそうです。製造承認がおり薬価収載そしてねんないに発売してほしいと期待してましたが4月以降に延期になりました。山を買ってスギの花粉を採取するにはお金がずっとかかる。耳鼻咽喉科の多施設スタデイでシダトレンよりももっと低程度でも有効であったと学会で聞いたことがある。シダキュアの売りは5歳以上で使用でき様になることです。シダトレンよりも高濃度のが出るけどどうなさいますかといったら長期収載なったらという声が圧倒的です、シダトレンの一日薬価は日本でしか売れないそして漢方薬と一緒で原料費や人件費がかかる。今の薬価制度ではめったな例外でないと薬価が上がることがない。頑張って体力をつける薬価そして医師には管理料が算定できるようにしてほしい。糖尿病の腎症に管理料がつき緑内障学会で糖尿病で管理料があるのにどうして透析前の腎症に管理料がついたかというお話を聞いたことがあります。アレルギー特にスギ花粉症は国民病セルフメデイケーション税制もよいがヒルドイドに対する改定案で浮いたお金を予防医学にも予算がほしい。そして子供医療費生活保護の医療費無料化反対。

神経反射とアレルギー性鼻炎

PAF,ヒスタミンやロイコトリエンなど神経伝達物質ではなく副交感神経からアレルギー性鼻炎の話を聞きました。玉葱の臭気で鼻が出る二硫化アリルそしてアリシンが合成されTRPA1チャンネルに働き鼻や涙が出るようです。角膜にも受容体があるそうです。ガーリックマスタードはTRPA1チャンネルに働く、TRPM4受容体を介するのはミント、TRPV1受容体はアルコール・カプサイシンそしてシナモンだそうです。アレルギー性鼻炎といえば花粉症のイメージがありますが花粉以外にもいろいろあります。タバスコ・チリペッパーのカプサイシンによる味覚性鼻炎、黒コショウのピぺリンが原因で味覚性鼻炎が起こるそうです。熱くて辛い物を食べると高齢になると頻度が増えるそうです。ザジテンの点鼻には弱いながら抗コリン作用があり味覚性鼻炎に有効なこともあるらしい。交感神経を刺激するプソイドエフェドリンについて本当に詳しい人はいないそうです。そのほかに神経反射で起こる鼻炎はきばるとくしゃみ、まぶしいとくしゃみつまり光くしゃみ反射。いろいろ楽しかった。台風接近の中姫路で東京のご高名な耳鼻科医の話が聞けて良かった。神戸線と待っています、方剤の話の途中で帰りました、何事も慎重です。

12のゼロ特に花粉ゼロ

今日は夕方姫路駅前で希望の党の候補の方が演説なさってました。ユリのミクス、なんでもミクス。失望の党の12のゼロの中に花粉症0というものがある。できない約束、実現不可能な公約はやめたほうが良い。厚生労働省の要望によりシダトレンが登場し3年しかし患者さんは姫路市内で私のところがシダトレンの施行者が上位に位置するというのだから低調です、お若い方特に中高生が続かない。早くシダキュアを薬価収載して花粉症ゼロを製薬会社や医師の特に鼻を専門とする耳鼻科医を先頭に推進していただきたいものです。シダトレンをはじめとする舌下免疫療法が進まないか、それは特定疾患管理料など説明に対する対価がないからと思います。糖尿病性腎症に数年前加算が増設された。そこで糖尿病性腎症の権威を眼科の学会にお招きしてどうして今の財源がない時代に加算が付いたかお伺いしたことがあった。すると答えは簡単糖尿病性腎症で透析導入が減れば医療費が削減できるかもしれないというお話でした、舌下免疫療法を推進普及させるには指導料などの加算を付けるしかないが財源がない、カラコンは保険外しをしたらどうか。おしゃれ目的なんだから。そして角膜の傷が入ったら自損事故でこれも自由診療そして透明なコンタクトレンズ診療や白内障手術などに医療費を回せばよいと思う。

シダキュア発売延期

出る出るといってたまた最後の仕上げにとお勧めしていた高濃度のスギ粉症の舌下免疫療法のシダキュア。承認申請が通ったシダキュアが残念ながら予定の11月から発売延期になった。舌下免疫療法は1月から6月は全国どこかでスギ花粉が飛散しているかもしれないから新規の導入は推奨されていません。シダトレンを初めてそろそろ3年だから一度やめますねという方を引き留めていましたが2018年のスギ花粉症の時期が終わってからというのでじゃ一度やめましょうという話になりました。シダキュアが市場に出てくるそうです。シダトレンを処方している方にシダキュアを紹介するが長期不可つまり新薬になり14日処方になると伝えるとみんなちょっと無理とおっしゃる。私のところの患者さんに何人か医師の免許をお持ちの方がおられる。私のクリニックのあたりは医師免許を持った方いっぱいお住まいですから。自らが医師である方は流石に長期収載になったらしますと言い切られてました。シダキュアのほうが花粉そのものだから漢方薬のようにやさしいイメージがあるようです。ずっとしていては舌下免疫療法が舌下免疫療法ではなくなってしまいます。やめてから楽になるのが舌下免疫療法です。