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薬を60日ください

今どき高校生でも薬を保健神慮にもかかわらず、60日頂戴と初診時からおっしゃる、また薬を出せるだけという人もいる。小泉内閣の規制緩和でコンタクトレンズ診療も無茶苦茶、さいきんひんかい交換コンタクトレンズによる巨大乳頭状結膜炎が非常に多くなっている。60日ご入用なら出してくれるところへ行ってください、60日処方は漢方診療ではないとお話しします。アトピーの外用薬も持っていて安心するだけで副作用が出た時困る、アレグラ含有配合錠で動悸がしたり血圧が上がった方がいる、次回受診まで申告されない、薬だから漢方薬でも副作用が起こる、意外と多い。いまだに漢方薬は副作用がないからねとおっしゃる方も多い。私はそばでも副作用でアナフィラキシーもショック起こりますとお答えしています。昨年4月から30日を超えた処方はやめなさいと言われてる。おっしゃっているのは近畿厚生局などの全国の厚生局です、レセプト上なにも問題はない、しかし近畿厚生局が立ち入り検査に入った時30日を超える処方が問題になる。30日を超える処方を避けるため分割処方なるものも登場している。30日ごとに薬局へは行くものです、開業医へ紹介して足りない処方を開業医が処方する。どうせそのような輩は30日を超えて長期に処方しても来るのが面倒で服用しない。シダトレンが発売時に舌下免疫療法の講習会が東京で行われたが1ヶ月処方になっても14日のほうがどろっぷあうとがすくないと臨床治験を担当された大学の医師がお話しくださった。残薬を管理する方向に今向かっている、往診など在宅医療へ向かっている。訪問診療で窺っている方がCRPが上昇し細菌感染を疑い広域の抗生剤を投与したが効かない、抗生剤を今週は休止して週明けにバルーンかネラトンを用いて採尿することになった、培養結果が出るまで日がかかる。

舌下免疫療法は6月からです

スギの舌下免疫療法はスギ花粉の全国飛散が終わる6月から行うことが推奨されています。花粉症は5月になりに変わり落ち着いている人が多い、イネ科の花粉は近づかなければ大丈夫と言われています。よその眼科と異なりアレルギーの症状をいかに楽にするかを重要視している。医療費無料化は15歳以下の人口が大きく落ち込むなか子供たちに債務を残す施策と言えます。おたふくワクチンが3000円で接種できる施策が姫路でも実施されている。ただし一回分です。WHOの用語ではアレルゲン免疫療法の薬もワクチンです。かなりの数を導入したが続かない、せっかくの中学生以下所得制限ありの無料政策ですがあまりにも中学生や高校生の世代は続かない方が多い。これも必つは長期処方が当たり前になったことが関与すると思われる。シダトレンが発売されたときの紀尾井町のニューオオタニの舌下免疫療法の講習会で向精神薬のようにずっと14日に投与制限してほしいと講師の先生がおっしゃってましたがそのとおりです。28日処方しても42日後にしか受診しない方が多い。スギ花粉の舌下錠は効能なら口腔内がかゆくなる人が多くなるかもしれない、PFSやOASに似たことがシダトレンでは起こっているんでしょうか

春季カタル

先日の姫路市薬剤師会講演会「いまどきのアレルギ」ーでご紹介させていただきました唯一の眼科疾患である重症型アレルギー性結膜炎の春季カタルの患者さんがお越しになりました。患者さんは関東のアレルギーで有名な大学病院へ通っておられたそうです。有名進学校へ来られて縁あって私共を受診なさったそうです。タリムス点眼液を以前お使いになっていたそうですが今はやめているとのことでした。残念ながらパピロックミニでは弱い。右目には乳頭状増殖が現在はほとんどありませんでした。ただ角膜の中心に混濁が残っていました。左目が増殖病変がかなりひどかった。左目はステロイド点眼液もも一緒に処方しました。わたくしの経験では最強のステロイドであるリンデロン点眼液が他院で処方されていて無効でも一本9000円以上するタクロリムスを点眼すると一気に改善します、そしてシクロスポリン製剤にすると一気に増悪します。海外ではシクロスポリンはドライアイにも用いられています濃度によりいろいろな効果があるようです。タクロリムスの点眼液は非常に効果ですが眼圧の上昇もなく免疫を抑えるという点ではステロイドも免疫抑制剤も同じですがDUALPATHWAYなのか春季カタルには免疫抑制剤が著効します。舌下免疫療法もご希望でしたがスギかダニか次回までの考えてくるとのことでした。電話くださいねとお伝えして診療は終わりました。

