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アレルゲン免疫療法

もともと減感作療法と呼んだものをWHOがアレルゲン免疫療法と名付けたと湯田先生のご講演で知りました。ワクチンと名付けたのもWHOだそうです。治療効果と予防効果を有するのがワクチンです。私もダニの減感作療法では苦労しています。やっと2例目の患者さんにダニの舌下免疫療法が継続しそうです。ユタ先生の講演の中で舌下免疫療法を進めべきは12歳を超えた若い人、さらには妊娠の希望がある女性だそうです。高校受験・大学受験はスギ花粉の飛散がみられる3月です。女性は妊娠中授乳中に抗アレルギー薬を服用することを嫌がります。それならスギやダニの舌下免疫療法を行い体質改善を行うべきです。今のお薬で満足な方には縁がない治療それが舌下免疫療法です。わたくしのところで舌下免疫療法をなさっていた赤穂と加古川の患者さん地元でもできると転医されました。変わってお若い方が舌下免疫療法にチャレンジなさっています。MEIJISEIKAPHARMAの新薬ビラノアは結構処方しています。世界で使われるデスロラタジンことデザレックスですがMSDから杏林製薬に発売元が移りました。効果はどうなんでしょう。湯田先生の講演のONDEMANDは21時で終わってしまいました。

舌下免疫療法

今年も残すところ1カ月です。舌下免疫療法もスギは12月いっぱいで新規の舌下免疫療法の導入を控えることとなる。ダニもスギ花粉症がある人にはスギの花粉飛散期には新規導入を控えるようにとの話もある。ダニは新規導入の薬が増える時に何かと問題があり医時期に至らない患者さんがある。先週はデイレグラの講演会の中で大学の先生に舌下免疫についてお話を聞き今週はSIONOGITVでユタ先生に舌下免疫療法の話を聞いた。2015年始めて前向き研究でチモシーとブタクサを同時に舌下免疫療法で治療した報告が海外から出たそうです。しかし日本ではまだすぎとダニの舌下免疫療法を同時施行するのは時期尚早のようです。私のところで認可当時からスギ花粉の舌下免疫療法をなさる方のお一人が山へ行っても同もないなおっとんちゃうか?と期待感いっぱいで語られている。11月にスギ花粉が飛散するのは常識となっている。趣味の山歩きでも同もないそうです。認可当初から遠く市外からお越しの患者さんのお一人が軟便になった、今振り返ると意外とおおい副反応です。吐き出し法で改善しました。吐き出し法も飲み込み法も血液中の濃度は変わりないそうです。勉強したことをブログに的るのが忙しすぎて最近、書くことができません。

アシテアダニ舌下錠のWEB講演会

アシテアダニ舌下錠を用いた舌下免疫療法についてのWEB講演会をなめるように繰り返し見ました。私のアシテアダニの治療成績が悪い原因がわかりました。スギのシダトレンはほぼ100パーセント継続しているのになぜアシテアダニ舌下錠の舌下免疫療法がうまくいかないかわかりました。初回投与で60~70パーセントの一番は副作用が出る治療を副作用が少ないスギと同じ土俵で考えていました。まずは副作用の多さを患者さんに前もってお話できていませんでした。スギに比べて難しいと表現していました。抗アレルギー薬のプレメディケーションを怠っていました。最初は十分量の抗アレルギー薬を投与すべきところを投与していなかった。この二つが私のアシテアダニの治療成績が悪い原因でした。先週はNEW ENGLZAND JOUNAL OF MEDICINEの赤い肉アレルギーとセツキシマブアレルギーの相関についての論文を医師会の抄読会で読みさらにはWEBでアシテアダニ舌下錠を用いたについて新しい知見を得ました。抄読会はうまく日本語に訳せないところが多くドキドキでしたが勉強になったとほめていただきました。

