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2018年のスギ花粉の飛散

毎日スギ花粉がいっぱい飛んでます。昨年12月気象予報士さんの2018年のスギ花粉飛散予測の話を拝聴するために呼ばれもしないのに心斎橋へ行きました。鳥居薬品にスポンサーが変わり今までは薬業年金会館だったので谷町線。心斎橋TKPなら御堂筋線。来週はアレルギー学会の専門医講習会で横浜へ行く1週まえです。ここで聞いたお話を診療の時患者さんにお話していますがかなり予想は外れている。飛ばないと聞いた花粉が結構飛散している。スギ花粉皮膚炎で顔が赤い人が大人にもおられる。目が赤くないのにかゆい人が多い。暖かくなり鼻づまりに悩む人が増えた。鼻づまりなら漢方薬をすすめるかルパフィンの抗PAF作用に期待するか。ルパフィンの抗PAF作用は服用しないとわからないようです。それなら漢方薬を勧めるがまずそうといわれる。麻黄が入った漢方薬絶対眠くならない。受験生向けのものである。わたくしどもでは目の前の調剤薬局に漢方薬の錠剤カプセルをたくさん置いていただいている。小学校の高学年なら錠剤カプセルの服用できることが多い。眠くならないエリザス・ナゾネックスの点鼻も捨てがたい。

VIEW39

このところ今週はVIEW39の検査を非常にたくさんしている。VIEW39は39項目のアレルゲンを少ない採血量で検査ができます。採血はすべて小さな子も含め私がする。特異的IgEと非特異的IgEの検査は近畿厚生局で注意されたのでできません。全国で20人の眼科領域を専門とするアレルギー専門医として啓もう活動のためVIEW39を多くの方に施行し舌下免疫療法という治療があることを啓もうしています。そのためにはスギ花粉症であるという診断に採血が必要なのです。あまりに忙しそうなので帰っていくMRさんも多くおられます。申し訳ありません。今日は昨日に比べ軽い患者さんが多かった。スギ花粉の飛散とともに暖かくなり冷え性の漢方治療の患者さんが減少しました。例年お越しの方が昨年姫路ではほとんど花粉の飛散がなかったためまだお越しになっていません。3月11日の土曜日怖い。東京眼科アカデミーに参加するため早く診療を終え新幹線に乗りたいがどうでしょう。皆さんお願いだから早めに来てください。祈っています。3月10日金曜がこみ3月11日土曜日はガラガラでありますように。

スギ花粉皮膚炎

スギ花粉皮膚炎の患者さんが今日は多かった。スギ花粉皮膚炎の為小学生がほっぺを真っ赤にしてお越しでした。昨日の午後の気象が今日の朝の症状を決めると患者さんには説明しています。新御三家とはビラノア、デザレックス、デイレグラを私は新御三家と呼んでいる。姫路でも今週になりスギ花粉の飛散がひどくなっている。雨が降らないのも大きな要因です。この新御三家をどう使うか、鼻閉が出ればデイレグラの独壇場ですが大きな錠剤、かつ割ってはいけない。しかし今までの漢方薬と鼻噴霧ステロイドからデイレグラに大きくシフトした患者さんが増えいる。一方、デイレグラは8週間のDEPARTURESUDYをもとに一応連続8週までは使おうと思っています。しかしOTCのお薬にもかなりの量のプソイドエフェドリンが含有されている。もっと使えるとは思うが何かあると嫌だ。ビラノアをレセコン上一日で処方した患者さんがあまりにもよく効くので2週間ほしいとお越しになった。噂通りセチリジンことジルテックに劣らぬ作用があるかもしれません。かなり多くの方に処方しているがデザレックスはまだ実感がわきません。漢方薬では葛根湯辛いせん芎が飲める子供は多い。せり科の川芎に子供は強い。