スギとダニの舌下免疫療法

新規の導入を控えていたスギまたはダニの舌下免疫療法が国内でのスギ花粉の飛散が終わった6月から着実に始まります。スギ花粉の飛散の時期に採血をして帰られた方のご来院をお待ちしています。薬が不要になる方が2割、薬が減量できる方が6割、何も変わらない方が2割と言われています。シダトレンよりも濃度が低い大大学の研究費で行った臨床治験でも有効だったとのことです。本当は野菜果物アレルギークラス2の食物アレルギーが多いカバノキ科や死者が多い蜂の舌下免疫療法が臨床治験すら行われていない現状からスギとダニの舌下免疫療法を特に将来妊娠する可能性がある女性に勧めているが続かない。口の中がかゆいからもうこりごりという方も少なくない。もうすぐ6月です、ご年配の方は継続率が非常に高い。蜂はALK社の蜂エキスをアレルギー協会で輸入して自己責任で引か免疫療法を行う必要がある。私が知る限りこの辺りではどこも蜂の日か免疫療法はしていません、蜂アレルギーでエピペンの処方は多い。林業の人が多いが養蜂業の方も多い。

蕁麻疹が慢性化した時

アレルギー性のじんましんは5~10パーセントとされています。機械性じんましんとかコリン性じんましんとかアレルギーが関与しない腎慢心は大変多い。いずれにせよ薬は第二世代非鎮静性抗アレルギー薬です。じんましんは多くの方が罹患する病気です。生涯有病率は20パーセントです、つまり5人に一人がかかります。罹患してからひと月以内は急性じんましん、ひと月以上では慢性じんましんとの診断になります。じんましんは原因がわからない病気です。内臓からくるから血液検査を希望される方は多い、しかし何も異常ないことが圧倒的です。ふつうの抗アレルギー薬で治らなければ切り口を変え漢方薬も適応になります。じんましんガイドラインでも漢方薬は登場します。ただしエビデンスレベルCです。じんましんが治らないとのことで3か所目ぐらいで漢方薬で治療したいとお越しになる。漢方薬は魔法の薬ではありません。アレルギー性鼻炎の小青竜湯のように絶対的な薬もありません。袪風湿の生薬が入っているもの~選択します。慢性じんましんになる3年たって治らぬものが40パーセント、こうなると付き合うしかない。

明日は診療です

明日は診療です、あさっては市内一斉水路清掃です。大雨なら延期かもしれません。今年一年隣保長なので頑張らないと隣保の方に迷惑が掛かります。休日夜間急病センターの疲れが取れません。歳を感じます。休日夜間急病センターで50人以上の患者さんを診察してお休みのところ申し訳ございませんとお声かけいただいたのはおひとりでした。昨日も今日もクリニックにシャッターを開けて換気をしていると患者さんが入ってこられた。いつもあいていて当たり前の時代が来ました。ところで4月から休日夜間急病センターで受付時間が導入されたのをご存知ですか。医療機関は受付時間と診療時間がはっきりしていません。30分のタイムラグを作ったそうです。それよりも9時から18時のところ9時から17時に変えてほしい。神戸の大倉山の休日急病センターは3時間交代で眼科医は変わっていきます。姫路は神戸の3人分働いています。数が足りないから高砂や加古川からも出務いただいています。早く休日夜間急病センターを免除になりたいが15年はいかねばならない。

6月10日(土)は休診です

私のクリニックを近頃眼科と思って起こしてはない方が非常に多くなっている。そして医師会の会合でとても役立つ講習会があることを知りました、私が参加したらおそらく最年長だそうです。宿泊は昨年12月のアレルギー総合講習会の時に、お安い同じ宿をとりました。高価なパシフィコ横浜に歩いていける頃もよいが安価で大浴場があるところをとっています。講習会を教えてくださった医師は、同じ姫路西高校の後輩になります、じゃ先生夜は居酒屋でアレルギーの話を肴に一杯やりましょうとおっしゃてくださっています。質問はフロアーでなさってくださいという座学尽くしの講習だそうです。若い医師で熱気むんむんだそうです。情報交換会もありません、ただスライドのパワーポイントがすべていただけるそうです。あと何年働けるかわかりませんがお若い手術が上手な先生が増えています、フェムとセカンドレーザーがもっと普及すれば顕微鏡を使わなくても白内障手術ができるようになりそうです。ますます私なんかには用がなくなる。眼科専門医あってのアレルギー専門医ですが8月は休診だらけで患者さんにご迷惑をおかけすること人あると思います、ご容赦ください、5月4日クリニックをあけて片づけをしていると患者さんが入ってきた、あれくらいですが…。今日は祝日ですよ。6月も二日間缶詰でじんましんのセミナーへ行くかもしれません。

