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カバノキ科アレルギー

姫路でも子供を中心に野菜・果物アレルギーが増えています。キウイはまたたび科です。キウイパパイアマンゴーと中原メイ子の歌にも歌われました。OASとも呼ばれますが多いのがシラカバ・ハンノキ科のカバノキ科アレルギーです。子供が北海道へ修学旅行へ行く。いまの時代だからお小遣いに上限なしだそうです。うちの子はカバノキ科に強いアレルギーを有している。北海道はご存知のようにスギの植林がないためカバノキ科花粉が怖い。子供にはデイレグラ・ナゾネックス・漢方薬をフルコースで持参するように指示している。さらにヒスタグロビンを摂取していくように話している。カバノキ科はももを食べると口がかゆくなる、豆乳やおぼろ豆腐など水分が多い大豆も交叉抗原性を示す。私は生まれてこの方北海道へ行ったことがない、中学校で言った北海道へ高校でまた行くなんてすごいですね。以前北海道旅行でアレルギー性鼻炎が発症したという方がお越しになりました。てっきりシラカバアレルギーと思ったらダニアレルギーでした。本来ロンドンだったがテロ対策で北海道だそうです。6年間で世界一周旅行の学校もあるのにリスクマネイジメントがすごい学校だと思います。北海度の子も日本脳炎ワクチンを摂取す量になりました。これだけグローバル化が進むと当然のリスクマネージメントと思う。

湿疹

湿疹はアレルギーとは限らない。湿疹はステロイド外用で治る。アトピー性皮膚炎は突然発症しない、アトピーは湿疹から発症する。わかったようでわからない湿疹です。痒いから皮膚をかく。従来は獲得免疫でしたが今は自然免疫という概念がある。最近漢方薬が結構効いている。急速に姫路ではお若い眼科医が増えている。私も白髪が増えてきました。赤船堂さんへ行こうかと思ったが先生漢方薬のこと詳しいらしいからほっぺが真っ赤になっていることに対して漢方薬を出していただけるかしらと以前からコンタクトレンズ診療でお越しの薬剤師さんがおっしゃたので処方したところお子さんの診療で来られて効きました。ありがとうございますと言われた。かなり赤みが引き浮腫が改善していた。近隣の加古川から瞼があれているとお越しになった。これもWEAKのステロイドの眼軟膏をお勧めしたが漢方薬で何とかといわれ処方したら効いているみたいなんでまた来ましたとお越しになりました。女性の顔は命の次に大切なものだからあまりかかわりたくないが本当に良かった。顔の皮膚が向けている人が木曜日の午後に来られた、さすがに顔は命の次に大切なのでとお断りしました。これもたく毒生肌の方剤を処方したかった。今日は名古屋国際会議場の日本東洋医学会へ参加できず残念でした。

じんましん

生涯有病率が20パーセントと言われています。つまり多くの方が経験する病気です。だから患者さんがじんましんと言っても信じてはならないといわれています。ヘルペスや帯状疱疹のことも多い。じんましんを勉強する合宿へ参加します。場所は幕張メッセ近くののアパホテルアンドリゾートです。大浴場があるみたいです。ルートイングループの姫路のキャッスルホテルも大浴場ができていますが行ったことありません。山之内の雪彦温泉のお湯を運んできていると効きますので一度は行ってみたい。英語のレクチューがあり最後には試験がある、試験に落ちたことは医学部入学後はほとんどないが落ちたら恥ずかしいなと思います。ほとんどが皮膚科専門医ではないでしょうか。勉強にはお金がかかる。交通費だけでも幕張まで姫路からお往復すると高額です。私はJR東海にかなり貢献してきています。NOZOMIも初期は全車指定で東京駅で発射寸前全社指定で巣から窓口行くよう言われたが窓口では乗り遅れるから社内で車掌にお話しくださいと言われたこともある。治らぬじんましんがぞレアで治るかコントロールできるのは良いが高価な薬なのでまたいろいろ問題もあると思います。私のクリニックは近隣に眼科が多すぎていや偏在して皮膚疾患ばかりです。どこにも皮膚科とは書いてないのに。

シダトレンしている人みんな喜んでいます

スギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンの新規処方がいよいよ解禁されました。3月に採血をしてお帰りになったかたがメーカー推奨の6月1日以降ににご予約いただいています。。一昨日と作日はアシテアダニ舌下錠を導入しました。中学生と高校生です。ダニの舌下免疫療法は初回から3人に2人は口の中に異常を起こすと考え説明しています。こんなこと書いたらMYMR君から副作用報告を求められるかもしれません。そこで副作用を減らすために私なりの工夫を施し導入するようにいたしました。マル秘です。うまくいけば報告いたします。お二人ともわたしのまえで口がかゆいとはおっしゃいませんでした。しかしながら舌下免疫療法はやめた後楽になることを目指しますでふつうの治療とは異なります。しかしレスキュー薬と同じように考えている人も多くおられます。ダニのアレルゲン免疫療法をするために他の耳鼻咽喉科で採血ができず私も仕方ないので動脈血を取り検査しました。舌下免疫療法を絶対に続けてほしいと思います。舌下免疫療法をやめたお子さんが花粉症で結構お越しになります。28日とか長期に出すと続かないハルシオンのように14日しか出ないほうが患者さんのためです。