授乳中の舌下免疫療法

妊娠していることがわかって居るなら舌下免疫療法は始めてはならない。すでに妊娠前からしている舌下免疫療法は続けても良い。市外からお越しの方がみんな続き地元の人々は続かない不思議な治療が舌下免疫療法ですが市外からお越しの方が地元で続けたいとおひとり他院にいかれました。東京のホテルニューオオタニで最後の秋のアレルギー学会終了後18時まで受講したのは何だったのかという気もします。ダニアレルギーに対する舌下免疫療法は少しスギとは異なり慎重でないといけないようです。ほとんど離脱がないスギとは異なりダニの舌下免疫療法は医師の前で行う初回で63パーセントの副作用が起こります。10月5日の夜抄読会でアシテアダニ舌下錠の講演を聞き逃したがさっそくONDEMANDが放送されている。副作用が多いダニの舌下免疫療法はあらかじめアレルギーのお薬を渡してこれを服用してもダニの免疫療法の治療には邪魔しませんといった内容を伝えるそうです。私の今までのダニアレルギーの成績が悪いのは抗アレルギー薬を予防的あるいは余分に処方していなかったことになるようです。スギはみんな継続するがダニがなかなか継続しないという悩みはこれで終わるでしょうか。

抄読会

抄読会ってわかりますか?抄読会は医師が交代で主に英語の論文を読んで討論することです。抄読会に似た言葉に抄録というのがあります。昭六は講演の要旨をまとめた文章です。医師会の委員会でアレルギーに関るものなら何でもよいから論文を呼んで来いと言われて3カ月たちました。台風接近の今日が抄読会でした。、医師会の委員会で今日がその日でした。NEW ENGLAND JOUNAL OF FMEDCINEから糖鎖抗原αGALについての論文を読みました。糖鎖抗原αGALをたどっていくと面白い。四つ足動物つまり豚や牛、REDMEETつまり豚肉牛肉アレルギーはそれ自体3から5時間経過してから起こることが多い。REDMEAT ALLERGYは血液型のABO型とも関係する。AB型とB型には少ない。カレイの魚卵アレルギーとも大きく関係する。まだに咬傷とも大きく関係する。まだには噛んだ時痛くならない物質を保有しています。だからかまれた記憶がない人が多い。ちいき的にはマダニの分布と大きく関係する。これらのアレルギーとセツキシマブアレルギーは大きく関係します。セツキシマブは今後使用量が増えるであろう抗がん剤です。大腸がんや頭頚部癌で使われます。姫路市におけるアレルギー診療の中心となる医師からためになったよと言っていただきとてもうれしい。

牛にくallergyとαGAL

αGALとはいったい何者か?以前緑内障薬を販売するO社にいた人が本社に行ったはずがallergyの検査試薬の会社にいた。今年のアレルギー学会で再開した。そして私も5000円寄付した日本allergy協会の講演会を案内していただき拝聴した。そこで売り出し中の島根大学皮膚科行使の講演を聞き感動した。牛肉allergyは頭頚部癌や大腸がんの抗がん剤のセツキシマブアレルギーと大いに関係する。講演会で紹介されたNEW ENGLAN JOURNAL OF MEDCINEの上記内容の論文を日々読んでいます。来週水曜日発表します。赤い肉例えば羊肉、牛肉、豚肉にアレルギーが出る人はその目で見ればいる。鶏肉は赤い肉には入りません。ただ時間的に数時間経過する場合が多いので見落とされている可能性がある。日本では保険適応なく普通は測定できないαGALが牛肉allergyとセツキシマブアレルギーの共通糖鎖抗原です。さらにはまだに咬傷がこの病態の本質です。そしてダニを運ぶ犬を飼う人、血液型がBまたはO型の人は共通糖鎖抗原を有しているので発症しやすい。カレイの魚卵アレルギーがある人も危険ただしCAPRASTで測定できるのはカレイそのものだけで魚卵はPRICKTESTを行う必要がある。島根大学皮膚科を受診すべき人はかなりおられるはずです。明日はポートピアホテル、昨日は日航ひめじ、そして水曜日は抄読会。忙しいです。