口の中がかゆい

口の中がかゆいという患者さんが増えました。一つは舌下免疫療法の患者さんです、もう一つは野菜・果物アレルギーの患者さんです。舌下免疫療法を早期にやめる患者さんの中で多いのが口の中がかゆい人です。そこで私は第二世代非鎮静性抗アレルギー薬を併用することが増えています。ダニは全員かゆくなるダニは初回からつまり診察室で私の前で舐めてからすぐかゆくなる方がとても多い。野菜果物アレルギーが急増している、若い人ほどかゆいかゆいと言っておられる。多いのはカバノキ科のシラカバ・ハンノキです。リンゴやモモが多いです。姫路にはシラカンバはありません。ハンノキは全国どこでもあります。六甲山のオオバヤシャブシが有名です。水害防止のために植林されました。八丈島で火山の噴火がありましたが最初に生えたのがカバノキ科のハンノキとされています。海外文献ではハンノキの舌下免疫療法を行い野菜・果物アレルギーを治療しようとしたみたいですが舌下免疫療法を行っているときは良いが終了するとダメだったようです。ものすごい勢いでくちのなかがかゆい人が増えています、3月に採決を済まされ6月から舌下免疫療法を開始される方をお待ちしています。

シダトレンの新規投与

商工会議所新館での薬剤師会の講演会でもシダトレンを取り上げさせていただきました。シダトレンはスギ花粉の舌下免疫療法です。12月でシダトレンの新規投与がいったん終りました。うわさの錠剤シダトレンも子供に使えるシダトレンも登場することがなかった。赤穂からそして加古川からご来院の方は地元へ帰っていった。漢方で赤穂や加古川からお越しの方は続いてご来院いただいている。日本中を旅行してもどこでもスギ花粉の飛散が起こっていない6月から新規のシダトレンヲ再開しましょうということに決まっています。また舌下免疫療法は杉とダニに対する治療ですが同時に二つはしないことになっています。また入浴の前後2時間は舌下免疫量をしてはいけないことになっていますがこれを守るのは無理です。今シダトレンを2年半施行している方から全員効いているやってよかったから早く高濃度のスギの舌下錠を試してみたいといわれています。3月のスギ飛散時にシダトレンをしたいがために採決をして帰られた患者さんは多いです。鳥居からの連絡の黄色の封筒を持って帰られた人も多いです。5月の下旬になったらぞうりょきの2週分をご用意しますで必ずご連絡の上ご来院ください。

PRICK BY PRICK

口の中がかゆくなる野菜果物アレルギーOASやPFASの検査で有効なのがPRICKTESTです。特に新鮮な果物をPRICKして皮膚をPRICKするPRICK BY PRICK TESTはとても有用ですが果物・野菜を用意しないといけない。面倒です。採血しかしないのが私のところ採血した後の解釈が難しい。さらには採血の項目を決めるのも難しい。そんなお話を姫路市商工会議所でさせていただきました。粗抗原は小麦とか大豆です。大豆の中のコンポーネントで保険適応を有するのはとGLYm4です。大豆アレルギーもいろいろあります、今は第三次豆乳アレルギーです。豆乳アレルギーは医学用語ではありませんが豆乳ブームに乗っかりアナフィラキシーが起きているようです。とうふでもおぼろ豆腐や水っぽいとうふはアナフィラキシーが増えるそうです。緑豆もやしでのアナフィラキシーの報告もあるそうです。牛乳はアレルギーが多い、豆乳なら植物性だから安全というのは誤った理解になります。カバノキ科花粉症の方は姫路にもいっぱいいる、私はヒノキ科と思っていても実はカバノキ科も合併していることが多いようです。ヒノキもカバノキ科も下気道炎症を起こすようです。ここ2週間ほど痰が絡み咳が出て鼻が詰まる人を多く診療しました。