意外と軽い今年の花粉症

ことしは花粉症がひどくなるのではないかと予想されたが姫路では軽症です。目が真っ赤なアレルギー性結膜炎のお子さん、ほっぺが真っ赤なスギ花粉皮膚炎の患者さん、花が詰まって眠れなかったアレルギー性鼻炎の患者さんがいないことはないが少ない。昨年も姫路は花粉の飛散が少なかった。世界遺産姫路城マラソンを見に行っても花粉症はほとんど出なかったようです。六甲山系の西宮や芦屋で測定したデータをNHKは花粉情報として流している。昨年スギ花粉の時期の姫路でのアレルギーの薬の処方は少なかった。今年も漢方薬単独治療でもアレルギー性鼻炎の眠くならない治療は可能なようです。昨年お薬が残っており受診しない人もおおい様です。医療機関に来れない人のためにアレグラFXに滋賀県製薬からOTCのジェネリックも登場している。アレジオンもOTCのジェネリックが小林製薬から登場した。ナゾネックスのようなお高い薬が本当にいるのかどうか?花粉飛散を見守らないといけない。ビラノアがほしくて来ましたという方が一人お越しになりました。すごく効いたそうです。うわさ通り立ち上がりが早いのでしょうか。毎日漢方薬とアレルギー尽くしの診療です。今週末は東京遠征です。土曜日は最大2時間待ちになり外来を受診された方には大変ご迷惑をおかけしました。今週は東京眼科アカデミーですので土曜日はなるべくお越しにならないでください。

アレルギーの話

姫路市薬剤師会でアレルギーのお話を4月にさせていただくことになりました。私にできるREALWORLDの話といえば舌下免疫療法、エピペンとアナフィラキシーそして新しい第二世代抗ヒスタミン薬のお話が中心になります。あとは春季カタルや漢方薬の話でしょうか。公民館で一般の方へのアレルギーの話は多く数をこなしてきましたが薬剤師会となるとアレルギーにお詳しい医療機関の門前薬局の薬剤師さんからの質問が怖い。というもの先日参加したメーカー主催のアレルギーの講演会で皮膚科耳鼻科の演題に対してガンガン質問したのは薬剤師の方でした。受付で皮膚科・耳鼻科・内科とあり一番隅にその他とあった、私はその他です。その他とは失礼と思わないのかと他のメーカーさんにお話ししたらおっしゃっていました。私だけではなかった、やはりその他との良い気持ちがしない。私は眼科と記載したが薬剤師さんがお二人芳名録に記載しておられた。全国に20人多く見積もり30人しかいない眼科専門医を有するアレルギー専門医はminorityです。

潰瘍性大腸炎と青黛(せいたい)

潰瘍性大腸炎の漢方治療は何度も聞いたが青黛を教えていただいたのは患者さんの声でした。せいたいは青黛と書きます。せいたいは保険適応外ですが潰瘍性大腸炎にとても有効だそうです。従来なら補気・理気・活血ですが青黛が聞くそうです。500Gで栃本天海堂のもので7000円から8000円とかなり安くなっています。ところが日本東洋医学会からMAILが届きせいたいで肺高血圧が起こる可能性があるとのことです。平成28年12月27日付なのになぜ土曜日に来たのかわかりません。せいたいは本来染料ですが潰瘍性大腸炎にはとてもよく気とのうわさでした。しかも効果ではありませんでした。

口がかゆい

舌下免疫療法を導入する口がかゆくなる人がかなりおられる。口がかゆくなることはスギのシダトレンでは少ないと思っていましたが結構ある。花粉症がある種の食べ物と関係して口がかゆくなるアレルギーをOASとかPFSとか呼んでいる。ダニアレルギーの舌下免疫療法はめっちゃくちゃかゆくなる。だからうまくいかないと思っていました。ところがダニアレルギーの舌下免疫療法の薬が二つになりさらに私の中でそれなりにイメージができてきました。若い人ほど口の中がかゆくなる、ゆっくり増量するダニも一気に増量するダニも低用量も高用量も口の中はかゆくなると思って間違えない。口がかゆくないといわれるまでは14日処方するくらいの根性がいる。最近の若いモンはといつの時代も言われるが舌下免疫療法においても最近の若い者は続かない。3月が「なくなれば」スギ花粉症の方の人生が変わる。そう思って頑張らない方が増えている。口内炎と抜歯の時はシダトレンをしないでくださいねと言ってもシダトレンを休薬しない人もいる。私のブログはREALWORLDです。第一三共エスファのAUTHORIZEDGENERICの話にはびっくりした方が多いと思います。オルメテック、ミカルデス、ミコンビ、ミカムロそしてクレストールみんなまとめてAGとして面倒見るとは太っ腹です。これからそんな時代です。全く同じジェネリック品が日本でも標準になりそうです。