アレルギ専門医と眼科専門医

6月のアレルギー学会のプログラムが届きました。眼科専門医でアレルギー学会の専門医は30人増えています、私が専門医になったころは20人でした。もちろん兵庫県では私一人です。眼科専門で漢方専門医これはもっと希少だと思います。眼科専門医でアレルギー学会会員は100人だそうです。所謂絶滅危惧種です。アルコンファーマの講演会に参加するので今年はアレルギー学会はお休みです。保険点数で評価されることは全くない、趣味のようなもので持ち出しばかり。今年もアレルギー学会は東京です。アレルギー学会では専門医の更新で不正が起きそれからしばらくは東京以外でも行われましたが東京ばかりで来年は千葉大学の主催なので千葉です。今年は8月に休診にして相模原アレルギーセミナーへ参加します、さらにはN社のアパホテル&resortのじんましんの合宿に参加します。新幹線だけで3万円、宿泊費やらなんやら持ち出しばかりです。絶滅危惧種の眼科専門医でアレルギー専門医、ビラノア発売記念講演会でもその他に分類され不快な思いをしました。でも手術ができない私を頼ってお越し下さるアレルギーの方が増えてきました。眼科の収益はなんといっても主術です。貧乏でも頑張ろう。

漢方薬で治してくれ

最近、漢方薬で治してくれと宍粟市、赤穂市、加古川市など近隣の市町村から結構アレルギー患者さんがお越しになる。ほぼ漢方薬単独治療を希望される。アトピー性皮膚炎にはステロイド外用薬が標準であることを説明しても聞く耳を持たない方ばかり。これは患者さんがインターネットの情報に踊らされているからです。サプリメントは安全、薬は危険、週刊誌が飲んではいけない薬を特集する時代です。ずっとお越しの患者さんは先生、皮膚科と違うというたなあ。アレルギー学会の専門医ですよ。青魚を食べたら顔面に皮疹が出たと普段からお越しの方がこられました。青魚アレルギーは今注目のアニサキスアレルギーが多いことがわかっている。さらには古いサバを食べると出るというヒスチジンからヒスタミンが大量に作られる、第三は本当に青魚そのものに対するアレルギーとされています。説明したは理解していただけステロイド外用薬とビラノア錠を処方しました。RASTで調べたが青魚ではありませんでした。

ディユピルマブ

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プロトピック軟膏

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GA2LENアレルギーセミナー

ことしはGA2GELENアレルギセミナーに参加のためアレルギー学会の参加を見合わせます。2週連続関東はしんどい。8月は2日間休診にして相模原アレルギーセミナーに3日参加します。朝から晩まで缶詰で質疑応答もフロアでお願いしますという熱気だそうです。お若い医師が多くひょっとしたら私のような50代半ばのおっさのは最年長かもしれません。父親が亡くなりもうすぐ一年、昨年はちょうど今頃死亡確認や死亡診断書を私が書かないといけなかったので気が気ではありませんでした。今年はいっぱい勉強しています。私のところの経費は研修費更にかかる旅費が結構ある。会計事務所から費用が増えていると指摘されています。でもいっぱい勉強したい。幕張で行われるGA2LENアレルギーセミナーに参加するからです。アパホテルアンドリゾートで行われました。なんとあの倫理に厳しいN社の会費制勉強会です、二日間じんましんについての合宿です。最後には試験もあります。アレルギー学会を一週間後に控えているため今年はアレルギー学会は不参加にしています。最近土曜日・日曜日は講演会尽くしです。私が苦手英語の講演も同時通訳が入ってますが取り入れてあります。レベルの高いじんましんの合宿ですやぷりっくは皮膚科へ行ってくださいとはっきり伝えています。私のところは皮膚科ではありません。患者さんにも私は皮膚科でないからパッチテストやプリックもしておりません。デイスカッションがあるらしいたぶん生の声がいっぱい聞ける。

母の日の感動的なオリーブのお母さんの講演会

今日は母の日三宮で姫路食物アレルギーの会オリーブに属される保護者の方の講演会を聞きに行きました。姫路食物アレルギーの会オリーブの会のチラシをクリニックに冒してほしいといわれておいたことがありました。帰りにはそごうでお刺身を妻に勝って帰りました、妻は500円の赤貝の刺身が久しぶりと喜びました。もっと買って来ればよかった。何でも食べられる喜びを再認識した一日でした。アレルギーを持つお母さんの講演がありました。そのお母さんと私は面識があることもあり参加させていただきました。とても感銘深いお話でした。講演されたお母さんも涙ながらでしたが私も涙がこぼれました。子を思う親の気持ちはみな同じです。終わった後講演の中でアレルギー専門医から本をいただき何もわからない状態を克服したというくだりがありましたがその本を差し上げた医師は私だと講演終了後お聞きした、また感動しました。食物アレルギーを私は最近見ないようにしています。血液検査をしたり少しだけ平日の午前中に食べたりといったことにとどめております。いまも私のクリニックにも遠くの病院の保険が効かない高額な塗り薬をお使いの保護者がいます、私の言うことなど聞いてくれません。本当はこれは保険診療ではありません。ステロイドがアトピー性皮膚炎の標準治療だから指導して標準治療に持っていくのが良いのはわかっていますが効く耳を持たないお母さんには手の打ちようがありません。保険診療はドラッグストアではありません。