アナフィラキシーショック

9月になりエピペンの処方を希望する人が増えている。9月になり八の抗体価の検査がとても多いです。エピペンで助かる命なら助かってほしいと思い検査をしています。昨日は台風の中神河町や波賀町からお越しでした。オオスズメバチが怖い。11月ごろまで怖い。わかりにくいところ、隠れたところに巣を作るからオオスズメバチは余計に他のスズメバチより怖い。倒木の下などに巣があるとだれも思わない。アシナガ蜂はスズメバチと交差している。アシナガ蜂は庭木に巣を作る。蜂に刺されてアナフィラキシーショックに出会ったら何をするか?学校医をしているところでエピペン講習会を教職員の方対象に行っているが迷ったら打ってくださいとお伝えしています、あるいは打たずに後悔するなら打って後悔する方がましともお伝えしています。蜂の抗体があるか調べてほしいとお越しになる。アシナガ蜂、ミツバチ、スズメバチの3つを普通は測定します。日本では許可なく輸入が必要な蜂の減感作療法は一番近くでどこでしているのでしょう。最近、急に蜂の抗体検査とエピペンの処方が増えている。山に行くときは黒い服を着ないことが大切です。エピペンは冷所保存ですが冷蔵庫保存ではありません。エピペンの期限は1年余りです。

どこののMRさん

○○○○ンの女性MRが来た。弔意を表明することもできない。悲しいMRです。シダトレンは最近どういう人に使いましたか?このMRさんできたら担当を変えてほしい、不愉快です。○今日大学の医学部ってバカですよねとか平気で私に語り掛ける、私も同じ私立の大学です。彼女はプレゼンテーション力が秀でているらしいが弔意を表明することができないのは人間として最低です。今回の葬儀に当たり最低のMRやMSをたくさん見た。私にあいさつができないMRやMSと取引があるかは別問題です。売り上げ至上主義を実感した。どうしようもないがどうすこともできない。今日来た男性MRさん葬儀にもお越しいただきました。いろいろ弔意を示す言葉をいっぱいいただきました。ここらが年の功です。まずは人間力です。それがいきなり○○○○ンをご新規で使っていただいてどんな人に使ったか教えてほしいとは新人類MRさんには困ったものです。かなりの製薬メーカーンの東京の本社も私のブログをチェックしている。今日の夕方調剤薬局と合同でWEB講演会を楽しみました。ちょっと気分転換になったかどうか?個性的なMRさんです。

ラテックス

LATEX-ALLERGYが増えています。医療従事者では10パーセントという数字もあります。感染症対策のSTANDARDPRECAUTIONで医療従事者手袋をすることが求められている。良いことばかりではありません。LATEX-FRUITS ALLERGYはLATEXにアレルギーがある人がトロピカルフルーツに反応することです。LATEXのアレルギー検査でHev b 6.02というコンポーネントが注目されています。LATEXとHeb6.02を両方調べたら感度とは病気の人が例えばキットで陽性になる確率、特異度とは健康な人がキット陰性になること。感度と陽性的中率は異なるそうです。病人が検査で陽性となる確率を感度と言います。感染症を重視するとアレルギーが増える。TH1サイトカインとTH2サイトカインにはあまり介入しないほうが良いかもしれません。好酸球を上昇させるのは寄生虫とアレルギーです。過度な清潔志向はやめたほうが良い。子供がいれば汚いのには慣れっこ。クリニックでも子供さんが帰った後は・・・・。

アシテアダニ舌下錠

父親が亡くなったからと言って休んでおれません。どちらのダニ舌下錠が良いとすれば患者さんが1カ月処方可能な製剤を選ぶのはもっともです。お盆が終わりダニアレルギーのお若いお二人を新たに導入しました。一人は喘息と言われたことはないがダニ単独感作で喘息が強く疑われる方です。しかし保護者は喘鳴は効いたことがない方です。私の目の前ですでにおかしなことが起きなのでうがいをしていただき飲み込み法ではなく掃き出し法で続ける様に指導しました。もう一人はペットアレルギーとダニに感作されている方でした。ダニアレルギーは陽性ですが喘息はありませんでした。姫路で減感作療法を古くからなさっている医師お二人に別々の機会にいろいろとダニアレルゲンについてお話を伺いました。ダニのアレルゲン増量期は危険だそうです。ちょっとでも喘息の既往があれば喘息がコントロールできなくなることがあるようです。2週間後患者さんは元気にお越しでしょうか。今年は蒸し暑くダニアレルギーが多いと思います。