デイレグラ

糖尿病の薬については熱心だがデイレグラ錠については全く訪問がなくあまりよく分かっていませんでしたが本社の方にいろいろ教えていただきわかってきましたこういう活動が活発になるといよいよMR削減が行われることになると思う。緑内障薬を持つ某社は韓国にMRはほとんどおらずインターネットで情報提供しているとのことでした。プソイドエフェドリンはデイレグラ4錠で240mg、OTCで最もオイパブロンで180mg配合されているそうです。ベンザブロックでは135mg配合されているそうです。プレコールには120mghaigousareteimasu.最近ではビラノア錠が空腹時服用になっていますがデイレグラも同じです。そういえば漢方薬も食前または食間です。DEPATURE STUDYでは8週間を超えて観察できた方が30パーセントおられるそうです。ディレグラは天然のロウに包まれています。老は水には溶けませんので便にカプセルが排出されることがあります。デイレグラはなぜ4錠になっているかはプソイドエフェドリンは覚醒物質なので10パーセント以下に抑えないといけなことによるそうです。

アレルギーの話

4月にアレルギーの講演を薬剤師会でしてほしいと依頼を受けました。アレルギーならなんでもよいようです、私にできるのは舌下免疫療法、エピペン、珍しいアレルギーの話、そして漢方薬の使用経験、そして新しい第二世代抗ヒスタミン薬について位です。あとはアレルギー性結膜炎のお話です。アレルギー性結膜炎といっても特に新しいお話はありません。新しいはなしといえばダニとスギの舌下免疫療法について、そして今続々と登場している新しいアレルギーの内服薬です。ビラノア、デザレックスそしてさらにはデスロラタジンの前駆物質のルパタジンの3つがあります。田辺三菱製薬のルパタジンつまりデスロラタジンの前駆物質はまだ市場には出ていません。デスロラタジンが日本でも使えるようになった今なぜタリオンの後継商品が出るのか意味深です。ビラノアと同じスペインから導入されるみたいです。ビラノアとデザレックスをどう使い分けするか?14日しか処方できないのも大変です。さらに来年はルパタジンが入ってくる。田辺三菱製薬はタリオンの特許切れでAGもいつでも販売できるようです。AGのSANIKよりもEEがフェキソフェナジンでは売れているらしいびっくりしました。

花粉頼み

花粉頼み風邪頼みという言葉を聞かれたことはありますか。税理士さんがお書きになっていました。要するに2年連続スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散が少なく経営に影響したということです。私の守備範囲は広い、ふつうの眼科、アレルギー、漢方診療、生活習慣病、大人の予防接種、特定健診などです。花粉症頼みから脱出したが無理なようです。注腸検査の経験3000例といっても今はできない環境です。寒い日が続きますが目がかゆい鼻がむずむずというy患者さんがいらっしゃる。スギ花粉の舌下免疫療法シダトレンの中間報告でそれなりに有効との報告が載ってました。寒いとコンタクトレンズ、内科領域の患者さんの割合がが増え、予防注射そして漢方診療の患者さんが多く乾燥するので皮膚科もそこそこ眼科の患者さんが少ない。ダニアレルギーの舌下免疫療法は難しい。副作用が3人に2人も出る。ただこの副作用は防ぐことができる。医師が慎重になれば防ぐことができるものです。体質改善がしたいとよく言われます、メルスモンやラエンネックのプラセンタでも漢方薬でもないアレルギー体質の改善は舌下免疫療法です。